
パース・背景の描き方
初心者も簡単!かっこいい男性イラスト構図の描き方
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今回は、背景と奥行きを活かした構図について、それぞれの構図の特徴や効果を具体例を交えてわかりやすく解説します。
構図の基本を学びたい方は、以下のまとめ記事もあわせてご覧ください。
▶ 初心者も簡単!構図の基本
背景を活かしたイラストの構図では、背景をただの空間ととらえるのではなく、キャラクターを引き立てる舞台として意識します。
背景を活かした構図で大切なのは、キャラクターと背景のサイズ感です。キャラクターを大きく描けば、見る人はすぐに主役だと気づきます。一方、背景を大きく取り、キャラクターを小さめに描くことで、世界観やストーリーをじっくり楽しませることができます。
日の丸構図を使って、キャラクターを画面の真ん中に置くことで、背景の世界観の中からキャラクターに視線を集めることができます。キャラクターがはっきりと目立ちますが、世界観に合った小物や背景を工夫してキャラクターの個性づけを意識すると、背景を活かしたより魅力的なイラストになります。
画面を地面や建物などで二分割や三分割し、そのラインにキャラクターを配置するとバランスがよくなります。背景とキャラクターが自然に調和するため、初心者にも簡単に背景を活かした構図を作れます。
奥行きを活かすイラストの構図では、キャラクターと背景を最初から一体として考えることがポイントです。
奥行きを出す構図を描くには、キャラクターと背景を別々に考えず、ラフスケッチの段階で背景の奥行きを意識しておきましょう。
本格的に奥行きを出すには「パース(遠近法)」の考え方が必要ですが、まずは「手前・真ん中・奥」の3つに空間を分けて考えるだけでも、簡単に奥行きを表現できます。
例えば、森の中を歩く女の子を描く場合、手前に葉っぱや花を配置し、奥に木々を描くだけでも自然な奥行きが出ます。キャラクターの存在感も引き立ちます。
先ほどの森のシーンをさらに印象的にするには、女の子を中心に放射線状の線を引いてみましょう。この線を基準に木々の高さや小道を描くことで、よりリアルな奥行きが感じられるイラストになります。
映えるイラストの構図とは、SNSなどで注目を集めるための工夫を取り入れた構図のことです。
映える構図では、背景の情報量を調整することがコツです。キャラクターを目立たせたいなら背景はシンプルに、背景を見せたいならキャラクターを小さめに描くと効果的です。また、斜線構図や三分割構図、奥行き構図を組み合わせると、見る人を飽きさせない魅力的なイラストになります。
背景の遠い景色をぼかすとキャラクターがより目立ちます。逆に手前にある葉っぱをぼかすと、カメラで撮影したような臨場感が生まれ、覗き込んでいるような印象的な効果が得られます。
斜め構図を使いながら、背景を三分割構図で配置すると、ダイナミックでおしゃれな雰囲気になります。複数のテクニックを上手に組み合わせることで、イラストがぐっと映えるようになります。
アタムアカデミーでは、背景と奥行きを活かした構図の描き方を学ぶことができます。
アタムアカデミーでは、入塾前にイラスト講座を体験できるオンライン無料体験レッスンを行っています。講師とビデオ通話をしながら授業を体験していきます。
オンライン無料体験レッスンはiPadに必要なソフトをインストールし、applepencilを使って授業を行っています。iPadをお持ちでない方は、紙とペンでの体験もできます。
課題や制作した作品は講師とチャットやメールでやりとりをすることで共有を行います。兄弟でのご参加、お友達同士のご参加もOK。
オンラインであっても、対面型の教室と同じように学ぶことができます。
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