
パース・背景の描き方
初心者も簡単!ガーベラのイラストの描き方
ガーベラは丸く整った花びらが放射状に広がるのが特徴で、ポップで明るい印象を与える花として人気があります。ガーベラをイラストに取り入れると、軽やかで明るい雰囲気が生まれ、色のバリエーションを増やすことで楽しさや華やかさもプラスされます。 今回は、初心者でも簡単に実践できるガーベラの描き方についてご紹介…
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背景イラストは、キャラクターの魅力を引き立てるために大切な要素です。今回は、初心者でも取り組みやすい「背景の描き方」として、キャラをより印象的に見せるテクニック、そして雪・草原・山・浜辺といった背景場面別の効果と使い方をまとめました。背景の描き方を押さえて、イラストの完成度を高めましょう。
背景を描くだけでなく、キャラクターがより魅力的に見える工夫も大切です。ここでは「構図」「配色」「効果」の3つの視点から紹介します。
三分割法では、画面を縦横3つに区切り、交差する4点にキャラの顔や注目させたい要素を配置します。初心者でも使いやすく、自然なバランスでキャラクターを際立たせられる構図です。
対角線構図は、キャラクターを斜めに配置し、画面の対角線上に要素を置く方法です。動きやスピード感を表現できるため、アクションシーンや迫力を出したいときに適しています。最初はまっすぐ描いた後、少し傾けるとバランスを調整しやすいでしょう。
放射線構図は、背景のラインや光の筋などをキャラクターへ向けるように配置する方法です。視線を自然にキャラへ誘導できるため、背景が描き込まれていてもキャラを目立たせたいときに効果的です。
フカン(俯瞰)は上から見下ろす視点で、全体の状況を把握させたいときに有効です。また、アオリ(煽り)は下から見上げる視点で、キャラを大きく力強く見せたいときに使います。視点を変えるだけでイラストの印象がガラリと変わるのが魅力です。
三角構図は、キャラクターや背景のパーツを三角形に要素を配置することで、安定感とバランスの良さを生み出せます。複数人を描く際、キャラの顔が三角を作るように位置を決めると、スッキリまとまります。
キャラと背景の明るさをはっきり分けて明暗をつけることで、キャラを自然に浮かび上がらせられます。白黒にして確認すると、明暗差のチェックがしやすいです。
暖色系と寒色系など、反対の色を組み合わせて、色に対比をつけるとお互いを引き立て合えます。逆に、同系色でまとめれば統一感が高まり、柔らかい雰囲気を演出できます。シーンに応じてバランスを考えてみましょう。
季節感やテーマを表現したいときは、春ならパステルカラー、夏ならビビッドな青や黄色など、配色パターンを工夫すると雰囲気が大きく変わります。シックなイメージにしたいときはモノトーンやくすみカラー、ポップにしたいときは原色を多めに使うなど、イラストの世界観に合う配色を選びましょう。
背景にキラキラの輝きや丸い光の玉を散らすと、幻想的でロマンチックな雰囲気を作れます。ファンタジーシーンや夜景、イルミネーションなどによく合う演出です。
背景を少しぼかすことで遠近感が出て、キャラクターに視線が集まりやすくなります。特に遠くの風景をぼかすと、画面がスッキリすると同時にリアリティも高まります。
逆光とは、キャラクターの背後から光が差し込む表現で、シルエットに沿ってフチに光を入れるためドラマチックな演出になります。夕焼けや朝焼けなど、感動的なシーンでぜひ使ってみましょう。
キャラや物体にできる陰と、地面・壁に落ちる影の向きをそろえて影を落とすと、背景との一体感が高まります。光源を意識して影をしっかり描き込むと、キャラクターがそこに「存在している」説得力を生み出せます。
雪の背景イラストは、冷たく静かな印象を演出できるため、儚さや神秘的な雰囲気を引き出したいシーンにぴったりです。冬の場面はもちろん、切なさやドラマチックな印象を加えたいときにも活用できます。
イラストに描く場合は、白を基調とした繊細なグラデーションや、舞い落ちる雪の表現がポイントです。詳細な描き方は、「初心者も簡単!雪の背景イラストの描き方」の記事を参考にしてください。
草原は、青空と広がる緑が開放感を演出し、キャラクターを爽やかに際立たせやすい背景です。自然豊かなシーンはリラックスムードを表現したいときに効果的で、ファンタジーから日常系まで幅広い作品で使えます。
草原の背景イラストでは、画面を単調にさせないことや遠近感を表現することが重要です。詳細な描き方は、「初心者も簡単!草原の背景イラストの描き方」の記事を参考にしてください。
力強く雄大な山の背景は、スケールの大きさを強調したいときにおすすめです。キャラクターを小さく配置して自然の壮大さを演出すると、世界観を広げる効果があります。ファンタジー作品だけでなく、冒険シーンや旅のイメージを盛り上げたいときにも便利です。
奥にいくほど青っぽく、山との境目には白っぽく、それぞれグラデーションを入れると簡単に奥行きが出せるようになります。詳細な描き方は、「初心者も簡単!山の背景イラストの描き方」の記事を参考にしてください。
砂浜の背景は、白い砂浜と海の組み合わせることで夏らしい明るさやリゾート感を演出できます。さわやかな波打ち際を描くことで、キャラクターの活発さや楽しげな雰囲気を引き出すのに役立ちます。海辺の休暇シーンや青春を感じさせる場面に最適な背景です。
砂浜の背景を上手に描くには、砂の質感を表現することや波打ち際を自然な形で描くことが重要です。詳細な描き方は、「初心者も簡単!砂浜の背景イラストの描き方」を参考にしてください。
夕焼けの背景では、空がオレンジやピンクに染まり、ノスタルジックでドラマチックな雰囲気が生まれます。キャラクターをシルエット風に見せたいときや、感動的な場面を印象づけたいときにぴったりです。日常シーンに夕暮れを加えるだけで、物語性をぐっと高める効果があります。
夕焼けの背景を描くコツは、夕焼けの色を濁らせず、自然なグラデーションを作ることです。夕焼けの背景イラストの詳細な描き方は、「初心者も簡単!夕焼けの背景イラストの描き方」の記事を参考にしてください。
雪や草原、山、浜辺、夕焼けなど、背景の描き方を工夫するだけでイラストの雰囲気は大きく変わります。また、構図や配色、効果のテクニックを組み合わせれば、初心者でも作品の完成度をグッと引き上げることが可能です。ぜひ今回紹介したポイントを活かして、魅力的なイラストを描いてみてください。
アタムアカデミーでは、背景イラストの描き方を学べます。
アタムアカデミーでは、入塾前にイラスト講座を体験できるオンライン無料体験レッスンを行っています。講師とビデオ通話をしながら授業を体験していきます。
オンライン無料体験レッスンはiPadに必要なソフトをインストールし、applepencilを使って授業を行っています。iPadをお持ちでない方は、紙とペンでの体験もできます。
課題や制作した作品は講師とチャットやメールでやりとりをすることで共有を行います。兄弟でのご参加、お友達同士のご参加もOK。
オンラインであっても、対面型の教室と同じように学ぶことができます。
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