2022.02.27
3月:オリジナルアバターを作ろう!
こんにちは、オンライン絵画教室のアタムアカデミーです。
「アバター」っていうと青い妖怪を思い出すのですが、最近はちょっと違うようです。
アバターとは「自分の分身」。リモートワークが盛んな昨今では、アバターが仮想オフィスで働いているらしいです。
「アバター」をつかった職業なんかも出て来ています。
そんな「アバター」を構築するのもデザイナーやクリエイターの仕事のひとつなんです。
3月のアタムアカデミーのオンライン授業では、自分のオリジナルアバターを作っていきます。
《オリジナルアバターを作ろう!》
- アバターの設定を考えてみよう!
- アバターの表情・ポーズを考えよう!
- アバターの紹介カードを作ろう!
みなさん、自分のアバターを持っていますか?
今回のイラスト授業を考えるにあたって、自分のアバターについて考えました。
だけど、アバター作りって意外と難しいんです。
特に、アバターの前提となる「自分とは一体、どんな人間なのか?」が難しい。
好きなもの・苦手なもの・趣味・得手・不得手、よく聞く音楽、お気に入りの場所、普段何気なく行う行動や癖…
初対面のひとに向ける顔と、見知った人に向ける顔。
友達に対してはしっかりものだけど、家族に対してすこしわがままになってしまう自分。
職場でキビキビ指導する上司だけど、習い事の先生に対しては指導される側になる。
どれも「自分」です。ただ、相手によって「自分」が変わっています。
実は「自分」なんてものは存在しないんです。存在するのは「相手との関係性」。
相手との関係性に応じて、無意識に「自分」を出し分けているのです。だから、同じ自分でも、相手によって出てくる自分が変わってくるのです。
「見せたい自分」「なりたい自分」も、相手がいてこそのもの。
どんなアバターか見れば、相手との関係性や、相手に対してどう見られたいかがわかります。
自由に表現できる分だけ、リアルの世界よりもはっきりわかるかもしれません。
今回のアバター作りの授業で、子供たちが「自分」をどう表現するか楽しみです。
オンライン講座で身に付くチカラ
「オリジナルアバターを作ろう!」のオンライン授業を通じて、アタムアカデミーでは社会で生きるチカラを身につけます。
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協同性
クラスの様々な仲間とかかわりを通じて互いのよさをわかり合い、楽しみながら一緒に遊びを進めていきます。
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いろいろな人とのかかわり
関係の深い人々との触れ合いの中で、自分の役割について考え、自分が役に立つ喜びを感じるようになります。
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豊かな感性と表現
友達同士で互いに表現し合うことで、様々な表現の面白さに気付いたり、友達と一緒に表現する過程を楽しんだりできます。
今回のオンライン絵画教室では、自分について改めて考えてみます。
イラスト教室での自分ってどんな感じなんでしょう…。
一回もリアルで会ったことのない友達に見せるアバターがどんなものになるか想像もつきません。
今回のオンラインイラスト授業を通じて、子どもたちが自分について改めて振り返ってくれたら嬉しいです^^
「一貫性」は良いことなのか?
「一貫性」って褒め言葉で使われますよね。
信頼できる感じがするし、安心感もあるので、一貫性ってすごく良いことのように思えます。
でも、一貫性のせいで疲れているひとはたくさんいます。
「仕事でミスをして怒られた」だから、「家でもシュンとしていなきゃいけない」
「家では真面目な父親」だから、「友達にも生真面目に接する」
「友達には頼られる」だから、「恋人の前でも頼られるように努力する」
これって少し疲れますよね。
怒られている自分も、真面目な自分も、頼られる自分も、全て自分です。
場面に応じて、適切な自分を演じていけばいいんです。
そんなとき、自分のアバターがあると、演じ分けやすいんじゃないかな、って思います。
アバターを通せば、少し距離をおいて自分を見ることができます。
そう考えると、アバターって意外と便利ですね。
今回のオンライン授業では生徒さんの作品を公開します。
普段は家族の前では見せない一面が見れるかもしれません。
今月の授業も楽しみです^^