【生徒作品の紹介】フルーツの個性を活かしたキャラクター

今回はアタムアカデミーのカワサキナツミ先生の2021年10月のイラストレッスン「キャラクターデザインでものがたりをつくろう」で、Nさんが制作した作品をご紹介します。

このカリキュラムでは、オリジナルキャラクターの制作を通じてキャラクターデザインを学びます。特に、親子・兄弟、友達・ライバル・仲間などのキャラクター間の関係性を、デザインに落とし込み、イラストで設定を表現する方法を身につけていきます。

今回Nさんは、デザインしていく中で、身近で可愛らしいモチーフとしてフルーツを選択し、フルーツでキャラデザというテーマでイラスト制作を始めました。キャラクターを考えるきっかけをフルーツにしたので、とても取り組みやすそうにスタートしました。

カワサキナツミ先生の授業「キャラクターデザインでものがたりをつくろう」Nさんの作品例

フルーツの親子は「レモン」と「グレープフルーツ」がモチーフで、ほっぺがキュッとなりそうなキャラクターになりました。体のサイズに対して目のバランスを変えていたり、細かなこだわりを感じます。

友達のデザインでは、「ストロベリーと似た名前の果物、ブルーベリー以外にあるかな？」と質問してみると、「ラズベリーはどうかな？」と新しいアイデアが出てたので、ラズベリーをベースに友達キャラクターをデザインしてくれました。

どのキャラクターも果物の特徴を入れ込んでいる「ベリーズ」です。ストロベリーはTシャツのカラーが、ヘタとカタク（赤い部分）になっていて、襟周りに緑が入ることで、いちご感がマシマシです！

ブルーベリーは紫から連想できるクールな雰囲気とお団子頭のブルーベリー感。取り入れ方がナイスです。ラズベリーはヘアスタイルがまさにラズベリーですね！

今回は物語も考えることがテーマでしたが、普段のイラストでも「この子はどんなものが好きだろう」「どんな仲間がいるだろう」とイラストの先まで想像して描いてみると深みが増しますね。