
人物・キャラクターの描き方
初心者も簡単!バリエーション豊かなキャラクターの表情の描き方
キャラクターの表情は、眉や目、口、輪郭、シワなど、顔のパーツをどう組み合わせるかで大きく印象が変わります。また、キャラクターの表情が豊かになると、イラスト全体の魅力が一気にアップします。 そこで今回は、表情イラストの描き方を分かりやすく解説し、初心者の方でもすぐに描ける実践的なコツやアイデアを紹介し…
カテゴリーから選ぶ
キーワードから選ぶ
今回は三つ編みの簡単な描き方についてご紹介していきます。
三つ編みは色んな可愛いアレンジができて、描いていてもとても楽しいので、ぜひチャレンジしてみて下さい!
まずは三つ編みの基本的な構造についてご紹介します。
三つ編みは名前の通り三本の毛束を編んで作ります。三つ編みは、一番左の束を真ん中へ持っていき、次は一番右の束を真ん中へ、次は左、と交互に編んでいくことで作られています。
三つ編みには、表編みと裏編みの2種類があります。
先ほどの、左右の束を真ん中に持ってくる編み方は左のような「表編み」と呼ばれます。反対に、真ん中に来た束を左へ右へという編み方もあり、そちらは右のような「裏編み」と呼ばれます。
表編みの方が有名ですが、あえて裏編みにすることでおしゃれ意識の高いキャラクターを表現することが出来るかもしれませんね。
次に簡単なアタリの描き方を5つご紹介します。左から順に解説していきますので、描いてみたい雰囲気のものや描きやすそうなものを選んでチャレンジしてみて下さい。
それでは、一番左側のギザギザアタリの描き方からご紹介します。
まず三つ編みを描きたい位置のちょうど真ん中にギザギザを描きます。
ギザギザのとげの先から次のとげまでを繋ぐようにカーブを描いていきます。それをどんどん繋げていくと、簡単に三つ編みの形にすることが出来ます。
メリット :細い三つ編み、正面向きの三つ編みが描きやすいです。
デメリット:ゆるい三つ編み、ねじれた三つ編みは少し難しいです。
おすすめの三つ編みスタイルは、シンプルなおさげの三つ編みです。素朴な学生や村娘など地味目なキャラクターの髪型にオススメです。
次は、もこもこアタリの描き方を紹介します。
まず、描きたい三つ編みの太さになるようにもこもことした線を描きます。この時もこもこの形が左右同じ位置になるように注意しましょう。
次にふくらんでいる部分の真ん中にアルファベットの y を描いていきます。yの先とモコモコの内側のとげとげを繋げると三つ編みの形になります。
メリット :太くて、厚みのある三つ編みが描きやすいです。
デメリット:細くてスッキリした三つ編みは描きづらいです。
おすすめの三つ編みスタイルは、太めの三つ編みです。イラストのようなおさげスタイルや、ひとつにして前に垂らしたような三つ編みもオススメです。
次は、ハートアタリの描き方です。
まず、少し横長のハートを重ねます。このとき、下のハートに上のハートが少し重なるようにしましょう。
次に、真ん中のとげが繋がるように線を引きます。このとき、真ん中の線を少しカーブさせるとよりリアルに描けます。最後に、髪の毛の流れを描き込んであげると、ハートアタリの三つ編みの完成です。
メリット :ねじれた三つ編みや曲線に沿ったような三つ編みが描きやすいです。
デメリット:太くて厚みのある三つ編みは描きづらいです。
おすすめの三つ編みスタイルは、三つ編みを輪っかにしたスタイルなど複雑なアレンジの髪型にオススメです。イラストのようなアレンジした髪型を描くときにもオススメです。
川アタリの描き方をご紹介します。
まず等間隔の三本の線を引きます。次に、真ん中の線から左の線の少し内側の辺りにギザギザを引いていきます。
ギザギザの線の先を図のように三本線の少し外側まで伸ばし、その先をカーブの線で結びます。髪の毛の形を整えれば、川アタリの三つ編みの完成です。
メリット :まっすぐで均一な三つ編みが描きやすいです。髪型だけでなく、三つ編みを使った飾りを描くときにも向いています。
デメリット:ゆるくてフワフワしたような三つ編みや、ねじれたような三つ編みは描きづらいかもしれないです。
