2021.09.20
【初心者向け】ipadイラスト上達講座 キャラクターの表情の描き方 【小学生から描ける】 - デジタルイラスト講座
今回は表情の描き方を紹介するよ。
うれしい、かなしい、いかり、おどろきの4つの感情を一緒に描いていこう。
それぞれの表情を描きながら、ポイントを説明していくよ。
無料お絵かきアプリのスケッチブックを使っていくから、ダウンロードして一緒に描いていこう。
まず、スケッチブックのアプリを開いてね。
「新しいスケッチ」を選択して、自由にサイズを決めよう。
作成ボタンを押したら、準備完了!
~準備~
まずは「技術的なペン」で”アタリ”をとるよ。
好きな色を選んで、正面からみた顔を描こう。
左右のバランスが難しいと感じたら「対称Y」のツールを使ってね。
顔のパーツの位置を決めるだけだから「まがお」を描いてね。
眉、目、口の場所は必ず描き込もう。
アタリが取れたら、「対称Y」を解除して、
同じレイヤーに髪の毛などをざっくりと描き込もう。
準備ができたら、ここから表情をつくっていくよ。
アタリが濃いと感じたら、「不透明度」を下げて、色を薄くしてね。
~その1 うれしい表情~
まずはうれしいときの表情を描いていくよ。
土台のりんかくをかいたレイヤーを用意して、その上に1枚レイヤーをつくってね。
特に口が大きなポイントだよ。
まずはお椀のような口を描いてみてね。
バランスが難しいと感じたら、ここでも「対称Y」のツールを使っていこう。
口の大きさで「うれしい」の度合いが表現できるよ。
つぎに目を描くよ。
にこっと笑うとほっぺたが持ち上がるから、
下のまぶたを持ち上げるようにして線を引いてみよう。
まゆは山なりに描いてあげると、うれしさがもっと伝わるよ。
仕上げに、目にハイライトを入れたら完成!
うれしいときの表情ができたよ。
~その2 かなしい表情~
こんどはかなしい表情を描くよ。
バランスが難しいと感じたら、「対称」ツールを使ってね。
かなしい顔は、目とまゆがポイントだよ。
まず、ハの字のまゆを描いて、。
つぎに目を描こう。
悲しいときは、まぶたが開き切っていないから、
上まぶた、下まぶたを少し黒目にかぶせるように描いてみてね。
かなしさの具合によって、目を閉じていてもいいし、涙をつけ足してみてもいいよ。
さいごに口を描こう。
口の両端を下げるように、小さめの山を描こう。
目のハイライトは、控えめにいれると、悲しみが伝わるよ。
泣いているときは、目の中にうるうるとした光をいれてみてね。
つぶれた丸をいくつか描いてあげるといいよ。
これで、悲しい表情が出来たよ。
~その3 怒りの表情~
怒っているときの表情を描くよ。
バランスが難しいと感じたら、「対称」ツールを使ってね。
怒った顔は、まゆと目の角度がポイントだよ。
まゆは、逆さのハの字を描いてみよう。
「みけん」を目に近づけるようにして描いてね。
「みけん」にシワを2本くらい描くと、怒ったときの険しい顔になるよ。
つぎに目を描くよ。
少しまぶたを目にかぶせて、目尻を吊り上げよう。
下まぶたをハの字に描いてね。
こうすると、ぎゅっと力を込めて怒った表情になるよ。
目のまんなかの「どうこう」の部分は小さく描いてね。
口は場面によって変えてみよう。
むすっとした顔は、口の両端を下げて、山なりの線を描こう。
どなっている顔は、大きめに、つぶれた丸を描いてみよう。
怒った表情が出来たよ!
~その4びっくりした表情~
さいごにびっくりした表情を描くよ。
バランスが難しいと感じたら、「対称」ツールを使ってね。
口や目の大きさがポイントだよ。
まず、目のりんかくを大きめに描こう。
黒目はまぶたに重ならないよう、すこしだけ小さくしよう。
目を見開くと、まゆが持ち上がるから、
まゆはアタリより少し上の方に描いてみよう。
大きく山を描くイメージだよ。
口は、だ円を描いてみよう。
大きめに描くと、びっくりした表情が表現しやすいよ。
ほっぺたの下の方に汗をひとつ描いてみてもいいよ。
びっくりした表情ができたよ!
これで、4つの表情ができあがり!
いろんな表情が描けたら、お絵かきがもっと楽しくなるよ!
自分の顔を鏡でみながら、もっと違う表情を描いてみるのも楽しいよ!
どんどんチャレンジしていこう!