
特殊効果・テクニック
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仕上げ加工とは、「イラストが何か物足りないな」「いつもと違った雰囲気にしたい」と感じたときに、ひと手間加えてイラストの完成度を高める作業のことです。

「仕上げ」や「加工」と聞くと専門用語が多くて難しく感じるかもしれませんが、難しい技術はほとんど必要ありません。今回はイラスト初心者でも使える仕上げ加工をご紹介します。
グロー効果とは、イラスト全体をふんわりと光らせ、優しく柔らかい雰囲気を生み出す効果です。

グロー効果を加えることで、イラストに温かみや華やかさをもたらします。

グロー効果をかけたいときは、まず加工したいイラストのレイヤーを結合(またはコピーして結合)し、1枚のレイヤーにまとめ、それを複製します。
複製したレイヤーに「レベル補正」をかけ、明るさを調整します。

レベル補正したレイヤーに、フィルターメニューから「ガウスぼかし」をかけます。ぼかし具合はお好みで調整してください。
最後に、レイヤーの合成モードを「スクリーン」に変更し、不透明度を調整したら完成です。
リムライトとは、被写体の輪郭に沿って光を当てるテクニックのことです。このリムライトを使うことで、キャラクターが背景から浮き立ち、存在感を強調することができます。

リムライトを描く際は、新規レイヤーを作成し、合成モードを「スクリーン」や「加算(発光)」などに設定するのがおすすめです。
髪の毛や瞳、服などにハイライトを描き足すことで、ツヤ感や明るさ、立体感をプラスすることができます。

ハイライトを描くときは、どこから光が当たっているか(光源)を常に意識して描きましょう。

慣れないうちは、線画のフチあたりを中心に細くハイライトを入れてみてください。慣れてきたら、面の広がりを意識して入れていきましょう。
ただし、ハイライトを入れすぎると、かえってくどい印象になりがちなので注意してください。
トーンカーブを使うことで、イラスト全体の色味を整え、雰囲気を変えることができます。

イラスト全体を後から調整でき、色味に統一感を出せる便利な機能です。

操作が少し難しく感じるかもしれませんが、まずは「カーブを上に動かすと明るく、下に動かすと暗くなる」と覚えておけば大丈夫です。まずは色々触って、どんな変化が起きるか確かめてみましょう。
テクスチャを重ねることで、イラストにアナログ感などの特殊な質感を簡単に出すことができます。

素材サイトなどから使いたいテクスチャを選び、イラストの上に新しいレイヤーとして重ね、合成モードを「オーバーレイ」などに変更しましょう。あとは不透明度を調整し、好みの質感になるように馴染ませます。

今回使ったような「キャンバス地」や「画用紙」のテクスチャは、紙に描いたようなアナログ感のあるイラストに仕上げることができます。他にも、木目や布地のテクスチャを重ねることで、それぞれの質感を表現できるのでおすすめです。
グロー効果などを使った際にイラストの一部が真っ白になってしまう場合は、効果レイヤーの不透明度が高すぎるのかもしれません。まずは不透明度を下げて調整してみましょう。

それでも白飛びする場合は、白飛びする部分だけ消しゴムで消すなど、部分ごとに調整していきましょう。
イラスト全体の色味がバラバラになり統一感がなくなってしまった場合は、「色調補正」機能を使ってみましょう。

「トーンカーブ」や「色相・彩度・明度」で色味のバランスを整えたり、「グラデーションマップ」でガラッと雰囲気を変えてみたりするのも有効です。
フィルターやテクスチャ、エフェクトを過剰に使いすぎると、せっかく描いた元のイラストが見えづらくなります。

加工レイヤーの不透明度を下げて、自然な印象になるように調整しましょう。
イラストを仕上げるときは、あらかじめレイヤーをそれぞれ分けておくと非常に便利です。

主に「線画」「光(ハイライト)」「影」「ベースカラー」のようにレイヤーを分けておくことで、後の加工や調整がとても簡単になります。
イラストを加工していくとき、まずは「光」「影」「色調整」に注目して考えてみましょう。

光や影については、光源をよく意識してください。例えば、正面から光がきているイメージで描く、などです。
「光」と「影」のレイヤーを分けておくことで、全体の陰影のバランスを取りやすくなります。レイヤーの不透明度を調整して、全体のバランスをとっていきましょう。

色を変えたり調整したい時は、「色調補正」機能を使って色味を調整していきます。「色調補正」から「色相・彩度・明度」などを調整することで、色の変更や微調整ができます。

また、線画の色を変えることでもイラストはよく馴染みます。塗っている色よりも少し明度が低い色(焦げ茶や濃紺など)に変更すると、線画がイラストに溶け込み、柔らかい印象になります。
最後に、イラスト全体に「オーバーレイ」や「ソフトライト」のレイヤーを重ねて、最終的なバランス調整をしましょう。

イラストのコントラストを高くしてハッキリさせたい時は「オーバーレイ」、イラストの雰囲気を柔らかくしたい時は「ソフトライト」を選ぶ、というように使い分けてみてください。
ミステリアスな雰囲気を演出するポイントは、「逆光」によってキャラクターに強い光と濃い影を生み出し、くっきりとしたコントラストを作ることです。
まず、キャラクターの上に新規レイヤーを作成し、レイヤー効果を「乗算」に設定します。「乗算」は、下の色と掛け合わさって色を暗くする効果があります。
深い青や紫といった色を選び、キャラクター全体が影に入るように塗りつぶしましょう。これで、イラスト全体のトーンがぐっと暗くなります。

次に、新規レイヤーを「加算(発光)」に設定します。「加算(発光)」は、下の色と合わさって強く発光するような明るい効果を生み出します。
このレイヤーで、キャラクターの背後から光が当たっているのを意識し、輪郭に沿って強く明るい光を描き込みます。髪の毛先や耳、服の薄い生地など、光が少し透けそうな部分を意識すると、よりリアルな逆光表現になります。

最後に背景を暗い色で塗ることで、キャラクターの光が際立ち、ミステリアスな雰囲気が一気に高まります。背景にも、キャラクターから漏れた光をぼんやり描き加えるのもおすすめです。

切なく儚い雰囲気を演出するポイントは、コントラストの弱い、淡く柔らかな光を重ねることです。全体的に色の彩度(あざやかさ)を少し抑えると、より落ち着いた印象になります。
ここでも「乗算」レイヤーでキャラクター全体に影を置きますが、暗くなりすぎないように注意が必要です。不透明度を下げたり、明るめの色を選んだりして、ふんわりと影を乗せるのがコツです。

新規レイヤーを「覆い焼きカラー」に設定し、影の上にぼんやりと光を乗せていきます。「覆い焼きカラー」は、下の色を明るくしつつコントラストを弱める効果があり、淡く柔らかい雰囲気作りに最適です。
肌の周りにはオレンジ系の暖色を使うと、血色が感じられ、儚い生命感を表現できます。他の部分は、元の色に近い明るい色を選ぶと自然に馴染みます。

同じく「覆い焼きカラー」のレイヤーで、瞳の中、濡れた唇、アクセサリーなど、特に輝かせたい部分にだけ強い光をアクセントとして加えます。これで、淡い中にもきらめきのある、儚いイラストの完成です。

背景の色によっても印象が変わります。「切なさ」や「儚さ」のイメージに合わせて選びましょう。

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