2021.08.17
初心者も簡単!手のイラストの描き方の基本を学ぼう
今回は、イラストを描くときに難しい!と感じやすい「手」を描くコツを、デジタルイラスト初心者向けに紹介するよ!
手を正確に描くことができるようになると、人物画や静物画など、よりリアルで迫力のあるイラストを制作することができるようになるよ。
手のイラストを描く事前準備
スケッチブックアプリを開いて、「新しいスケッチ」から、手のポーズを描くキャンバスの大きさを自由にえらぼう。
キャンバスの作成ボタンを押したら、手のポーズのイラストを描いていく準備の完了だよ!
「パー」ポーズの手の描き方
アタリの描き方
まずは「パー」のポーズの手から描いていくよ。
手の形をいきなり正確に取るのは難しいから、まずは「アタリ」を描いていこう。
好きなペンを選んで、太さを大きめに設定したら、手首の形から描いていこう。
手首から少しつぶれた台形の形を描いていくよ。
親指だけ他の指とは違う方向を向いているから自分の手を見て確認してみよう。
人差し指から小指までは、まとめてアタリを描いてしまおう。
指の全体のアタリを取った後に、1本ずつ指を描くと形がとりやすいよ。
関節を描くときは、中指の角度が一番高くなるように線を引いていくと、手が自然に見えるよ。
今回は、指と手のひらと手首を色で分けて、パーツの違いを分かりやすくしてみたよ。
「手は大まかに分けて3つのパーツに分かれている」ということだけ覚えておくとバランスが取りやすくなるよ。
ペン入れの描き方
次はペン入れをしていくから、アタリを描いたレイヤーの他にもう1枚、新しいレイヤーを出してね。
今回は、太い線や細い線を自由に表現しやすい「万年筆」を使って描いていくよ。
アタリで取った線を参考にしながら、パーの手のペン入れを描いていくよ。
指の「はら」の部分は丸みをつけて描いていくと、手のやわらかさを表現できるから、注目してみてね。
手首の部分や関節のシワを描いてリアルにしてみよう。
「グー」ポーズの手の描き方
アタリの描き方
基本的なアタリの取り方は「パー」と同じ方法で、「グー」を描いていくよ。
手首を描いてから、手のひらの形を描いて、指を親指から描いていくよ。
指の形は大まかに取ってから、一本ずつに分割していこう。
手首・手のひら・指のパーツごとに、色を分けて分かりやすくしてみたよ。
ペン入れの描き方
グーのポーズのペン入れをするときは、新しいレイヤーを一枚追加してアタリの上から描いていこう。
握り拳は、手に力が入っているポーズだから、手のひらにたくさんシワが集中するよ。
親指だけ横に指が曲がっていて、他の指とは曲がる方向が違うから気をつけてね。
人差し指から小指は、最初は関節の部分をつなげて一度に描いてしまおう。
アタリのレイヤーを消してみれば、ある程度、大まかなペン入れでも「グー」の形に見えるから大丈夫!
「チョキ」ポーズの手の描き方
アタリの描き方
今度は「チョキ」のポーズを描いていくよ。
まずは「グー」っぽい形でアタリを描いていこう。
「グー」の形をベースにして大まかに形を取ってから、人差し指と中指を生やしてみよう。
中指に少し角度をつけるとカッコよく見えるから、試してみてね!
「チョキ」は少し複雑な形に感じるかもしれないけど、「グー」と「パー」に分解しながら描いてみるとカンタンに描けるよ。
手首・手のひら・指で色を分けて分かりやすくしてみたよ。
ペン入れの描き方
ペン入れをする時は、影になる部分を少し太めに線をかさねるとメリハリが出るよ。
指からチラッと見える爪のウラがわを描くと、グッと絵の魅力がアップするから、チャレンジしてみてね。
手のポーズ以外でも、基本の形の取り方がわかると、複雑なポーズもどんどん描けるようになってくるよ!
最初は考えすぎず、対象物のアタリを大まかにゆったり描いてみるのがオススメだよ。
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