ATAMブログ

2022.05.09

講師インタビュー まゆこ先生アート編② ‐ オンラインイラスト教室|ATAM ACADEMY

1:簡単な自己紹介をお願いします。(HN、お仕事内容等)

まゆこです。

印刷会社でデザイナーとして働く傍ら、2020年より「刻み絵作家」として活動を開始。絵本制作もしています。

作品制作を通して「何を伝えたいか」や、作品が出来上がるまでの物語を大切にします。
絵の描き方だけでなく、作品や物語の作り方を一緒に学びましょう。

2:創作をする上でのテーマを教えてください。

最近は「刻み絵」という「板の上にアクリル絵の具で着色して、彫刻刀で刻む」という作品をメインに制作しています。
木がもつあたたかさや、自然のものをテーマに描いています。
草花や、自分が実際に見ていいなと思う小さな幸せを作品にしています。

とくに「ユキノシタ」という植物が好きでよくモチーフとしてとり入れています。
ひとつのテーマを深く掘り下げていくことも、面白いと思います。ぜひ、みなさんも自分のテーマを見つけて、研究していってもらいたいです。

3:最近描いた作品の解説をお願いします。

 

これは、「刻み絵(板にアクリルで着色&彫刻刀で刻む)」の作品です。3枚で一枚の作品になります。
3つともつなげると2メートルにもなり、結構大きな作品です。

この絵には秘密があります。

3枚でひとつの絵なのですが、実は2枚でも作品として成り立つように制作しました。
また、3枚のときは「Charm(幸運をよぶお守り)&Amulet(魔除けのお守り)」という文字が絵のなかに書かれていますが…

2枚にすると、3枚のときにはなかった文字(A)があらわれ、「CAT(猫)」という意味になるという仕掛けがあります。

▼2枚にしたときの絵

 

私が考えているおはなしのワンシーンに登場する猫です。
猫と一緒に描いているのは「ナナカマド」という植物で、「私はあなたを守る」という花言葉があります。
子どもたちを安全な場所へと導いてくれる役割という意味を表しています。

作品の中に仕掛けをするのが好きなので、絵を見てくれる人が「なるほど!」と思ってくれる作品を制作できるように、日々ネタを探しています。

4:絵が上手くなるためにどのように勉強しましたか?

小さいころは、絵を描くことが楽しくてとにかく毎日描いていました

ノートの空きスペースや広告の裏だったり、出先では、レシートの裏やレストランでは紙ナフキンなど、ところかわまず描いていました。
描くことはそのままそれが訓練になるのではと思っています。仕事で絵を描くようになってからは、資料にするものを何度も描いたり、観察力を高めました。

一度でも自分で調べて描くと、対象物を自分なりに理解することができます。その理解力を上げることが画力の向上につながります。

5:制作をする際に必ずやることはありますか?

私の場合、制作前に絵に描く木を選ぶので、まずその木の特徴を掴みます。(木目やそり具合など)
それから、その木にあったイラストを描くようにしています。

前述しましたが、私は作品に意味を持たせるのが好きなので、まずは意味から考えます。
良いアイデアが思いついたときは、ドキドキします。そして、早くそれを作品にしたい!とワクワクします。

ドキドキワクワクな気持ちは、作品制作のエネルギーになるのでとても大切にしています。

6:どんな時に作品のアイディアが浮かびますか?

散歩中にふと思いついたりします。
とくに、海や植物など、自然に触れたときや面白い葉っぱの模様や形など、世の中にはアイデアの素が溢れているなあ、と実感します。

また、入浴時もいろいろと考える時間にぴったりです。
忙しい時間が多いとアイデアを考えつく暇もないので、たまにはぼんやりする時間も必要だなと思います。

7:絵が上手くなりたい!思っている方へアドバイスなどがあればお願いします

好きな作家さんのマネや写し絵などは、バランスや筆使いなどたくさん学べると思います。
とにかく手をたくさん動かしてください

また、描いたことの無いものをあえて描いてみてください。一度描くと、頭と身体はそのモチーフを必ず覚えてくれますよ。
私が高校のころ、環境問題をテーマにした絵を描きました。ゴミが沈んだ海を描いたのですが、その中に描いたことのない「ハタタテダイ」という熱帯魚を描きました。
その熱帯魚は、今でも何も見ずに描くことができます。

自分で調べて描いたものは、次は何も見なくても書けるようになっています
そういうものをたくさん増やしていって欲しいな、と思います。描いたものの知識も増えるので、絵だけではなくいろんな事にも役立ちます。

また「苦手だな」と思うものにもあえて挑戦してください。
何度も描いているうちに、上手になってきます。上手になったとき、きっとその苦手なものが好きになっているはずです!

 

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