2022.04.20
講師インタビュー 甘味先生アート編① ‐ オンラインイラスト教室|ATAM ACADEMY

1:簡単な自己紹介をお願いします。(HN、お仕事内容等)
甘味です。
個人の方や企業よりご依頼をうけ、イラスト制作などを行っています。
また主に大人向けに、個人でイラストのオンラインレッスンなどもしています。
レッスンを通じてイラストを描くことが今よりもっと楽しくなるように、
お手伝いをさせていただきたいと思います!
2:アートに関する経歴を教えてください。
絵を描くことは小さいころ、気づいたら好きでした。
小中学生のころは、近所の子供向けの絵画教室で、おもに静物画を描いていました。
油絵や透明水彩、デッサンなど、アナログ画材を使いました。
高校生のときに初めてペンタブとパソコンでデジタル絵を描くようになり、
そこからはキャラクターイラストを描くことが多くなりました。
ただ当時は今のようなタブレットもなく、なかなか気軽に描くことができません。
大学生になってからは勉強や仕事で忙しくて、実は10年近く絵をまともに描いていない時期があります。
1年くらい前に、ふらっと立ちよった家電量販店で
iPadとApple Pencilの試し書きをして描き心地の良さに感動!
さっそく購入して、イラストをまた描くようになったのです。
幸運にも私の描いたイラストを気に入ってご依頼をいただくようになりました。
現在は、企業個人問わずお仕事としてイラストを作成しています。
3:アートに興味を持ったきっかけはなんですか?
曽祖父が画家だったらしく、実家に大きなキャンバスの油絵がいくつも置いてありました。
また小さいころ、大叔母が美術館に一緒に連れて行ってくれることがありました。
今でも美術館に行くのは好きです。
子どものころからゲームがとても好きで、とくにRPGをよくプレイしていました。
キャラクターイラストをよく描いているのは、その辺も影響しているかもしれません。
また小さいころに通っていた絵画教室で、
たまに粘土や木材などいろいろな素材で立体作品をつくることがありました。
いろいろ好きにつくらせてもらえるのが楽しかったのを覚えています。
今でも粘土で何かつくったり、レジンなどを使ってアクセサリーを自作したり、
ネイルアートやネイルチップをつくるのも好きで、友だちにプレゼントすることもあります。
こうして思い出すと興味を持つきっかけは、周りにたくさんあったようです。
小さいころに、いろいろなものに触れるきっかけをつくるということは大事なんだなとあらためて思います。
4:週にどれくらいアート作品を描いていますか?
描きたいときに描く派なので、納期が近くなるまでイラストを描かないこともあります(笑)
でも描きたいときは、一日中ずっと描いています。
平均したら週3〜4日くらいでしょうか。
「1日に何時間!」とあまり決めすぎると義務感で楽しくなくなってしまいます。
細く長くを目指し、楽しく描くことを重視しています。
とはいっても、仕事で一番大事なのは「納期」です!
間に合わせるためにがんばってイラストを描いています。
5:おすすめの画材を教えてください。
iPadとApple Pencil、CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)をメインで使っています。
iPadは、画面にペーパーライクフィルムを貼っています。
描き味がよりアナログに近くなるのでおすすめです。
またBluetoothで接続できるテンキーをショートカットキーとして使用しています。
ショートカットキーは使いこなせると作業スピードも上がります。
よく使うツールなどショートカットキーで切り替えができるので画面も広く使えて便利です。
クリスタは簡単にブラシなどのカスタムで自分好みにできます。
もちろん無料で配布されているブラシや素材も便利なので使用しています。
クリスタでイラストを描くときは、基本的には消しゴムツールは使わず透明色を使用しています。
描画しているブラシと同じ質感のまま消すことができるので、消した部分に違和感がなく修正もしやすいためです。
(アイビスペイントには透明色がなくて残念)
6:好きな作家・作品はありますか?
私自身は日本画は学んでいませんが、日本画家の速水御舟の作品が好きでよく見にいっていました。
日本画は、岩絵具という鉱石などを砕いた絵の具を使用しているので、
実際に近くで見るとキラキラしているもあって、とても素敵だなと思います。
アニメではエヴァンゲリオンが語れるほど、ずっと好きです。
またキャラクターイラストの塗りが魅力的なゲーム会社や
素晴らしいイラストレーターさんは書ききれないほどたくさんいます。
それぞれの良いところを参考に、自身のイラストに取り入れていきたいなと思っています。