イラストノウハウ
モチーフ・モチーフ表現

初心者も簡単!バイクのイラストの描き方

  • 描き方

バイクは一見複雑に見えますが、基本構造を押さえ、簡単な図形を使ってアタリをとることで、初心者でも簡単にかっこよく描くことができます。

この記事では、バイクを描く前の基礎知識から、図形を使った簡単な描き方の手順、さらにクオリティを上げる本格的な仕上げのコツまで分かりやすく解説します。

バイクの基本構造と種類

まずは、バイクがどんなパーツで出来ているのか、どんな種類があるのかを知っておくと、シルエットが捉えやすくなり、ぐっと描きやすくなります。

バイクの基本的な構造

細かいパーツはたくさんありますが、全てを覚える必要はありません。まずは、以下の主要なパーツの位置関係を捉えましょう。

  • ハンドル:操縦する部分
  • バックミラー:後方を確認する鏡
  • ヘッドライト:前方を照らすライト
  • シート:人が乗る座席
  • タイヤ:前輪と後輪
  • マフラー:排気管
  • ステップ:足を乗せる部分
  • フロントフォーク:前輪を支えるパーツ

代表的なバイクの種類

バイクには様々な種類があります。イラストの雰囲気や乗せるキャラクターに合わせて選びましょう。

かっこいい・迫力のあるバイクを描きたい場合

  • スーパースポーツ:レーシングバイクのような流線形のデザインが特徴。スピード感のあるイラストに最適です。
  • ネイキッド:エンジンがむき出しになった、力強くメカニカルな印象が人気です。
  • アメリカン/クルーザー:大きなハンドルと低いシートが特徴。ゆったりと走る姿が絵になります。

【おしゃれ・可愛いバイクを描きたい場合

  • スクーター:丸みを帯びたデザインが多く、街乗りの風景に似合います。キャラクターを乗せるのもおすすめです。
  • ストリート:コンパクトでシンプルな作り。おしゃれなカフェの前などに置くと映えます。

簡単なバイクの描き方

それでは、実際に簡単なバイクを描いていきましょう。複雑な形も、長方形や正方形などの簡単な図形に置き換えて捉えるのが、バランスよく描くコツです。

長方形と正方形でアタリを取る

バランスよくバイクを描きたいときは、全体の形を大きな長方形で取ります。次に、長方形の下半分(半分より少し上くらい)を区切って正方形のグリッドを作っておくと、タイヤの大きさや位置の目安になり、楽に描き進めることができます。

正方形のガイドに合わせてタイヤを描く

先ほど決めた正方形の基準に合わせて、最初にタイヤを描いていきます。外側のタイヤの部分と内側の金具の部分を意識しましょう。

前後ともタイヤは同じ形なので、デジタルイラストの場合は片方だけ描いてコピー&ペーストをすると簡単で時短になります。

簡単な図形で車体のアタリを描く

タイヤが描けたら、好きな車体のアタリをとっていきましょう。

難しく考えず、丸や四角、三角形や台形など簡単な図形で捉えてみてください。すでに描いたタイヤを基準に配置を考えると描きやすくなります。

タイヤと車体を繋ぐ部分を先に描く

アタリが描けたら、まずはタイヤと車体を繋ぐ部分(フロントフォークなど)から線を描いていきます。

この軸となる部分を先に描くことで、他のパーツのバランスが格段にとりやすくなるのでオススメです!

形をデフォルメして線画を完成させる

基準となるフレームが描けたら、ヘッドライトやシートなど他の車体部分も描き込んで線画の完成です。

簡単にバイクを描きたいときは、リアルさを追求しすぎず、ある程度形をデフォルメ(簡略化)するのがコツです。

色を塗り、金属のツヤを出して完成

最後に好きな色を塗ったら、簡単なバイクのイラストの完成です。

車体などの金属部分にハイライト(光)を入れてツヤっとさせることで、シンプルなイラストでもしっかりとバイクらしい硬質な質感を出すことができます。

参考記事:初心者も簡単!クオリティを上げるハイライトの入れ方

リアルなバイクの描き方

基本の簡単な描き方に慣れてきたら、よりリアルな頭身のバイクの描き方や、立体感を出す塗り方にも挑戦してみましょう。

バイクのアタリの描き方

まず、バイクが地面に接するタイヤを円で2つ描きます。それを囲むような大きな長方形と、内側に少し狭い長方形を描いて本体の目安にします。

長方形の形をガイドラインにして、描きたいバイクの全体像をざっくりと描いていきます。

この段階では、細かい部分は気にせず、シルエットを捉えることに集中しましょう。手元に描きたいバイクの写真や資料を用意しておくと、イメージが掴みやすいのでおすすめです。

全体のシルエットの中に、ハンドルやシートなど、主要なパーツの位置を簡単な図形で描き込み、イメージを固めていきましょう。

バイクの線画の描き方

アタリが描けたら、バイクの線画を描いていきます。

アタリと同じく、線画もタイヤから描くとバランスが取りやすいです。デジタルツールを使う場合は、円ツールや直線ツールなどを使うと、綺麗で機械的な線を引くことができて便利です。

横から見た構図なら、タイヤを一つ描いてコピー&ペーストすると時短になります。

タイヤとタイヤを繋ぐ、エンジンなどの内側のパーツを描いていきます。

バイクによっては機械部分がよく見えるデザインのものもあります。描きたいバイクをよく観察して、メカニカルな部分を描き込むと、よりリアルな仕上がりになります。

最後に、シートやカウル(車体のカバー)、マフラーなどの外側のパーツを描き込んだら線画の完成です。まずは全体の雰囲気が掴めていればOKです。

バイクを描くときは、ハンドル・シート・タイヤ・ステップ・マフラーといったバイクらしいパーツさえ描けていれば、バイクらしく見えます。完璧を目指さず、まずはこれらのパーツを描くことを意識してみましょう。

バイクの色の塗り方

線画が完成したら、バイクにベースとなる色を塗っていきます。今回は青系の色で塗っていきます。

次に、面積の大きいタイヤから描き込んでいきます。タイヤの側面の丸みを意識して影を入れると、立体感が出ます。タイヤの溝を描き込んだり、質感のあるテクスチャ素材を貼り付けたりすると、簡単にリアルな質感を表現できます。

次に、車体全体の影を塗っていきます。光がどちらから当たっているかを意識し、大きな面やパーツの境目に影を入れると、人工物らしい硬質な印象が増します。

最後に、仕上げに光を入れていきます。バイクの車体は金属でできていることが多いので、ツヤっとした質感を意識するのがポイントです。

グラデーションツールで柔らかな光を入れたり、細く強い光をパキッと入れたりすると、金属らしい輝きが表現できます。

バイクのイラストの仕上げ方

色塗りが終わったら、最後の仕上げでイラストの完成度をさらに高めましょう。

さらにクオリティを上げたい場合は、レイヤーの合成モード(オーバーレイや発光など)を活用してみましょう。

例えば、グラデーションをかけたレイヤーを上から重ねて「覆い焼き(発光)」にすると、全体の彩度が上がり、鮮やかな印象になります。

真っ黒な線画のままでも良いですが、周りの色に合わせて線画の色を変えると、イラスト全体に統一感が出ます。基本的には、塗った色より少しだけ暗い色を選ぶと自然に馴染みます。

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バイクを描く前の基礎知識から、図形を使った簡単な描き方の手順、さらにクオリティを上げる本格的な仕上げのコツまで、バイクの描き方のポイントを基本から応用まで、講師とやりとりしながら練習できます。

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