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講師インタビュー 生田月恵先生アート編②

講師インタビュー 生田月恵先生アート編② 生田月恵先生

Q1 創作をする上でのテーマを教えてください。

わたしの描くテーマは、風景画やキャラクター、女の子の絵、ゆるい雰囲気の絵などジャンルの絵をさまざまです。

何を描くにしても、見た人が「?」と思うようなものを意識しています。
まっすぐに描くよりも、少しわかりにくい絵にしたり、予想外な組みあわせを描くのも好きです。

シュールな漫画やお笑いが好きな影響もあります。

きれいな風景なら写真でもいいかもしれない。
可愛い女の子を描くイラストレーターや漫画家はたくさんいます。
せっかく自分が描くのだから、自分にしか描けないような絵にしたいと思います。

Q2 最近描いた作品の解説をお願いします。

毎日多くの人が利用している駅の階段。
日常で見かける風景を、小さな四角形の中に収めました。
10cm×10cmの小さな透明のアクリル板に、絵の具で描かれています。

駅の階段や壁はコンクリートの灰色ですが、
真ん中のほうは光があたっていたり、はしの方は汚れていたりと灰色一色ではありません。

ほかにも、小さい四角の絵のシリーズを制作しています。

壁の隅にあるコンセントの絵や駅のゴミ箱など。
とくべつきれいな風景を探しにいくわけでもなく、駅から自宅までの道のりを何枚も写真を撮りました。
飽きるほど日常で見ているような風景をいかに面白くできるかを考えて描いています。

Q3 絵が上手くなるためにどのように勉強しましたか?

描きたいものをよく観察

手を描くときは、自分の手のかたちを見たり、手のポーズを写真に撮ってそれを観察して描いたりします。
想像だけで描くとどうしてもバランスが崩れたり、歪んだりするのです。

また、自分が好きだなと思う写真や絵を集めています。
上手な人の絵と自分の絵を見くらべながら、どこが違うのかを考えて描きます。

自分は絵がうまい(うまくなる)と信じて続ける

思い込みでもいいので「絶対に描ける!」という気持ちで絵の練習をしました。
結果うまくいかなくても、以前よりはすこしでも成長してるはずとポジティブに描いていました。
絵描きにもいろいろなタイプの人がいます。私の場合は、とにかく楽しみ前向きに描くことが、上達につながっているように感じます。

Q4 制作をする際に必ずやることはありますか?

絵の具をつかう場合は、汚れても大丈夫か、道具は足りているかなど作業環境をまず確認します。
あとで余計なことに気をつかわずに、のびのびと絵を描くためです。

絵のイメージにあう音楽があれば、その曲を聞きながら作業することも。
聞いている曲から絵のイメージやアイデアが浮かぶこともあります。

友達のグループLINEで話しながら、もしくは友達の会話をラジオのように聞きながら、描くこともあります。
全員無言で集中している時間もあれば、誰かのひとり言を聞いているときもあったり。
疲れたときは、手をとめてお菓子を食べながら話を聞いたり、ゆったりとした時間を過ごします。

お互いに途中経過を見せあったりすると、モチベーションが上がりますね

Q5 どんな時に作品のアイディアが浮かびますか?

・旅行やお店など初めての場所を訪れたとき
・面白い絵や漫画を見たとき
・音楽を聞いているとき

アイデアが浮かんだときは、すぐにメモするようにしています。
外にいるときは、携帯のメモ帳などに入力して忘れないようにしています。

Q6 絵が上手くなりたい!思っている方へ生田月恵先生からアドバイスなどがあればお願いします

絵の上達は、人それぞれです。参考にしてみてください。

描いたものを誰かに見てもらう

保護者の方、友達、先生、誰でもいいです。理由も何でもいいです。

「褒めてほしい」「アドバイスが欲しい」
「とりあえず、頑張って描いたので見てほしい」

私は友達の誕生日に毎年絵を描いてプレゼントしています。
喜んでもらえるように全力で描くので、いつもの絵より完成度が高いものができることが多いです。

よく見て描く

上手く描けないときは、紙の上(タブレットの上)で何度も描き直すよりも、資料を見て描くようにしてください。
参考にできそうな画像を写し絵したり、模写をするのも勉強になります。

そして、自分の絵もよく見ましょう
少し遠くから離れてみたり、逆さまにしてみると、違和感に気づくことがあります。
気づいた点を直して、また遠くから見て直し…それを繰り返してみてください。

完成させる

途中でほったらかしの絵があったら、ぜひ最後まで描いてみてください。

飽きたら他の絵を描いたり、別のことをして気分転換してもいい。とにかく1枚絵を完成させます。
時間をかけて作品を描きあげることは大変ですが、そのぶん達成感は大きく自信にもつながります。

いまいち思うように描けなくても、2枚目、3枚目と、どんどん描いてみてください!

そして描いた絵はぜひ大切に保管してください。
1年後、10年後、大人になってから、見返すと成長に気づくことができて、絵を描き続けることがさらに楽しく感じられると思います!

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