ATAMブログ

2021.05.01

5月の授業:君の大好き総選挙!ポスターを作ろう!

「ぜんぶ雪のせいだ。」と言えば、あのポスターをイメージするのではないでしょうか。
もう何年も前の広告ですが、不思議と覚えています。

良いポスターとはどんなポスターでしょう。印象に残るポスター?メッセージ性の強いポスター?

今回は「君の大好き総選挙!」をテーマに、良いポスターをデザインしていきます。
ポスター作りを通じて【社会で生きていくチカラ】を育んでいきます。

《君の大好き総選挙!》

  • ファンを増やそう!
  • 縦と横の構図を決めよう!
  • 背景の色を考えよう!

誰でも一度は見たことのあるポスターですが、今月の授業では、好きなものをテーマとしてポスターを作ります。
題材だけ聞くと、絵を描いて、キャッチコピーを置いて、完成・・・
と簡単に想像してしまいますが、実は、良いポスターを作るのは非常に難しいです。

そもそも、良いポスターとは何なのでしょうか。
「良い」とは非常に抽象的で、ひとによって解釈が変わってしまいます。

絵と文字だけで鑑賞者に語りかける

そこで、ポスターの目的までを考えると、ポスターとは「視覚的な広告・宣伝媒体」です。

あくまで、広告・宣伝媒体なので、鑑賞者に行動を促すのがポスター本来の目的です。

そのため、鑑賞者の行動を変えられるのが「良いポスター」です。
必ずしも、作品のキレイさ、バランスだけが評価されるとは限りません。鑑賞者の感情変化がポイントです。

つまり、ポスター作りとは作り手と鑑賞者のコミュニケーションです。
作り手は絵と文字だけで鑑賞者に語りかけます。これほど難しいコミュニケーションは他にはありません。

さて、子どもたちはどういうポスターで、語りかけてくれるのでしょうか。

身に付くチカラ

「オリジナルキャラクターを作ろう!」を通じて、アタムアカデミーではこんなチカラを身につけて欲しいと考えています。

  • 協同性

    共通の目的をもって話し合ったり、役割を分担したりして、実現に向けて力を発揮しやり遂げるようになります。

  • 生命尊重、公共心等

    ポスター表現を通じて、友達同士で目的に必要な情報を伝え合ったり、活用したりするようになります。

  • 豊かな感性と表現

    友達同士で互いに表現し合うことで、様々な表現の面白さに気付いたり、友達と一緒に表現する過程を楽しんだりできます。

自分の描いたポスターを見て、第三者はどのように感じるか。
自分の作品を客観視するメタ認知も求められています。

鑑賞者の感情変化を想像することで、子どもたちの心も成長してくれれば嬉しいです。

少しイジワルな課題

今月の課題は少しイジワルです。大人もぜひチャレンジしてみてください。
想像よりも少し難しいと思います。

それでは、何が難しいのか。

マーケティング関連のお仕事をされている方にとっては当たり前ですが、
今回の課題では、鑑賞者が誰なのかの設定(=ペルソナ)がないのです。

たとえば、アタムアカデミーのポスターを描く場合、デジタルイラストに興味のあるひと向けと、初めてデジタルイラストを知るひと向けのポスターでは、ポスターに載せる内容が違ってきます。

また、先生に向けたポスターなのか、友達に向けたポスターなのか、知らないひと向けか、鑑賞者との関係性によっても内容は変わります。

鑑賞者とのコミュニケーションが大事と説明する一方で、誰を鑑賞者とするかは子どもたちに委ねています。
ここに今回の課題の難しさがあります。

良いポスターを作るには、鑑賞者をしっかりと設定して、鑑賞者の感情を見る必要があります。
やはり、鑑賞者の定まっていないポスターは、どこかピントがぼやけてしまいます。
コミュニケーションは、相手がいて初めて成立するのです。

誰に対して、何を伝えて、どう行動を促すか。
大人の世界のマーケティングの仕事でも通じる内容です。
アタムアカデミーでは、子どものうちから、相手の視点で考える訓練をしていきます。

今月も子どもたちの挑戦が楽しみです^^

今月の課題資料

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