【生徒作品の紹介】現代と中世が混在するような水上に暮らす人々の島

今回はアタムアカデミーの巴奈みずき先生の2022年6月・7月の小学生クラスの講座 理想の島を作ろう！で、Sさんが制作した作品をご紹介します。

2022年6月・7月の小学生クラスのカリキュラムでは、「理想の島」をテーマにオリジナルのコンセプトアートに挑戦します。コンセプトアートではただ単に好きなものを集めるだけではなく、理想の島というテーマに沿って、自分の世界観や大切にしたいものを可視化して、鑑賞者の意識に訴えるようなイラストに作り上げていきます。

Sさんは、水の上に暮らす人々というテーマで、「水」をメインに色々なアイデアを考えてくれました。「現代」と「中世」を組み合わせた時代をイメージするなど、自由な発想で島のアートのイメージをふくらませてくれました。

巴奈みずき先生の講座「理想の島を作ろう！」Sさんの作品例

キャラクターと建物の構図などがよく考えられていますね。キャラクターに自然と視線が集まる構図となっています。

ただ、このままではキャラクターと建物が同化してしまうので、よりキャラクターに視線を集めるべく、テクスチャを使って建物の雰囲気を変えよう、とアドバイスしました。

レンガに古びたテクスチャをつかって中世の雰囲気を表現してくれました。一方で、直線定規ツールをつかって建物をしっかり描いているなど、古さと新しさを同時に表現しよう！とトライしてくれているのが伝わります。

積極的に様々なツールや技術を工夫してくれるSさん。
どんどん学びを深めて、イラストのチカラを伸ばしていってくれています。