
人物・キャラクターの描き方
初心者も簡単!バリエーション豊かなキャラクターの表情の描き方
キャラクターの表情は、眉や目、口、輪郭、シワなど、顔のパーツをどう組み合わせるかで大きく印象が変わります。また、キャラクターの表情が豊かになると、イラスト全体の魅力が一気にアップします。 そこで今回は、表情イラストの描き方を分かりやすく解説し、初心者の方でもすぐに描ける実践的なコツやアイデアを紹介し…
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今回は色んな種類のメガネの描き方を紹介します。メガネの形によって顔の印象が大きく変わります。好きなキャラクターやオリジナルキャラクターに合ったメガネをかけてイメチェンしてみてはいかがでしょうか?
メガネは、キャラクターの魅力を一気に引き立てる効果があります。キャラクターの要素が少し物足りないと感じたときにメガネを加えるだけで、キャラクターの情報量が増え、知的な印象も簡単にプラスできるのが大きなメリットです。実際に、上のイラストでも、女の子にも知的な印象が加わっているのがわかります。
また、フレームの形やデザインを変えれば雰囲気もがらりと変わるため、「かわいらしさ」や「クールさ」、「大人っぽさ」など、さまざまな個性を演出することもできます。キャラクターの設定や世界観に合わせてメガネの種類を選び、描き分けてみましょう。
メガネのアタリを描く前に、メガネのパーツを紹介します。
メガネは図のように「ブリッジ」「鼻パッド」「リム」「ヨロイ」「つる」「耳あて」と呼ばれるパーツからできています。また、リムを含めたレンズ以外の枠の部分を「フレーム」と言い、フレームの形によって顔の印象が大きく変わります。
メガネのフレームやレンズのタイプごとに線画を描くコツや、その印象を紹介します。
まずスクエア型です。横長の長方形をイメージして描きましょう。図形ツールを使って長方形を描くと、ギャグ漫画の真面目キャラがかけているようなメガネになります。
より自然にしたい場合は角を丸くしたり、リムの上側をやや長めに描くとよいでしょう。このようなスクエア型は知的でクールな印象を与えることができます。
ウェリントン型はスクエア型と同じく、四角い形をしています。スクエア型より上下の幅が広いのが特徴です。台形を逆さまにした形をイメージすると上手く描くことができます。知的でありつつ、親しみやすい印象になります。
ラウンド型はフレームがほぼ真ん丸の形をしたメガネです。図形ツールを使用して丸を描いても、自然に描くことができます。スクエア型やウェリントン型ではブリッジを上の方につけましたが、ラウンド型では真ん中か、やや上につけると良いでしょう。やわらかく親しみやすい印象や、レトロな印象を与えることができます。
オーバル型はフレームがだ円形(たまご型)をしたメガネです。図形ツールでだ円を描いても自然ですが、リムの上側をやや長めに描くと良いでしょう。上下の幅が狭いため知的な印象になりますが、角がなく柔らかい印象も与えることができます。
ボストン型はフレームが逆三角形の形をしたメガネです。おにぎりを逆さまにした形をイメージすると描きやすいです。上下の幅が広く、フレームの縦と横の比が1:1に近くなるように描くと上手く描けます。ラウンド型に近いためやわらかい印象も持ちながら、かっこよさもかね備えています。
フォックス型はキツネ型のメガネを意味します。フレームの目尻側が上向きで太くなっていることが特徴です。顔をシャープな印象にしてくれます。
今回はメガネの正面から見た時の基本的なパーツである、「ブリッジ」「リム」「ヨロイ」を使ってメガネのアタリを描いていきます。
まず、キャンバスの中央に縦に対称定規を引きます。次にメガネの中央にあるブリッジを描きます。
メガネのリムのアタリを描きます。好きなフレームの形になるようにアタリを描きましょう。ヨロイがあるだいたいの位置に線を描いたら完成です!
横から見たメガネのイラストを描くときは、まず箱の形をイメージしてみると立体感が出しやすくなります。横から眺めた際にはフレームの側面が大きく見えるため、箱の側面部分を強調するように描き進めると自然な仕上がりになります。
さらに、メガネのツルが耳にしっかりかかるように曲げの角度を調整すれば、実際に装着しているようなリアルな印象を演出できます。
メガネを斜め上から描く場合も、基本は“箱の形”をイメージすることがポイントです。箱をガイドとして使うと、フレームやツルの立体感が自然に表現できます。
斜め上からの視点では、フレームのフチが部分的に見えたり、反対側のツルがちらっと見えたりするので、そうしたディテールもしっかり描き込むとリアルさが増します。
黒いメガネの場合は線画をそのまま使用しても良いですが、違う色のメガネにする場合の色の塗り方を紹介します。解説ではボストン型のメガネを使用します。
線画で描いたメガネを好きな色に変えます。私は水色にしました。ふちをなぞって輪郭の線を描きます。ブリッジとヨロイに濃い青を塗ったら完成です!
もう少し高いレベルを目指したい人はレンズの反射光を描いていきましょう。フレームの内側に沿ってスプレーで白を塗っていきます。目が隠れないように塗るのがポイントです!
さらにペンでもフレームの内側に白い線を描き込むとより反射しているように見えます。
今度はラウンド型のメガネをもとに、サングラスを描いてみます。めがねのふちを金にしたいので、メガネの上に加算(発光)レイヤーを作ってクリッピングし、白や黄色などの明るい色でフレームの右上あたりを塗ります。
フレームの内側を濃い赤茶色で塗りつぶし、下側をやわらかめの消しゴムで少し消したら完成です!
レンズを2色で塗ってグラデーションにするのも可愛いですね。ぜひ好きな色でメガネやサングラスを描いてみてください!
メガネを横から描いたときにレンズ部分が強調されすぎると、見た目に違和感が生じます。立体の“箱”を意識するだけでなく、レンズそのものが見えすぎないようにバランスを取ると、自然な横顔に仕上がるでしょう。
メガネがキャラクターの顔から浮いているように見える場合は、顔とメガネの箱形のイメージが合っているか、さらにフレームとツルの位置や角度が合っているかをチェックしてみてください。これらのズレを整えるだけで、しっかり顔にフィットした印象になります。
アタムアカデミーでは、メガネのイラストの描き方を学ぶことができます。
オリジナルキャラクターにメガネを描くときのポイントやコツを身につけることができます。
アタムアカデミーでは、入塾前にイラスト講座を体験できるオンライン無料体験レッスンを行っています。講師とビデオ通話をしながら授業を体験していきます。
オンライン無料体験レッスンはiPadに必要なソフトをインストールし、applepencilを使って授業を行っています。iPadをお持ちでない方は、紙とペンでの体験もできます。
課題や制作した作品は講師とチャットやメールでやりとりをすることで共有を行います。兄弟でのご参加、お友達同士のご参加もOK。
オンラインであっても、対面型の教室と同じように学ぶことができます。
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