ATAMブログ

2022.06.08

講師インタビュー とい先生アート編② ‐ オンラインイラスト教室|ATAM ACADEMY

とい先生の簡単な自己紹介をお願いします。(HN、お仕事内容等)

といです。

絵本風の柔らかいタッチのイラストが得意です。

子どもたちの絵は生き生きとして素敵なものばかりで、いつもパワーをもらっています。
描くことや作ることの楽しさを伝えていけたら嬉しいです。

とい先生が創作をする上でのテーマを教えてください。

作品によって細かいテーマは異なりますが、好きな世界観・テイストは自分の中で決まったものがあり、そこから発想して決めることが多いです。
子どもや女性向けと言われているような柔らかいタッチの世界観や、絵本のような雰囲気が好きですね。

テーマを決めるときは以下の4点を意識しています。
・オリジナリティがある。
・遊び心がある。
・自分が楽しんで描けるテーマである。
・その作品を見た人がポジティブな感情を抱くことができる。(楽しい気持ちになる・癒される・ときめくなど)

とい先生が最近描いた作品の解説をお願いします。

 

寒中見舞いとして描いた作品。

寒中見舞いということと、人に贈るイラストというところから、「贈りもの」と「冬」をテーマにして描きました。
スノードームや飾り付けられた木、雪が積もった枝など、誰が見ても冬を思い浮かべるような、分かりやすいモチーフを選んでいます。

背景は淡い青みがかったグレーから、緑がかったグレーまでのグラデーションにして、冬の寒い雰囲気が出るようにしています。
スノードームの内部が一番見せたいところなので、背景に比べて彩度の高い色を使用し、目線がいくように工夫しました。

とい先生は絵が上手くなるためにどのように勉強しましたか?

いろいろなものをデッサンしました。
また美術館に行ったり、映画を見たり、本を読んだりしました。特別なものではなくて、その時たまたま出会った作品や興味のあったものです。そして好きになったものは何度も繰り返し見たり、作品について調べました

ほかには、好きなものをスケッチ・自分で撮った写真をトレース・好きな作家さんの作品を模写などもやっています。

一緒に美術を学んでいた友達と作品のはなしをしたり、作品を見せ合ったりも勉強になります。
とくに作品を見せ合うことは刺激になりますし、モチベーションにも繋がります。自分だけでは思いつかなかったアイデアを得ることも。

また友人との共同制作は、アトリエの一部を借りて、その空間すべてを演出しなくてはいけない大仕事です。意見の食い違いや予定通りに進まないなどつまづくこともありましたが、それも含めて良い経験。
そういった友達との美術を通したかかわりが、私の感性や作品制作とのむき合いかたに大きな影響を与えたと思います。

とい先生が制作をする際に必ずやることはありますか?

大まかなテーマを決めたら、まずは資料集め(情報収集)です。
資料はインターネットや本で探すことが多いです。

ふだんから”絵になりそう”と思った風景などを写真に撮っておいて、あとから資料にしたりもします。
それから、好きな作家やデザイナーを見つけたら、画集などを購入していつでも見られるようにしておきます

資料が集まったら、それをもとに時間をかけてエスキース(アイデア出し・下描きのようなもの)をしていきます。

とい先生はどんな時に作品のアイディアが浮かびますか?

何かを見ているときです。
その何かはさまざま……人とか、景色とか、映画とか、絵とか、動物とか、ほかにもその時どきによって違います。

たとえば、実家で猫を飼っているのですが、私にとってその猫の一挙一動が興味深く、見ていると絵を描きたくなってきます。
とくに面白いポーズや、可愛らしい表情をしているときにそう思いますね。
このように日常のなんてことない時間の中に、アイデアはあふれていると思います。

絵が上手くなりたい!と思っている方へとい先生からアドバイスなどがあればお願いします

まず一番大事なポイントは、いろいろなものを”よく見る”ことです!

身のまわりのものや、ふだん関わる人びと、面白い絵や立体・映像などの作品…等々、なんでもよいので、じっくり観察してみてください
よく見ることで、そのものの構造や本質を知ることができ、それがそのまま絵を描くときに生きてきます。

「絵が上手くなりたい!」という気持ちがあれば、努力すればするほどどんどん上達します。楽しみながら自分の目標をめざしてがんばってくださいね!

 

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