
特殊効果・テクニック
初心者も簡単!ネオンのイラストの描き方
今回は、歓楽街やサイバー的な雰囲気を出すのに使えるネオンのイラストの描き方を紹介します。 近未来的なイラストにもレトロポップなイラストにも使えるので、ぜひ覚えてみてください。 ネオンのイラストの特徴 ネオンは歓楽街や近未来的な建物などの看板や、サイバー的な雰囲気のイラストを描きたいときなどによく使わ…
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今回は、アイビスペイントを使用してマンガを描くための基本機能(コマ割り・トーン・吹き出し・集中線)について解説していきます。
マンガには、ひとつのページに枠がいくつかあり、その中にイラストや文字が描かれていますよね。
マンガの枠のことを「コマ」と呼び、コマを描いていく作業のことを「コマ割り」といいます。
まずは、漫画を描くために新しいキャンバスを用意します。
早速このキャンバスに「コマ割り」ツールを使用してコマを描いていきます。
画面左下に表示されている「コマ割り」ツールのアイコンをタップしてください。
「コマ割り」を選択したら、画面の好きな場所をタップしてください。
すると、「枠追加」と描かれたボタンが表示されるので、もう一度タップしましょう。
キャンバスに1つの大きな枠が表示されました。
右下に表示されるメニューから、上下左右の余白の大きさや、枠の太さ、枠線の色を変更できます。
好きな大きさに調整できたら、メニュー右上のチェックマークをタップしてください。
この枠に新しいコマを増やしていきます。
右下の「コマ割り」というマークを選択してください。
コマを割る前に、コマとコマの間隔を設定しておきましょう。
左下のペンのマークをタップすると表示される2本のバーで上下左右の余白の大きさを調整できます。
漫画は横のコマを先に読んでから下のコマを読むため、左右の感覚よりも上下の感覚を広く設定しておくと読みやすいコマ割りになりますよ。
設定が完了したら、まずは枠の端から端まで1本の線を引いてみましょう。
ペンを離すと、2本の線が引かれてコマが2つできましたね。
同じように好きな場所に線を引いたらコマ割り完了です。
コマ割りをした後にコマの大きさを変更することもできます。
右下の「選択」をタップして、大きさを変えたいコマを選びましょう。
端から斜め方向にドラッグすると、まとめて複数のコマを選択することもできますよ。
8方向に表示される赤い丸を長押ししたまま動かすと、自由にコマの大きさを変えることができます。
コマを「選択」して左下に表示されるペンのマークをタップすると、編集メニューが右下に表示されます。
ここでは枠線の色や太さ、塗りつぶしの色を変更することができます。
コマの順番の並べ替えや、削除もここから行えます。
マンガや白黒のイラストの中には、白と黒だけでなくグレーで表現されている部分がありますよね。
グレーに見える部分は実際は小さな黒い点やカケアミで表現されており、紙に描く漫画では「スクリーントーン」と呼ばれるシートを貼り付けてグレーを再現します。
アイビスペイントでも、イラストにスクリーントーンを使って漫画らしい表現をすることが可能です。
まずは、スクリーントーンを貼り付けたいイラストを用意します。
レイヤーを新しく増やして、線画を描いたレイヤーの下に移動させましょう。
画像内の①「普通」をタップし、②「ブレンドモード」から「スクリーントーン」に変更してください。
点の密度や線の細さが違う様々な種類のスクリーントーンが表示されるので、好きなものを選んでみてください。(後から変更することも可能です。)
今回は「アミ点L6」を選んでみました。
トーンの色の濃(こ)さは、カラーホイールで黒色の濃さを調節すると変更できます。
スクリーントーンの種類を選び、色の濃さを調節したら、グレーで表現したい部分を塗りつぶしツールやペンツールで塗ってみましょう。
レイヤーモードを「スクリーントーン」にしておくと、お花や模様のブラシも、すべてアミ点で描くことができます。
