ATAMブログ

2020.12.28

1月の授業:キャラクターを作ろう!

2021年の最初の授業は「キャラクター作り」です。
みなさんも、子どものころ、授業のプリントやテストの回答用紙の余白に、オリジナルキャラクターを落書きした経験はありませんか?

私も、実は作ったことがあります。
自分のオリジナルキャラクターには愛着があるので、大人になっても何となく覚えています
(お恥ずかしいレベルで公開できないのですが…)。

2021年1月のアタムアカデミーでは、大人も馴染みのある「キャラクターを作ろう!」を題材として、「協同性」「言葉による伝え合い」「豊かな感性と表現」といった、子どものうちに身につけておきたい【社会で生きていくチカラ】を育んでいきます。

《オリジナルキャラクターを作ろう!》

  • 身近なものを
    観察しよう!
  • 特徴をデフォルメ
    しよう!
  • 目や輪郭でキャラクターを
    表現しよう!

キャラクター作りの素材は、身の回りの「面白いモノ」です。
子どもたちには、キャラクター作りの素材を自由に探してもらいます。

身近なものから「面白い」を探す

興味深いことに、子どもたちが面白いモノを探すときは、ほとんどの場合、家の中を探し回り始めます。

私たち大人は、自分の家に面白いモノなんてないと思っていますが、子どもたちの視点は非常に独特で、「え?」とびっくりしてしまうようなものまで、面白いモノとして集めてきます。
実は大人が気づいていないだけで、私たちの身の回りは面白いモノで溢れているのです。

ぜひ、子どもたちが持ってきた面白いモノについて「どこが面白いの?」「どこからそう思ったの?」と聞いてみてください。

自分がなぜその素材を「面白い」と感じたかを説明することは、子どもたちにとっても質の高いコミュニケーションです。
自分の感覚、感情を言葉で表現するのは非常に難しく、もちろん、はじめはうまく説明できません。
しかし、練習していくうちに、徐々に表現できるようになってきます。

そもそも、私たち大人が気づいていない面白さに、子どもたちは気づいています。
子どもとの対話の中で、ぜひ子どもたちの着眼点を褒めてあげましょう。

身につくチカラ

「キャラクター作り」の授業を通じて、アタムアカデミーではこんなチカラを身につけて欲しいと願っています。

  • 協同性

    身近な人を観察する体験を通じて、いろいろな友達と積極的にかかわり、友達の思いや考えなどを感じながら行動するようになります。
  • 言葉による伝え合い

    観察したもののイメージや考えを言葉で表現しながら、キャラクター作りを通して言葉の意味や役割を認識するようになります。
  • 豊かな感性と表現

    身の回りの生活の中で、美しいものや心を動かす出来事に触れ、イメージを豊かにもちながら、楽しく表現するようになります。

アタムアカデミーでは、イラスト教室としてイラスト技術はもちろん身に付けていきますが、それ以上に【社会で生きていくチカラ】を身につけて欲しいと思っています。
キャラクター作りの経験を通じて、子どもたちの日常生活が自分のキャラクターで溢れ、キャラクターをきっかけに、家族・友達の間でコミュニケーションがどんどん増えていけば、と願っています。

キャラクター作りを通して

大人は誰しも、一度はキャラクターをノートに書いています。この授業を通して、親子間でもキャラクターの発表会を行ってみても面白いでしょう。

さて、今回の「キャラクター作り」で特に興味深いのは、同じ題材(例えば、えんぴつ、消しゴムなど)を選んでも、子どもによって出来上がるキャラクターに大きな違いがあることです。

この違いはどこから来るのでしょうか?

ひとりひとりが抱くイメージを形に

例えば、もし、「先生」をテーマにキャラクターを描くとしたらどんなキャラクターを描きますか?
怒っている先生を描く人もいれば、優しい先生を描く人もいるでしょう。

これは、描き手と先生との関係性によって変わってくるのです。
怒られた経験の多いひとは怒っている先生を描き、優しくされた経験の多いひとは優しい先生を描きます。

キャラクターとは、描き手と素材との関係性のデフォルメです。
きっと、キャラクターを描くときに、先生との思い出を頭に浮かべながら描くではないでしょうか。

キャラクターのデザインを見て、子どもとキャラクターとの思い出や関係性を想像できるのがキャラクター作りの醍醐味です。

子どもたちはどんなキャラクターをどんな風に描きましたか?
ぜひその思い出について一緒に話してみてください^^