2022.10.18
講師インタビュー ジェイミー先生アート編① - オンラインイラスト教室|ATAM ACADEMY

ジェイミー先生の簡単な自己紹介をお願いします。(HN、お仕事内容等)
ジェイミーです。
高校の頃、美術部の油絵専攻で、その後独学で絵を学び、今はSNSなどで自分の可愛いやカッコいいを絵で表現して発信しています。
また、Tシャツのデザインやグッズのデザインなどもしています。
ジェイミー先生のアートに関する経歴を教えてください。
小さい頃から、自分のひらめきやアイディアを色んな方法で表現するのが好きでした。
その中でも絵を描くという表現方法が大好きで、いつも紙と鉛筆を持って遊んでいました。
当時、自分の飼っていた猫を描いてみたり、動物園などに行ってさまざまな動物を描いてみたりして、好奇心の思うままに絵を描いていました。
小学校では、お友達の好きなキャラクターを描いてプレゼントしたり、ノートに落書きしてあげたりしていました。
当時、みんなが自分の絵で喜んでくれることがとても嬉しくて、色んな人に絵を配っていた記憶があります。
中学校では他の部活と兼任で美術部にも入部しており、
油絵を先生に教えてもらってから、本格的に本を読んだり先生などに聞いて、いろいろな絵に関するスキルを習得していきました。
当時はデッサンが苦手だったのですが、先生から教わるうちに、デッサンが好きになったのを覚えています。
高校でも油絵を学び、色にも興味を持つようになり、自分の好きな色合いや色相なんかを意識し始めた頃です。
高校卒業してからは、興味を持ち始めた色相や彩度を独学して、色彩検定という資格を取ったり、色々な人の絵を見て、観察して学んでいました。
現在では、自分でデザインしたTシャツやグッズを販売したり依頼で絵を描いたりしています。
他にも、趣味で描いた絵をイラスト投稿サイトやSNSで投稿したりしています。
ジェイミー先生がアートに興味を持ったきっかけはなんですか?
興味を持ったきっかけは、当時通っていた児童会館にあった鉛筆画の本です。
少し大きな本で、当時の自分には図鑑のような重さに感じられていました。
今では名前もどんな本だったかも覚えていませんが、すごく技術的な本だったことは覚えています。
その本の中では、色んな動物や人、風景の鉛筆画が掲載されていてとても綺麗で、「鉛筆だけでもこんなに生きたような絵を描けるんだ」と、感動した記憶があります。
それまでは、絵はお金やいろいろな道具を使わないとできない事だと思っていた自分には、衝撃的ですごく魅力的な本でした。
それからは、児童館に行くのはその本を見るための場所になっていき、ひたすらその本の描いてあることを真似て、絵を描いていました。
その本の数ページを大人にバレないようにこっそり破って、自分の家に持ち帰って見ようみまねで真似たのを覚えています。
それから、見かねた母親に児童会館にあったのと同じ本を購入してもらって、喜んでとびはねました。
当時飼っていた猫の絵を、スケッチブックを1ヶ月くらいで全部使ってしまうくらい描いてました。
その中の1枚がコンテストに入手して、褒められてからは、もっと絵を描くことの虜になり、どこに行くにもスケッチブックと鉛筆を持って、出かけていました。
ジェイミー先生は週どれくらいアートを描いていますか?
落書きや下絵など、ラフ的なものもアートに含めると毎日描いています。
SNSで「この人の絵のこの構図がすごくいいな」と思ったら、迷わず自分でもその構図の絵を描いて、元の絵と見比べて、自分の絵に改善点がないかなど考えたり…
ただひたすら頭に思い浮かんだ絵を描いたり、自分が飼っている猫のスケッチをしたりなど、日々創作活動を楽しんでます。
新しく技術を学びたいと思って買った本や、動画などを見て学んだ技術をすぐ実践したくなる人間なので、本当に毎日何かしら絵を描いていると思います。
最近ではYouTubeなどのお絵描きチャンネルが色々とあるので、それを参考にして描いたり、自分の好きなイラストレーターさんのタイムラプス動画なんかを参考にして、絵を描いています。
作品を描いているという意味では、5日くらいだと思います。
集中力が続く方の人間ではないので、時間を1時間などにこまめに区切って、絵を描く時間(アウトプット)と動画や本を読む時間(インプット)を交互にしたりしています。
そうすることで、集中力が結構続くのでおすすめです。
それと、インプットとアウトプットの時間の調節も集中力が続くコツだと思います、
私の場合はインプットの方が多いと思うので、アウトプットを同じぐらい増やしていければ良いなと最近思っています。
ジェイミー先生のおすすめの画材を教えてください。
デジタルですと、sketchbookとCLIP STUDIO PAINTです。
色々なデジタルツールがあり、どのデジタルツールにもそれぞれいいところはありますが、
その中でも機能が多く、iPadとの相互性がいいのはこの2つかなと思っています。
それに、CLIP STUDIO PAINTは最近のアップデートにより、より良い絵描き環境にカスタマイズされました。
iPadで絵を描きながら、スマホを同時に同じキャンバスのツールを表示できるようになったんです。
それにより、絵を描く動作が短縮されて、作業効率が上がりました。
自分のスマホを左手デバイスに適応できるなんて、すごいですよね。
アナログですと、2Bのトンボ鉛筆です。
これ1本持ち歩けば、どこでも描けますし、スケッチを続けていると、色彩の無い絵を見たときでも、自分の頭で想像して色をつけられるようになります。
グレーの濃淡で世界を表現できることはとても技術がいるので、私もたまに鉛筆だけを持ってスケッチしにいきます。
最近はデジタルでグリザイユ画法などが用いられますが、それの練習にもなったりするのでとてもいいと思います。
濃淡で表現ができるようになると、絵の幅が広がると思うので、とてもおすすめの画材です。
ジェイミー先生の好きな作家・作品はありますか?
絵本作家ですと、猫のダヤンの著者で絵本作家の池田あきこさんのふんわりとしたテイストが好きです。
それとエドワード・ゴーリーの怖いけれど美しい絵の表現や物語性が好きです。
巨匠の中では、フェルメールやアルブレヒト・デューラーが好きで、特に窓辺で手紙を読む女が好きです。
20世紀のアーティストですと、ワシリー・カンディンスキーのコンポジションⅦや、
ジャクソン・ポロックのナンバー1Aといったような、一見無秩序に見えるけど、ちゃんと意味があるような絵が好きです。
映画では、新海誠さんのほしのこえが好きで、新海誠作品ならではの夜空の表現がとても幻想的で好きです。
あと、マーベルヒーローなどのアクション映画やララランドなどのミュージカル映画も好きです。
最近見た映画の中では、ブラット・ピット主演のブレッド・トレインがおすすめです。
漫画は、結構幅広いジャンルを読んでると自負していてほぼ毎日読んでいるので、好きなものを絞るのは難しいのですが、
最近の漫画で面白くて読んでいるのは、怪獣8号や葬送のフリーレンです。
あと、ハガレンの作者の新作の黄泉のツガイも面白いのでおすすめです。
最近ハマってるジャンルですと、異世界転生ものなんかすごい読んでます。
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