ATAMブログ

2023.05.05

講師インタビュー ワタナベハナエ先生アート編① - オンラインイラスト教室|ATAM ACADEMY

ワタナベハナエ先生の簡単な自己紹介をお願いします。(HN、お仕事内容等)

ワタナベハナエです。

グラフィックデザイン、広告用イラスト、キャラクターデザイン、ライブペイント、手描き看板制作・教室主宰などのお仕事をしています。

10年以上フリーランスでデザイン・イラスト制作をしているので、お仕事でも使えるワザをわかりやすくお伝えします。
みなさんの個性を引き出せるように、それぞれに合わせてアドバイスをします!

ワタナベハナエ先生のアートに関する経歴を教えてください。

毎日絵日記を書くことが好きで、模写などもしていました。
小学5年生の時から2年間は、油絵を習っていました。

音楽と美術を勉強するため、保育科の短大に入学。卒業後は様々な職業を経験しました。
携帯電話の販売店に勤めていた時にPOP係を担当し、挿絵を描くのが楽しくて、クリエイティブな道へ歩むことを決意しました。
その後は、デッサン教室やイラストの通信教育で勉強をしました。

独学で始めた「チョークアート」の制作と教室の主宰で2014年より起業。カフェやレストランのメニューなど、様々な黒板を使った手描き看板を制作してきました。

コロナをきっかけにデジタルイラストを本格的に始めました。現在は主に食品業界の商品パッケージやパンフレットなどのグラフィックデザイン、広告に使用するデジタルイラストを制作しています。

ワタナベハナエ先生がアートに興味を持ったきっかけはなんですか?

幼稚園児の時、絵画コンテストで銀賞を受賞しました。
受賞した絵は母が乗っていた黄色の車の絵だったので、母がとても喜んでくれました。
誰かを喜ばせることができるという絵のチカラを感じ、アートに興味を持ちました。

また、私は小学2年生までの3年間、トルコのイスタンブールに住んでいました。
その時に近隣のヨーロッパで美術館や博物館、遺跡や歴史的建造物をたくさん見たことと、両親がアートが好きだったことも影響しています。

トルコに住んでいる時は絵を描いてコミュニケーションをとっていました。誰かのペットの絵を描いたり、飛行機で隣の席にいたおじさんの似顔絵を描くと、言葉が通じなくても自分の描いた絵を見て喜んでくれました。

異国の人と心が通い合った感覚は今でも忘れられません。
アートは世界共通の言語だなと思い、もっとたくさん描きたいと思うようになりました。

ワタナベハナエ先生は週どれくらいアートを描いていますか?

アイディアのスケッチを含めたら毎日描いています。
普段は地元の企業や行政の他、海外の広告代理店などのオーダー制作をメインとしています。
また、コンテストや個展などに向けてアート作品を制作したりもしています。

自分しか見ないような絵を描くことも大事だと思っています。
特に「らくがき」こそが、自分らしさや大事なアイディアのヒントとなります。

ついつい夢中になるので、できるだけ時間を決めてその時間内で描くことも意識しています。
絵を描くことは体力勝負だと思うので、絵を描くことと同じくらい体力づくりもするようにしています。

ワタナベハナエ先生のおすすめの画材を教えてください。

アナログ画材では「オイルパステル」がおすすめです。
クレヨンのような描き心地ですが、重ねたりぼかしたりすることで油絵のような表現ができます。発色も良く、オイルパステルは筆を使わないので後片付けもしやすいです。

デジタルでは「Adobe Fresco」がおすすめです。
Adobe(クリエイティブに強いソフトウェアメーカー)のIllustratorやPhotoshopなど、他のAdobeソフトでデザインをするときにデータの連携がしやすいです。自分の作業もスムーズになり、チームで制作する時にも役立ちます。

他にも、「Springin’」というアプリがおすすめです。簡単なプログラミングで、自分の絵を動かしてゲームや電子絵本を作ることができ、より絵を楽しめます。

ワタナベハナエ先生の好きな作家・作品はありますか?

特に海外の絵本が好きで、絵本作家さんに自然と注目してしまいます。
「はらぺこあおむし」の作者エリック・カールさんや「スイミー」の作者レオ・レオニさんの、わかりやすくカラフルな色づかいの絵柄が好きです。

日本の絵本作家さんだと、junaidaさんの作風が異世界に引き込まれるようなボリュームのある絵で、ワクワクします。
見たことのないような建物の配置や、独特な立体感。見飽きない見どころがたくさんあります。

また、アンパンマンの作者やなせたかしさんをリスペクトしています。
やなせさんの「3つのかくこと」を大事にしていたというエピソードが好きで、「絵をかく、詩をかく、恥をかく」ということをテーマに活動していたそうです。
やなせさんの詩は、ぼんやりとした言葉なのに力強さがあり、にじみ出るように気持ちが伝わってきます。
恥をかくことはなかなか勇気のいることですが、やなせさんのように等身大の自分を許して、どんどん恥をかくことをしていきたいと思います。

 

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