パース・背景の描き方
初心者も簡単!葉っぱのイラストの描き方
今回は簡単な葉っぱの描き方を紹介します。 自然な風景を描くときには欠かせない葉っぱの描き方を覚えて、ぜひイラストの幅を増やしていきましょう。 葉っぱの基本的な構造 木の葉の構造 木の葉の大まかな構造はイラストの通りです。 枝と葉っぱの間の細い部分のことを葉柄(ようへい)といい、葉脈には中心にある主脈…
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今回は階段の描き方をご紹介します。家や学校の背景を描く際に欠かせない、階段のイラストを描けるよう、基本的な階段の描き方を練習してみましょう。
今回は、一点透視図法を使った正面の階段の描き方を紹介します。
階段を描くときは、まず、階段全体のパースを取るための、地面や床のアイレベル(目線の高さ)と、消失点(V1)を決めます。
次に、消失点V1から、まっすぐ90度に直線を引き、階段を登った先の消失点V2を決めます。
続いて一段目の階段のアタリを描きます。最初に一段目のある地面の位置に真横の線を引き、階段の幅を決め、そこから消失点V2に向かって線を引き、図のような三角を描きます。
次に階段の一段目の高さを決めます。階段の両端から90度にタテの線を引き、階段の高さを決めて、長方形を描きましょう。
長方形の上の両端から、消失点V1に向かって線を引きます。
この図の色のついた部分が、階段一段目のステップ(踏面)となります。
続いて二段目を描きます。このとき、図で示してあるように、一段目の手前の両端から消失点V2に向かって、補助線を引きましょう。
一段目のステップの奥から、90度にタテの線を引きます。この線と先ほどの緑の補助線の交点が二段目の高さになります。
さらに、交点と消失点V1をつなぐことで、二段目の階段が描けます。
三段目以降は、二段目と同じように、補助線の交点と、消失点V1をつないでゆきながら、階段を描いてゆきましょう。
アイレベルより上の部分では、水色で示している階段ステップ(踏面)が見えなくなります。
自分の描きたい高さまで階段が描けたらペン入れをしましょう。
アタリや余計な線を消したら、基本的な正面の階段が完成します。
現代の建築基準法では、階段の高さは15㎝以上となっており、20~22㎝が、登りやすい平均的な高さとされています。特に、人物と一緒に描く場合、階段の高さが低くなりすぎたり高くなりすぎないよう、人物とのバランスを考えながら描いてみてください。
斜めから見た階段を描く場合も、コツは同じです。
アイレベルと消失点V1、消失点V2を決め、下から一段目を描き、一段目から補助線を引いて、二段目以降を描いていきます。この順番に進むことで、斜めから見た場合でも、基本的な階段のイラストを描くことができます。
二点透視図法の階段を描く場合は、描きたい階段のアタリを大まかに取った後、アイレベルを決めたら、図のように消失点V1を2つ作りましょう。
そして片側の消失点V1から直線を伸ばし、上の方に消失点V2を作って一段目の階段を描きます。
一段目が描けたら、正面の階段と同じように補助線を入れ、二段目、三段目の階段を描いていきましょう。
アタムアカデミーでは、階段の描き方を学べます。
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