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【生徒作品の紹介】3つの島がエレベーターでつながっている不思議な島
今回はアタムアカデミーの璃沢ゆと先生の2022年6月・7月の授業のイラストレッスン「理想の島を作ろう!」で、Aさんが制作した作品をご紹介します。 このカリキュラムでは、「理想の島」をテーマにオリジナルのコンセプトアートに挑戦します。コンセプトアートではただ単に好きなものを集めるだけではなく、理想の島…
璃沢ゆと先生
今回はアタムアカデミーの戸田ゆうか先生の2022年2月の授業のイラストレッスン「ファッションデザインに挑戦しよう」で、Sさんが制作した作品をご紹介します。
このカリキュラムでは、ファッションショーを企画し、ファッションデザインに挑戦します。世界のファッショントレンドを調べて、流行っているファッションや民族性のあるファッションをデザインしていきます。ファッションのイラストを描く中で、服のシワや素材感の表現も学びます。
Sさんは、迷わず「昔の日本」を選びました。大正時代の和モダンな着物をテーマにしたいというのです。アジアや中東、北欧などを選ぶ人が多い中、まさかの日本。Sさんの発想に驚かされながら制作が始まりました。
ファッションショーの開催地はこのようにデザインしてくれました。
ショーの開催場所は「実際に日本にある場所にしてほしい」と声かけしたところ、Kさんは京都の清水寺が背景になる橋を選び、燃えるような紅葉にそびえ立つお寺という大胆な構図で、ロマンチックな風景を書いてくれました。
大正時代の着物の資料を参考に、当時の衣装をそのまま再現して描いてくれました。脚色せず、誇張せず、資料に忠実に丁寧に描いてくれました。
また衣装のメモには、「羽織は膝からしたの長羽織が主流」であること、「洋服は少数派。着物が普段着。そのため、現代のような帯のアクセサリーはほとんどない」ということで、当時は飾りが簡素だったこともメモされています。
Sさんには、「大正の衣装の特徴・良さを残しながら、現代風にアレンジするにはどうしたらいいか、イメージできますか?」と声をかけました。Sさんは力強く頷き、早速デザインしてくれました。
和装を残しながら少し現代風にアレンジしていますね。
それぞれの衣装に色のテーマがあり、一部フリルをあしらったり、袖が長さ調節できるようになっていたり、男女どちらも着れるようなユニセックスな柄になっていたりと工夫がみられます。
素材の柄を上手く溶け込ませ、自然な着物を表現できているイラストがとても素敵です。
オンラインコースでは、PCで講師とビデオ通話をしながら授業を進行していきます。iPadに必要なソフトをインストールし、apple pencilを使って授業を行っています。課題や制作した作品は講師とチャットやメールでやりとりをすることで共有を行います。
兄弟でのご参加、お友達同士のご参加もOK。
オンラインであっても、対面型の教室と同じように学ぶことができます。
インターネット・カメラ機能のある端末1台
タブレット&タッチペン