人物・キャラクターの描き方
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今回はキャラクターデザインに役立つ「髪の描き方」をわかりやすく紹介していくね
前にいちど簡単な髪の描き方を「初心者も簡単!髪の毛のイラストの描き方」で紹介しているんだけど、今回は「つむじ」や「分け目」で生まれる「髪の流れ」を理解できるように進めていくよ。
髪の流れが意識できれば、いろんな髪型を描くときにも困らなくなるよ。
髪の流れを意識しながらロングヘアを描いていくよ。
まずはベースの顔を描いていくから、輪郭、おでこ、つむじ、分け目のアタリを描こう。
おでこの範囲をどうやって決めたらいいかわからないときは、頭から顎までを4等分に区切って、下から3つめのブロックまでがおでこになるようにしてみよう。
つぎに頭のてっぺんか、そのちょっと後ろくらいに「つむじ」のアタリを描いてね。
さいごにつむじからおでこまでを繋げるようにすっと線を引いて「分け目」のアタリを描いてね。
それでは準備が出来たら髪を描いていこう。
それではまず、いちばん描きやすい前髪から描いていこう。
おでこの少し上あたりから前髪を描き、分け目を中心にして髪の毛をちょっと広げながら下ろしてね。
分け目のポイントから全部が下りてくるんじゃなくて、おでこの上のこの部分全体から下へ流れているイメージだよ。
髪の分け目が変わると、前髪の流れる方向が変わるよ。
前髪のはしから耳の付け根あたりまでの横髪を描いていくよ。
イメージしている髪の長さと、同じにしたり、ちょっと短めにしたり、調節しながら描いてね。
頭のアタリに沿って描かなくても髪はボリュームがあるから、ちょっと上くらいに描いてみよう。
さいごに耳より「うしろ」の髪を描くよ。
これも、分け目に沿って、左右におろそう。ちょっとボリュームを出すために、頭のアタリより少し上に描いていこう。
分け目がない後頭部は、つむじを中心にして裾を広げながらおりていくよ。
後ろ姿はあんまり描かないかもしれないけれど、漫画表現や、キャラクターデザインのときに役立つから覚えておいてね!
今説明した部分を、正面と真横から見ると、パーツごとにこんなふうになっているよ。
キャラクターの髪を印象付けたいときは、裾をひろげてあげるといいよ。
スッとまっすぐに伸ばした髪はスマートに見えるよ。
「つむじ」は髪の流れの中心点なんだけど、これくらいのショートヘアを描くときは「分け目」を考えないで、「つむじ」の位置から髪の流れを描いていくこともあるよ。
描き方を説明するね。短い髪は、「まえ」「よこ」「うしろ」で髪のパーツをわけると、「うしろ」の部分が前髪にかぶさるようになるよ。
だから、前髪からいきなり描かずに、まず「つむじ」のアタリから、髪の流れを決めよう。
今回は左回りの髪の流れにしてみるよ。
うしろの髪、まえの髪、よこの髪、それぞれ流れを意識してアタリを描き込もう。
よこ部分は短いもみあげでもいいね。
アタリができたら、短い髪の束を描いていこう。時々流れに逆らって、跳ねている髪を描くと、いきいきとした感じになるよ。
アタムアカデミーでは、髪の描き方を学ぶことができます。
ロングヘア、ショートヘア以外にも、髪の毛の構造から基本の描き方も学べるよ。
アタムアカデミーでは、入塾前にイラスト講座を体験できるオンライン無料体験レッスンを行っています。講師とビデオ通話をしながら授業を体験していきます。
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