2022.07.13
生徒のイラスト 頭身法を生かしてオリジナルキャラをデザイン〜お絵かき用ノート制作
5月の授業「身の回りのものをデザインしよう!」パーソナルコースSさん
アタムアカデミー担当講師のしのです。
今回は、5月のイラストレッスン「身の回りのものをデザインしよう!」
で制作したSさんの作品をご紹介します。
このカリキュラムではオリジナルのグッズ制作を通して、
イラストレーターやデザイナーのお仕事体験ができます!
前回のレッスン
パーソナルコースのSさんは、個別に課題とは違うことをする日があります。
その日は、たまたま頭身法の話をしていました。
頭を基準に常にバランスを意識して描いたり、数字で図るような方法で、
体のバランスを伝えていました。
たまたま、また5月の課題で、また人体を描く機会があったので、
頭身法が生かされるといいな、と思っていました。
キャラクター設定
5月の課題は、身の回りのもの、ノート・ポーチ・タオルハンカチのどれかに、
自分の描いたイラストやロゴがプリントされるというレアな課題!
習いごとと社会が結びつくカリキュラムです✨
今回はとくにデザインの考えに近いので、イラストやロゴには設定が大切。
Sさんの設定はこちら。
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アイテム:ノート
テーマ:お絵かき用ノート
対象:じぶん、同年代
こだわりポイント:ピンク、ほし、果物
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実際作業をすすめてもらうと、既存のキャラクターに似たものが描かれていました。
ここは心苦しくも、今回は「Sさんオリジナル」のグッズを制作するべく、
改めて部分的に変えることを提案。
設定も微妙に変わってきたので、軸がブレないように、より具体的に見直しました。
レイアウト、変化
大体キャラクターのイメージがついたところから、
つぎは大枠のレイアウトに進みます。
レイアウトは後からも変更できますが、
大きさは解像度の問題があるので、最初から決めてとりかかります。
大体の大きさを決めて、次回レッスンに進んだところで、
Sさんのオリジナルなキャラクターが出てきました。
これは本当に大きな進歩です✨
ある意味、固定概念がはずされたということなのですが、
描いているうちに開けることが多いですね!
それからはどんどんと筆が進み、
オリジナルのキャラクターが2体もできました!
女の子の洋服の柄まで描き込み、精度を上げています。
二人の中の良くて楽しそうな様子から
ふだんのSさんの楽しい日々が伝わってきますね😀✨
シミュレーション、比較
また、Sさんの制作したイラストを、ノートに置いてみてシミュレーションしました。
ノートの地の色から、色の見え方も変わりますね。
ほかのグッズへ展開を考える
さらに、もしこのSさんブランドが増えていったら。。
グッズにより印刷される絵の大きさ、ロゴの大きさや配置も変わってきます。
「必要な情報だけ伝えたいことをプリントしたいよね」
とSさんにも比較してもらいました。
こういった実際にデザイナーが行うシミュレーション、レイアウト検討は時間がかかり、
なかなかグループレッスンの中ではやり切ることができません。パーソナルならではですね。
「もしSさんブランドができたら」「もしこうなったら」を想像して、
手に取る人、使う人のことを考える面白い課題でしたね✨😀
今回の課題で、さらにSさんの強みが把握できたので、
より楽しいレッスンの組み立てができそうです!
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