2021.10.10
【初心者向け】イラスト上達基礎講座 動物の描き方 【猫のからだ編】 - デジタルイラスト講座
猫の描き方!
前回は猫の顔にチャレンジしたから、今回は猫のからだを描いてみよう!
からだは大きく分けて、「頭」「胴体(むね・おなか・腰)」「まえ足」「うしろ足」「しっぽ」があるから、
パーツごとに解説してから、それぞれをあわせて、猫のからだを組み立ててみよう!
無料のお絵かきアプリ「sketchbook」を使って描いていくよ。
分かりやすいように、横向きの状態からスタートするよ。
まずは「頭」!
前回紹介した「猫の顔」を参考にしてね。

横を向くと、こんなふうになっているよ。
猫の特徴は、短いおでこと、低い鼻。
鼻から顎の長さも短いよ。
次に、まえ足とうしろ足を見てみよう。
それぞれの違いに注目してね。
猫のまえ足は、肩からのびた足が、うしろ向きに曲がって、人間でいう「手の甲」の部分が短いよ。
うしろ足は、腰からのびた足が、前向きに曲がるよ。人間でいう「足の甲」の部分が長くなっているよ。
まえ足とうしろ足では、関節が曲がる向きと、パーツの長さの違いがポイントだよ。
猫の「胴体」や「しっぽ」はとってもしなやかで、いつもいろんな動きをしているよね。
そこも意識して、今度はそれぞれのパーツを組み立てていくよ。
それじゃあ、アタリをとろう。
まずは「頭」から、首と背中をつなげるように、「むね」と「こし」の部分の丸をそれぞれ描こう。
腰はむねよりちょっと大きめに描いてね。
頭と胴体をつなぐ、首の部分の線を引いたら、
背中側のむねと腰のあたりにゆるい山を2つ、お腹はゆるく弧を描くように曲線を引いてね。
むねと同じくらいの位置にある、「肩」から「まえ足」、腰から「うしろ足」を描いていくよ。
まえ足の肘部分までと、うしろ足の膝部分までを、胴体に重なるように描いてね。
立っているときは、指の部分だけが地面につくようにしてね。
バランスは、胴体と足の部分がちょうど同じくらいになるように描くと、キレイに見えるよ。
それぞれの足の太さにも注目してね。
まえ足より、うしろ足の方を太めにして、ちょっと力強く描いてあげよう。
自分の太ももやふくらはぎも、腕より大きいよね。
猫も同じだよ。
こうやって、動物を描くときは人間に例えると分かりやすいよ。
このパーツが、人間でいうとどのあたりかな?と考えながら描いていこう。
しっぽをつけるよ。
しっぽは波のように、ゆるい曲線を描いてあげよう。
さて、それぞれのパーツが組み立てられたら、線を描いていくよ!
毛並みに注目してね。
線は、毛並みに逆らわずに描いてあげよう。
毛の流れは、頭から下へ、うしろへ流れていくのを意識してみよう。
猫のからだが描けたね!
次に、座った猫を描いてみよう。
まえ足で立って、お尻とうしろ足をぺたんとくっつけて座っている猫を描いてみよう!
パーツをよく見て組み立てていくよ。
頭から、立っているときよりも首を縦にのばそう。
少しだけ右下に胸と肩のアタリがとれたら、
さらに右下に、腰のアタリをとってね。
肩のふくらみから、まえ足をのばしていこう。
まえ足は、立っているときとあまり変わらないけれど、
うしろ足は、くの字に折りたたまれていて、いつもは指だけで立っている状態だけど、足の裏全体が地面にぺたんとくっついているよ。
肩のふくらみと、まるい背中が特徴だよ。
さいごにくるんと巻いたしっぽを描いてね。
組み立てられたらあとは同じように、毛並みを意識して線を描いたら完成だよ!
猫が描けたかな?
パーツごとにどうなってるのかな?ときちんと見て、組み立てていくことが大事だよ。
猫の全身にチャレンジできて、いろんなポーズが描けるテンプレートを用意したから、
アタムアカデミーの公式ホームページからダウンロードして、
なぞったり、色を塗ったりして練習してみてね!
慣れてきたら、猫が楽しくかんたんにかけるようになるよ!
次回は犬を描いてみよう!
それじゃあ、またね〜!