パース・背景の描き方
初心者も簡単!葉っぱのイラストの描き方
今回は簡単な葉っぱの描き方を紹介します。 自然な風景を描くときには欠かせない葉っぱの描き方を覚えて、ぜひイラストの幅を増やしていきましょう。 葉っぱの基本的な構造 木の葉の構造 木の葉の大まかな構造はイラストの通りです。 枝と葉っぱの間の細い部分のことを葉柄(ようへい)といい、葉脈には中心にある主脈…
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今回は、夏の風景に欠かせない砂浜の背景の描き方をご紹介します。砂浜の背景は、シンプルでありながら、奥行きや質感を加えることで、一気に魅力的なイラストに仕上がります。
初心者でも取り組みやすい砂浜イラストの描き方を、構図作りから色塗りまで分かりやすく解説します。砂浜イラストを描けるように練習していきましょう。
海や空と合わせて砂浜を描けば、背景イラストのレパートリーが広がります。
砂浜は夏のイラストには欠かせない要素の一つです。明るい彩度で砂浜を描けば、夏っぽさを簡単に表現できます。逆に、彩度を下げれば、夏だけでなく冬の砂浜も表現できます。
彩度を下げた砂浜のイラストは、シックな雰囲気や、ダークな雰囲気を出すのにも使えます。
砂浜は、砂のザラザラした感じや波打ち際の湿った感じなど、物の形ではなくテクスチャや陰影で表現します。そのため、比較的描く要素が少なくシンプルなので初心者でも挑戦しやすいです。
海を含めた砂浜のイラストの描き方を、今回は紹介しているので挑戦してみて下さい。
まず、波と砂浜のアタリをざっくりと描いていきます。
水平線の海の構図では、空、海、砂浜をそれぞれ3等分に画面を分けるとバランスが良くなります。
今回は砂浜の描き方を紹介するので、波と空を先に描き込んでおきます。
ざっくりでもいいので砂浜と一緒に海と空を描いていくと、どんな雰囲気に描いていくか掴みやすいのでオススメです。
ここから、砂浜を描いていきます。
画面の手前から波打ち際に向かって、砂浜より濃い色、少し濃い色の順に塗っていきます。また、波打ち際も砂浜の色よりも濃い色を塗ります。
どちらも塗れたらぼかして馴染ませていきます。
擦れブラシを使って砂のテクスチャを描き加えていきます。スポイトで色を拾いながら描いていきます。
波打ち際は湿っているので、先に塗った濃い色が消えない程度に描き加えていきましょう。
波下に影を塗ります。波が少し立っている部分には、影を広めに入れて立体感を表現しましょう。
また、スポイトで色を拾いながら、手前の砂浜に砂山を描き足していきます。
さらに、よりリアルな砂浜に近づくように色味を調整していきます。
砂浜にオレンジ色でオーバレイ(透明度39%)をかけて色味を調整しましょう。このとき、雲にもオレンジ色を少し足してぼかすと明るい印象になります。
最後に、全体に薄い水色でソフトライト(透明度31%)かけたら、砂浜の背景イラストの完成です。
ここは好みですが、全体を同じ色でオーバレイやソフトライトを入れておくと全体が馴染みます。
ここでは簡単にできる砂浜のイラストの描き込みをご紹介します。
砂浜に足跡を付け足しましょう。
ざっくりと足跡をつけたい箇所にアタリを描いていきます。
アタリに合わせて足跡の形を描いていきます。足跡は砂浜よりも濃い色で塗りましょう。
足跡でも表現の幅が広がるので、描きたいイラストにあわせて足跡の形を変えましょう。
最後に、足跡に影を足して奥行きを出しましょう。
次に、砂浜には欠かせない椰子の木も付け足してみましょう。
簡単にヤシの木を描いていきます。まずはざっくりと椰子の木のアタリをとっていきます。今回は奥行きを出しやすくするために手前に大きく設置します。
アタリに合わせてヤシの木の木の部分を描いていきます。
オレンジ色より少し濃い色で間隔を空けながらシマシマになるよう塗っていきます。最後に茶色で縦に線を描き込んで木の部分の色塗りは完成です。
今度はヤシの木の葉っぱ部分を描いていきます。
ヤシの木は、大きい葉っぱの内側に小さめの葉っぱが下に垂れるように生えています。上のイラストのような葉っぱが生えていることをイメージしながら描いていきましょう。
最後に、椰子の木の影を塗っていきます。
上から太陽の光が当たっていることを意識しながら、砂浜に落ちる影を塗っていきます。影を塗れたら簡単なヤシの木のある砂浜のイラストの完成です。
砂の質感を簡単に出すためにはブラシを上手く使って描いていきましょう。
砂浜を描くときによく使うブラシの例としては、
などを使うと簡単に砂の質感を出すことができます。
紹介したブラシ以外にも使えるブラシがたくさんあると思うので、自分に合うブラシを探してみてください。
波打ち際の砂浜は、まず大きな波線で全体を描きましょう。そのうえで、大きな波線をさらに細かく波波線にしていくと自然な形に描きやすいです。
波打ち際の波を塗るときは砂浜の色も混ぜて塗ると自然に見えてきます。
見せたいポイントを決めることで、描き込むところとそうでないところを作ると画面全体にメリハリがつきます。
今回は真ん中辺りが見せたいポイントです。
そこから遠い部分よりも真ん中辺りを描き込むようにすると自然とそこに視線が集まります。視線が集まる部分が特に描き込まれていると、写真のようなリアルさを出しやすくなります。
アタムアカデミーでは、砂浜の描き方を学べます。
アタムアカデミーでは、入塾前にイラスト講座を体験できるオンライン無料体験レッスンを行っています。講師とビデオ通話をしながら授業を体験していきます。
オンライン無料体験レッスンはiPadに必要なソフトをインストールし、applepencilを使って授業を行っています。iPadをお持ちでない方は、紙とペンでの体験もできます。
課題や制作した作品は講師とチャットやメールでやりとりをすることで共有を行います。兄弟でのご参加、お友達同士のご参加もOK。
オンラインであっても、対面型の教室と同じように学ぶことができます。
インターネット・カメラ機能のある端末1台
タブレット&タッチペン