ATAMブログ

2023.06.23

sketchbookで表現する材質別の光沢表現(宝石・金属・ビニール)

今回は、sketchbookで宝石・金属・ビニールの光沢を表現する方法について説明するよ!

特に、宝石の描き方で紹介する方法は、「グリザイユ画法」という方法で、まず白黒でイラストを描いたあとに色を付けていく方法だよ!

グリザイユ画法を使えば複雑なイラストでもカンタンに描けちゃうから、ぜひチャレンジしてみてね!

 

目次
グリザイユ画法で宝石の光沢を描こう↓
sketchbookで金属の光沢を描こう↓
sketchbookでビニールの光沢を描こう↓

 

 

グリザイユ画法で宝石の光沢を描こう

白黒をベースに宝石の下地を描こう!


まずは白黒をベースにして、スケッチブックで宝石の下地を描いていこう!

灰色の明るさを50に設定して、好きな宝石のシルエットを描いていこう。
全部で5回に分けて塗っていくので、この段階では、おおざっぱに形をとれれば大丈夫だよ!

 

レイヤーの左下にあるカギのマークから透明度をロックして、さきほど描いたシルエットから色がはみ出さないことを確認しよう。

透明度をロックできたら、先程の灰色より少し暗い灰色をつかって、宝石の少し暗めなところをぬってみよう。
このとき、宝石の特に明るい部分との境目をしっかり描いておくと、あとで描きやすいよ!

 

つづいて、宝石の暗い部分にさらに暗い灰色を足していこう。
エアブラシを使って所どころぼかすと、リアルになるよ!

 

今度は、最初に塗った真ん中の灰色よりもやや明るい灰色を使って、宝石の明るい部分を追加していこう。

 

最後に、一番明るいところ(ハイライト)を白で描き足せば、宝石の白黒イラストが完成するよ!

 

sketchbookで宝石に色を付けていこう!

宝石の白黒イラストのレイヤーの上に、新しいレイヤーを作ってブレンドモードをオーバーレイに設定しよう
オーバーレイの設定ができたら、上の画像のような色で塗りつぶして、下地を塗ろう!

 

さらに新しいレイヤーを作って、オーバーレイを重ねて宝石の鮮やかな色を表現しよう!

 

同じ2回目のオーバレイレイヤーにかきこんでいこう。
明るいところや暗いところをざっくりかき足すだけで、キレイになるよ!

 

描き足したところをフツウのレイヤーにかえてみると、こんな感じになるよ。

 

スケッチブックのエアブラシで輝きを足そう

まだまだキラキラが足りない!と思ったら、新しくハードライトレイヤーを作って、エアブラシで輝きを足そう。
ハードライトは、オーバーレイと同じブレンドモードの1つだよ。

 

これで光沢のある宝石が描けたよ。
グリザイユ画法は、なかなかタイヘンだけど、ひとつひとつ色をかきこむより、ずっとカンタンにふくざつなキラキラがかける方法だね。

 

アタムアカデミー関連記事はこちら
ブレンドモードで影と光の付け方 - イラストアプリ sketchbook編 
効果的にツールを使った光の演出 - イラストアプリ sketchbook編
簡単にできるアニメ塗りの方法 - イラストアプリ sketchbook編

 

sketchbookで金属の光沢を描こう

ベースとなる金属のベース色を塗ろう!

まずは金属のベースになる色をスケッチブックの塗りつぶしツールで塗っていこう。

今回は、金色の金属を表現したいのでベースは薄い黄色で塗ったよ。
金属の面ごとにレイヤーを分けると露塗りの時に塗りやすくなるよ!

銀色にしたいときはグレーを使ったり、金属の色に合わせてベースとなる色を変えてみてね!

エアブラシを使って金属の影をつけよう!

次は金属の表面に影をつけていくよ!

金属の両端あたりにベース色より濃い茶色で影をつけていくよ!このとき、透明度を保護を使うとはみ出さずに綺麗に塗れるよ!

左側の円柱はまっすぐなので、スケッチブックの定規ツールを使って影が直線状に入れていこう!

金属の影が塗れたら、中心付近をスケッチブックのエアブラシでぼかしていこう。
金属の表面は曲がっているのでくっきりとした影にはならないんだ。

次にさらに濃い影で塗っていくよ!さっきの影のふちを残しながら塗っていくイメージだよ!

最後に金属の濃い影を入れていこう。

この影は広く入れずに、一部にアクセントくらいの気持ちで入れよう。
二番目に濃い影を塗った所のキワのところに入れるとより金属らしくなるよ。

スケッチブックのレイヤー機能を使って金属の光を入れよう!!

最初に塗ったベースの色が明るいので、今のままでも光って見えるけど、ここからさらに金属らしい光沢を描き込んでいくよ。

色をとても明るくしてくれるレイヤーブレンドのグローを使って、金属の光を描いていこう。

ベースの色が残っている部分と、光が当たっている上の面に、ベースの色と同じ色を使ってエアブラシで光を入れたよ。
これで、スケッチブックを使った金属の光沢表現の完成だよ!

sketchbookでビニールの光沢を描こう

ここからは、ビニールの光沢の描き方を説明するね。
ビニールといってもたくさんの種類があるから、描くときは必ず見本にする画像を用意しよう!

 

今回は、サンプルとしてこのイラストを使っていくけど、みんなも好きな人物イラストを用意してね!

レイヤーを使って人物イラストにビニールをかぶせよう!

ここからビニールにおおわれた所が少しだけ暗くなって見える様子を表現していくよ。

スケッチブックで人物イラストの上に新しくレイヤーを作ったら、そのレイヤーを選択して、「ブレンドモード」をタッチしよう。

 

スケッチブックのブレンドモードメニューの下にある「ハードライト」をえらんでね。

 

この画像のように暗くて、できるだけ彩度の低い色をつかって、ビニールでおおいたいところをぬってね。

 

スケッチブックでビニールの光沢を描き込もう!

レインコートの形が決まったら、ビニールの光を反射している部分をかいていくよ!

さっきのハードライトのレイヤーの左下にある、カギのマークを押して透明度をロックしてね。

そしたら、この画像みたいに、前に塗った色より少し明るい色で、明るくなっているところを塗ってみよう。

 

モノにもよるけれど、ビニールはつよく光を反射することが多いから、まっしろのハイライトをいれたよ。
みんなも見本の画像を見ながら、理想のハイライトを入れてみてね!

ビニールは色々なモノがあるし、色もかわったりするから、ハードライトレイヤーやハイライトの入れ方をかえてみたりしながら、イメージ通りのビニールをかいてみてね!

 

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