マンガを描くときの背景に使用すると、画面に華(はな)やかさを加えたり、キャラクターの感情を表現することもできますよ。
漫画の中でキャラクターが何かを言ったり、考えたりするとき、そのセリフや思考内容を「吹き出し」に入れることで、読者に伝えることができます。
吹き出しはキャラクターの表情やポーズと一緒に使うことで、物語の臨場感を高めたり、ストーリーの伝達に役立つ重要な要素となるのでぜひ活用しましょう。
吹き出しには形や大きさなどいろんな種類があり、場面に応じて使い分けることが大切です。
吹き出しの入れ方には、①アイビスペイントの「素材」を使う方法、②「ふちどり」ペンを使う方法の2つがあります。
アイビスペイントでは、素材としてたくさんの吹き出しが用意されています。
アイビスペイントの画面右上にあるボタンをタッチして、「素材」ツールを開きましょう。
下にスクロールしていくと、「マンガ・フキダシ」というカテゴリーがあります。
たくさんのフキダシが出てくるので、好きな吹き出しを選んでください。
吹き出しを置きたい場所まで移動させたら、緑のチェックマークで位置を確定しましょう。
つぎは、ふちどりペンを使った方法について説明します。
素材から選ぶ方法と違って、ふちどりペンを使うと吹き出しの形を自分の好きなように自由に変えられるのが便利なポイントです。
まずは、アイビスペイントの左側にあるツールバーからペンツールを開いて、基本のブラシ一覧から「ふちどり」ペンを選びます。
ふちどりペンは、線の中を自動で白く塗りつぶしてくれるペンなので、コマの上からでもスムーズに吹き出しを描くことができます。
好きな吹き出しの形を描いて、その中を塗りつぶせば完成です。
アイビスペイントの素材に入っている吹き出しが、それぞれどんなシチュエーションで使えるか確認していきましょう。
①フキダシ(ノーマル)
フキダシ(ノーマル)は、どんな場面でも使える基本的な吹き出しです。
キャラクター同士が日常会話をしているときは、この吹き出しを使えば自然な会話になります。
②フキダシ(カクカク)
フキダシ(カクカク)は、ロボットみたいな声を表現したいときや、キャラクターが緊張して固い声を出している時に使えます。
③フキダシ(感情)
フキダシ(感情)のようなトゲトゲした吹き出しは、キャラクターが大きな声で叫んでいるときや、感情的になっているときに使えます。
④ハリ
ハリは、心の声を表すときにつかえる吹き出しです。
アイビスペイントには、「MM07-ハリ14-E」という名前で登録されています。
⑤フキダシ(もこもこ)
フキダシ(もこもこ)は、明るいキモチのときに使える吹き出しで、心がはずんでいる様子・楽しい様子を表現できます。
最後に、マンガでよく使われる集中線の描き方について解説します。
集中線とは、登場人物や物を中心に放射線状に伸びた線のことを指します。
登場人物や物を目立たせたいときや、登場人物が驚いているとき、イラストに迫力を出したいときなどに使われているのが「集中線」です。
集中線が使われているシーンは、登場人物が驚いていたり、衝撃的なことが起こっていることが多いです。
今回はびっくりしている女の子を描いてみました。
集中線は一見たくさん線があって難しそうに思えますが、「フィルター機能」を使って簡単に描くことができますよ。
まずはツールバーから「フィルター」を選択します。
フィルターの中の「描画」から「集中線」を探してタップしてください。
フィルターを選ぶと、キャンバスに集中線と右側にメニューが表示されます。
メニュー内のバーで内側半径(集中線のなかの空いている部分)、外側半径(集中線の外側までの長さ)、線の太さを調整することができます。
仕上げに、コマ枠からはみ出しているところを消して完成です。
アタムアカデミーでは、マンガの描き方を学ぶことができます。
マンガを読むときは右から左に読むなどのマンガにおける初歩的なルールから、コマ割り、トーン、吹き出しなどのマンガの技法まで、マンガの執筆経験もある現役アーティストから学部ことができますよ。
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