ATAMブログ

2022.09.17

講師インタビュー 久遠先生アート編① - オンラインイラスト教室|ATAM ACADEMY

久遠先生の簡単な自己紹介をお願いします。(HN、お仕事内容等)

久遠です。

大学でデザインやイラストレーションを学びつつ、個人的にイラストや漫画を描いたりしています。
楽しい!と思えるような作品づくりをできるように全力でサポートします!

久遠先生のアートに関する経歴を教えてください。

物心ついた頃から、とにかく絵を描くことが大好きでした。
自由な時間はとにかくお絵かき。
好きなアニメのキャラクターや、オリジナルのキャラクターを考えては自由帳に描いていました。

小学校の係活動では「イラスト係」という係に入って、教室の後ろや廊下に自分の描いた絵を掲示していました。
この係にイラストを描くのが好きな子が集まっていました。
同級生に絵を描くのが好きな子が多かったので、頑張るモチベーションにもなりました。
時にはお互いに絵の描き方を教え合ったりもしていました。

中学では美術部に入り、油絵を描いたりしていました。(音楽も好きなため、高校では軽音楽部に入っていました)
また、中学生1年生の頃にペンタブレットを買ってもらい、デジタルイラストを描き始めました。
高校1年生くらいの時にぼんやりと美術大学に進学したいなと思い始め、画塾に通い美術大学に進学することになりました。

現在、美術大学でデザインとイラストレーションの勉強をしつつ、趣味でイラストや漫画を描いています。
大学に入り、世間に私の絵を出すと言った本格的な創作活動をするようになりました。
最近は大学の友人と一緒にイラストの展示会を開いたり、オリジナルの漫画を描いて自分で販売したりしています。

久遠先生がアートに興味を持ったきっかけはなんですか?

絵自体は物心ついた頃からずっと描いていたのですが、本格的に絵を描きたいなと思ったのは小学校4年生くらいの時でした。
本格的に漫画を読み始めたり、アニメを見たりしたことで「自分でも何か作品を作ってみたい!」という気持ちが強く現れました。
友達といっしょにオリジナルのキャラクターを考えたり、漫画を描いて教室の後ろに掲示したりして、楽しく過ごしていました。

また、この頃から本格的に漫画タッチの絵を描くようになりました。
今までは何となく好きな作品のキャラクターを描いたりするだけだったのですが、この時から「もっと上手になりたい!」という明確な向上心が生まれました。
どうしたら良い絵になるのか、良いストーリーになるのか必死で考えて描いていました。

その後、中学で美術部に入部して油絵なデッサンなどをして、より深く絵について知りたい!と思うようになりました。
そして好きなイラストレーターさんが美大出身だったため、美大進学に興味が湧いてきました。

中学高校でお世話になった美術の先生が芸大出身だったため、いろいろお話を聞いたりして美大に進学することを決めました。
この美術の先生がとても好きで、この先生と同じ道に進みたい!と思ったのも本格的に美術に興味を持ったきっかけだったと思います。

久遠先生は週どれくらいアートを描いていますか?

ほとんど毎日描いています。

大学の課題だったり、自分の趣味の絵だったりを大抵毎日描いています。
忙しくて時間があまりない時でもさらっと描けるドローイングなどにチャレンジして、絵を描かない日というのをあまり作らないようにしています。
毎日描き続けることで、絵を描くことが自分の生活の一部に組み込まれ、自然に筆を取って絵を描くことができるようになりました。

iPadでデジタルイラストを描き始めるまでは、PCとペンタブレットで絵を描いていました。
実はその頃はそこまでの頻度で絵を描いているわけではなかったのです。
PCで描くとなると、家族共用のPCが置いてある場所に行き、PCを起動して、ペンタブレットを接続して……
という手間があり、面倒くさがり屋の私はなかなか描く気になれず、毎日のように描くということはしていませんでした。
特にペンタブレットでは思うように線が引けず、それが一番モチベーションの阻害になっていました。

しかし、iPadは思い立った時にさくっと起動してさくっと絵を描くことができます。
線も画面に直接描き込んでいくので、実際に紙に書いているような感覚できれいに線を引くことができます。

とにかく絵を描くハードルを下げることが、たくさん絵を描くために重要だと思っています。

久遠先生のおすすめの画材を教えてください。

普段は「CLIP STUDIO PAINT EX」というアプリを使って、iPadで絵を描いています。
CLIP STUDIO PAINT EXは種類の豊富なツール、カスタマイズやダウンロードで様々な表現の出来るペン、さらには漫画まで描けてしまう万能アプリです!高校生の頃からずっと愛用しています。

アナログのおすすめ画材は、ホルベインの透明水彩絵具です。
イラストの教本で透明水彩絵具を使ったイラストのメイキングを見てとても欲しくなり、初めて手に取った透明水彩絵具です。
とても発色が綺麗で、塗り重ねれば塗り重ねるだけ透明水彩絵具でしか出せない深みのある色の表現が可能です。
デジタル主流の時代ですが、繊細なにじみや色の重なりはアナログでしか表現できないので、時々無性に透明水彩絵具を使って絵が描きたくなってしまします。
 
また、アイディアやラフスケッチを描きためるのに、マルマンのクロッキーブックを愛用しています。
メーカーに特にこだわりがあるわけではないのですが、よく置いてあるのがマルマンのものなのでいつもこれを使っています。
スケッチブックより紙が薄いので、さらさら落書きをするのにとても向いています。
サイズも小さいため、ちょこっとバッグに入れてアイディアが降ってきた時にさらさら書き留めるのに便利です。

久遠先生の好きな作家・作品はありますか?

中学生くらいの頃からずっと、イラストレーターのヒグチユウコ先生が大好きです。
とても繊細な線で独特な世界観を表現したイラストを描かれる方です。
絵本も出版していて、独特な絵に合ったストーリーに心を掴まれます。
特に猫の頭にタコの体がついた「ギュスターヴくん」というキャラクターが大好きで、何度も絵本を読んだりグッズを買ったりしています。
ヒグチユウコ先生が美大に通っていたことを知って美大に進学しようと思ったので、私の人生の中でもとても重要なイラストレーターと言っていいでしょう。

もう一人、漫画家の鳥山明先生が大好きです。
今でも大好きな作品の一つなのですが、小学校1年生の時に漫画「ドラゴンボール」を読み感銘を受けました。
人生で初めて夢中になった漫画です。
鳥山先生の絵は、キャラクターを魅力的に見せるのがとにかく上手です。
根本的なデッサンがしっかりできている方なので、指の先から髪の毛の一本一本まで意味があって際立っています。

また、とにかくメカデザインが素晴らしいんです。特にバイクの絵が好きでたまりません。
こんなカッコいいバイクがなんで実在しないんだ!と絵を見るたびに思います。
とにかく絵が上手い方なので、どの絵を見ても童心を思い起こすような楽しい気持ちにさせてくれます。

 

受けて良かった!と評判の無料体験レッスン
↓↓体験レッスンの詳細はこちら

 

LINE限定で配信している
アタムアカデミーの案内をチェック!

 

他のインタビューはこちら
アタムアカデミー講師一覧
講師インタビュー 久遠先生アート編②

 

ブログカテゴリ
★公式ニュース
★校長先生が伝える授業内容
★アタムくんが伝える描き方ノウハウ
★授業ブログ
★講師インタビュー
★ブログTOP