おすすめの三つ編みスタイルは、かっちりとした三つ編みのスタイルです。巫女さんなどの髪型にもオススメです。
最後に、少し上級者向けのy字アタリの描き方を説明します。
まず、三つ編を描きたい位置にアルファベットの y をたくさん並べていきます。このとき、三つ編みの完成形を想像して y の形を置いてあげるのがコツです。
次に、y の先を繋ぐようにカーブの線を描いていきましょう。最後に、髪の毛を描きこめばy字アタリの三つ編みのイラストの完成です。
メリット :編み込みや少し複雑なスタイルが描きやすいです。
デメリット:いろんな三つ編みに応用ができる反面、少し慣れが必要です。
おすすめの三つ編みスタイルは、編み込んだ髪型など、いろんな三つ編みに応用できます。
最初に三つ編みの流れを意識してから描いていきましょう。ねじれた三つ編みも、アタリの段階で流れを掴むことで描きやすくなります。
三つ編みのイラストを描くときによくある失敗例の一つが、編み目の形が平面的になってしまうことです。
これは、髪の毛の流れを無視して硬い線ばかりで描いてしまうために起こりがちです。柔らかいラインで編み目をとらえ、髪の一房ずつのうねりをイメージしながら描くことで、立体感を損なわずに表現できます。
また、ハイライトと影をつけることも重要なポイントで、光が当たる部分と影になる部分を意識して色を塗り分ければ、編み目の奥行きが強調されて平面的な印象を避けやすくなります。
次に失敗事例として多いのが、編み目の太さが不自然になるケースです。
ずっと同じ太さで描き続けると違和感が生まれやすいので、編み目が先端に向かうにつれて徐々に細くして、自然な仕上がりにしましょう。
特にふたつ結びの三つ編みを描く場合は左右のバランスにも気を配る必要があります。例えば、どちらかが極端に太かったり細かったりすると、全体の見た目がアンバランスになってしまいます。
左右の形や太さがある程度そろうように調整しながら仕上げることで、より自然な三つ編みイラストを完成させることができます。
最後に三つ編みの色んなヘアスタイルをご紹介します。少しのアレンジでとても可愛くなるのでぜひ参考にしてみて下さい。
きっちり結ばずにあえてふんわりさせた結び方です。三つ編みを横に大きく描いてあげたり、おくれ毛を足してあげるのが上手に描くコツです。
また、このイラスト例では頭のところは編み込みという結び方になっています。編み込みは頭から生えている髪を取りながら三つ編みを作っていくので、三つ編みが頭にくっつく結び方です。
こちらも可愛いのでぜひ参考にしてみて下さい。
こちらは髪をまとめてシンプルにポニーテールにしたイラスト例です。
ゆるふわ巻き三つ編みとは逆に、頭はきっちりまとめてあげて、三つ編みの部分とのボリュームをつけてあげると可愛らしくなります。
次はツインテールにしてみたイラスト例です。編み込みとおさげをミックスさせてボリュームを出しています。
ツインテールは少しややこしいので、図のように最初に大まかにどんな形にするか決めておくと描きやすいです。
最後はハーフアップ風のイラスト例です。ハーフアップも編み込みと組み合わせても可愛いかもしれません。
最後はシンプルに結んであげてもいいですが、描きにくかったりアクセントが欲しいときはバレッタなどの髪飾りをつけてあげても可愛いです。
アタムアカデミーでは、三つ編みの描き方を学ぶことができます。
アタムアカデミーでは、入塾前にイラスト講座を体験できるオンライン無料体験レッスンを行っています。講師とビデオ通話をしながら授業を体験していきます。
オンライン無料体験レッスンはiPadに必要なソフトをインストールし、applepencilを使って授業を行っています。iPadをお持ちでない方は、紙とペンでの体験もできます。
課題や制作した作品は講師とチャットやメールでやりとりをすることで共有を行います。兄弟でのご参加、お友達同士のご参加もOK。
オンラインであっても、対面型の教室と同じように学ぶことができます。
インターネット・カメラ機能のある端末1台
タブレット&タッチペン