2023.03.15
【初心者向け】リアルな猫の描き方とコツ!〜猫のからだ編〜
今回は「猫のからだ」の描き方を学んでいこう。
猫のからだは大きく分けて、「頭」「胴体(むね・おなか・腰)」「まえ足」「うしろ足」「しっぽ」の5つがあるよ。
パーツごとに解説してから、それぞれ組み合わせて猫のからだを描いていこう!
分かりやすいように、横向きの状態からスタートするよ。
立っている猫のからだを描いてみよう!
横を向いてる猫の顔を理解しよう

猫の顔は横を向くとよくわかるんだけど、おでこが短くて、鼻は低く、鼻から顎の長さも短いよ。
▼猫の顔の細かい描き方については、コチラの記事を参考にしてね。
まえ足とうしろ足の構造を理解しよう
猫のまえ足とうしろ足を比較すると、「関節が曲がる向き」と「パーツの長さ」に違いがあるのがポイントだよ。
猫のまえ足は、肩からのびた足(青色部分)がうしろ向きに曲がり、ヒザ(緑色部分)から前向きに曲がるよ。
人間でいう手の甲(黄色部分)は短いんだ。
うしろ足は、腰からのびた足(青色部分)が前向きに曲がり、ヒザ(緑色部分)からうしろ向きに曲がるよ。
人間でいう「足の甲」の部分が長くなっているよ。
まえ足とうしろ足で、関節の曲がる向きも長さも違うことが分かるね!
実際に猫の胴体を下書きしてみよう
猫の「胴体」や「しっぽ」はとってもしなやかで、いつもいろんな動きをしているよね。
そこも意識して、今度はそれぞれのパーツを組み立てていくよ。
まずは「頭」から、そして首と背中をつなげるように「胸」と「腰」の部分にあたる丸をそれぞれ描こう。
腰は胸よりちょっと大きめに描いてね。
頭と胴体をつなぐ、首の部分の線を引いてね。
さっき描いた胸と腰の丸の、背中側にゆるい山を2つ描いて、お腹側はゆるく弧を描くように曲線を引いてね。
胸と同じくらいの位置にある、「肩からまえ足」、「腰からうしろ足」を描いていくよ。
立っているときは、指の部分だけが地面につくようにしてね。
まえ足の肘部分までと、うしろ足の膝部分までは、胴体に重なるように描いてね。
胴体と足の部分がちょうど同じくらいになるように描くと、バランス良くキレイに見えるよ。
それぞれの足の太さにも注目してね。
まえ足よりうしろ足の方を太めにして、ちょっと力強く描いてあげよう。
人の足と一緒で、猫の太ももやふくらはぎも、腕より大きいよ!
こうやって、動物を描くときは人間に例えると分かりやすいよ。
このパーツが、人間でいうとどのあたりかな?と考えながら描いていこう。
しっぽは波のように、ゆるい曲線を描いてあげよう。
毛並みを意識しながら線画を描こう
さて、それぞれのパーツが組み立てられたら、毛並みに注目しながら線を描いていこう!
上の図の赤線が、猫の毛の流れを表しているよ。
猫の毛の流れは頭から下へ、うしろへ流れていくのを意識しながら描いてみよう。
線は、毛並みに逆らわずに描いてあげると上手に描けるよ!
座っている猫のからだも描いてみよう
座っている猫のアタリを描こう
座っているネコの体は、頭から首まで、上の図のように縦に線をのばそう。
頭の少しだけ右下に胸・肩のアタリがとれたら、さらにその右下に腰のアタリをとって丸を描いてね。
肩のふくらみから、まえ足をのばして描こう。
まえ足の描き方は立っているときとあまり変わらないけれど、うしろ足は、くの字に折りたたまれているよ。
いつもは指だけで立っている状態だけど、座っている時は足の裏全体が地面にぺたんとくっついていることにも注目してね。
座っている猫の線画を描こう
肩のふくらみと、まるい背中を意識して曲線を描いてみてね。
最後にくるんと巻いたしっぽを描いてね。
組み立てられたらあとは同じように、毛並みを意識して線を描いたら完成だよ!
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