2022.06.30
講師インタビュー 春原ゆきこ先生アート編① ‐ オンラインイラスト教室|ATAM ACADEMY

1:簡単な自己紹介をお願いします。(HN、お仕事内容等)
春原ゆきこです。
大好きなポップイラストを日々制作しながら、定期生徒と新規会員生徒をメインに講師をしています。
生徒の意思を尊重しながら、「描きたい」「作りたい」という気持ちに丁寧に応えていきます。
2:アートに関する経歴を教えてください。
絵を描くことが小さいころから好きで、中学・高校もずっと美術部でした。油絵の公募展に毎年応募していました。
その後も、日本大学の芸術学部美術学科に進学し、4年間油絵を描いていました。
大学時代はイラストやアニメが大好きだったので、有志の漫画サークルに所属。
文化祭に向けた作品制作や、チームを組んで絵の仕事を受注していました。
企業紹介に使用する漫画の作画、テレビ番組のVTRに使われるアニメ素材や
ミュージックビデオに使われるアニメーション等の作成にも挑戦。
個人活動でも、イラストのデッサン教本や個人用イラストの受注を行っていました。
アート分野の仕事をするならデザインの知識も必要だと考えて、
グラフィックデザインをメインとしたデザイン基礎を専門学校で学び、日々スキルを磨いています。
3:アートに興味を持ったきっかけはなんですか?
本格的に美術を学びたいと思ったきっかけは、高校の美術部でお世話になった先生の影響です。
高校2年生で油絵を本格的に教えてくれる先生が赴任されました。その先生にデッサンや油絵の描き方、道具の使い方など丁寧に教えてもらい、油絵の楽しさに引き込まれ、美術学科への進学を決めました。
先生はとても専門的な知識を持った方で、公募展での入賞や美大受験にいたるまで、多くの面でお世話になりました。
感謝しても、し尽くせません。今でも心に残っている大好きな先生です。
4:週にどれくらいアート作品を描いていますか?
簡単なスケッチや落書きは毎日のようにしています。
肌身離さず持ち歩いているクロッキー帳に、アイデアのラフを描いたり目の前にあるものをスケッチしたり、
気ままに手を動かしています。
1作品完成させるのは1週間に1枚〜2枚、制作時間は1作品で3時間〜6時間程度ですね。
iPadを購入してからは、思い立った時にいつでも、制作がはじめられるようになりました。
5:おすすめの画材を教えてください。
今はデジタル主流の時代ですし、画材としてはタブレットやPC +ペンタブレット等で十分だと思いますが、
これからアートに関わって生きていくなら落書き専用に紙媒体のスケッチブックを持って欲しいです。
思うままにたくさん描いて、絶対に捨てずに全て残しておいてください。
描きためた落書きが将来制作の着想やヒントに繋がることがあります。
自分で生み出したアウトプットの山が、きっと未来の自分を助けてくれますよ。
私はマルマンのクロッキー帳を使っています。
リング部分が千切れないように工夫されていて、ページもめくりやすく持ち運びに適していますよ。
6:好きな作家・作品はありますか?
イラストレーターの碧風羽(みどりふうう)さんとアニメーターの錦織敦史さん。
お二方とも、確かなデッサン力があり魅力的な表情のキャラクターを描きます。大好きなので画集をずっと眺めてしまいます。
碧風羽さんは、ゲームや書籍など色々な場面でお仕事をされている方です。
錦織敦史さんは、アニメーターですがキャラクターデザインやアニメ監督としても有名な方です。
関わっているアニメで私が一番好きなのは「アイドルマスター」。中でもオープニング映像と作中のライブシーンは、本当に素晴らしいです。