グラフィックデザイナーに求められるスキルは多岐に渡ります。
主に必要とされるスキルは以下の通りです。
①デザインスキル
第一に求められるスキルはデザインスキルです。
デザインには生まれ持ったセンスや感性が重要だと思われがちですが、
必要なのは伝えたいイメージやクライアントの要望を的確に形にする能力です。
それらはレイアウトや色彩、タイポグラフィーなどのデザインの基礎や理論を学ぶことで習得できます。
②ソフトウェアスキル
制作にはコンピューターを使用することが多いため、IllustratorやPhotoshopといった
制作用アプリケーションソフトの知識や技術は必須スキルのひとつと言えます。
ソフトを使いこなせるようになればなるほど、仕事の幅を広げることもできます。
③コミュニケーションスキル
意外に思うかもしれませんが、PCの前で作業するだけがグラフィックデザイナーの仕事ではありません。
デザインを制作するためにクライアントからヒアリングを行ってその意図を汲み取ったり、
デザインを提案するためにプレゼンを行ったりと、
仕事をする上でコミュニケーションスキルはグラフィックデザイナーにとって欠かせません。
その他にもグラフィックデザイナーになるために身につけておいた方が良いスキルは色々ありますが、
必要な資格や試験は特にありません。
デザインに必要な技術や知識さえあれば、誰でもグラフィックデザイナーになることができます。
しかし、取得しておくことでスキルの証明となり、
グラフィックデザイナーになるために有利にはたらく検定などはあるため、いくつかご紹介します。
・Illustrator®クリエイター能力検定
・Photoshop®クリエイター能力検定
・DTPエキスパート認証試験
・色彩検定
・アドビ認定アソシエイト(ACA)
取得する過程もスキルアップにつながります。
自分の学びたいことや必要なことに合わせて勉強してみても良いかもしれません。
では実際に、グラフィックデザイナーを目指すにはどのような進路に進めば良いのでしょうか?
前述の通り、取得必須の資格などが無いこともあり、
デザインや芸術に関する学歴が無くてもグラフィックデザイナーになることは可能です。
グラフィックデザインについて学べる学校に通う人もいれば、完全に独学の人もいるのです。
しかし、広告代理店やデザイン事務所などでは美術系の学校に進学し、
グラフィックデザインの技術と理論を総合的に学んだ人を採用する傾向にあるようです。
また、専門学校などで経験豊富な講師やプロから実践的な知識や技術を学んでおくことは、
社会に出て実際に仕事をする上で必ず役に立つでしょう。
美術系の学校を卒業することは、スキルが身につくだけでなく、その証明にもなります。
そのため高校卒業後、グラフィックデザインを専攻できる美術大学や芸術大学
または専門学校に進学というパターンが多いようです。
高校は普通科に通っていたという人も多いですが、私の場合は中学生の頃には芸術系の仕事がしたいと考えていたので、
デザイン科のある工業高校を卒業後、芸術大学の短期大学部デザイン美術学科に進学し、
グラフィックデザインやイラストについて学びました。
一度違う職について、社会経験を積んでからグラフィックデザイナーを目指す方もたくさんいます。
アタムアカデミーでは、入塾前にイラスト講座を体験できるオンライン無料体験レッスンを行っています。講師とビデオ通話をしながら授業を体験していきます。
オンライン無料体験レッスンはiPadに必要なソフトをインストールし、applepencilを使って授業を行っています。iPadをお持ちでない方は、紙とペンでの体験もできます。
課題や制作した作品は講師とチャットやメールでやりとりをすることで共有を行います。兄弟でのご参加、お友達同士のご参加もOK。
オンラインであっても、対面型の教室と同じように学ぶことができます。
インターネット・カメラ機能のある端末1台
タブレット&タッチペン