パース・背景の描き方
初心者も簡単!葉っぱのイラストの描き方
今回は簡単な葉っぱの描き方を紹介します。 自然な風景を描くときには欠かせない葉っぱの描き方を覚えて、ぜひイラストの幅を増やしていきましょう。 葉っぱの基本的な構造 木の葉の構造 木の葉の大まかな構造はイラストの通りです。 枝と葉っぱの間の細い部分のことを葉柄(ようへい)といい、葉脈には中心にある主脈…
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今回は簡単な夕焼けのイラストの描き方を紹介します。
夕焼けの描き方を覚えればイラストにいまどの時間なのか描けるようになります。夕焼けの背景を通じてイラストの意図も伝えやすくなるのでぜひ覚えてみてください。
夕焼けはだんだんと夜に向かって暗くなっていくので、色のグラデーションがとても大事です。
太陽に近いところほど彩度の高い赤色やオレンジ色、黄色になっています。一方で、太陽より遠いところは黒に近いような暗い青色になります。
太陽の位置から、近い場所、遠い場所で色がグラデーション的に変化することを理解すると夕焼けが描きやすくなります。
今回は、綺麗な海を背景にした夕焼けを描いていきます。
まずは地平線の位置を決めていきます。地平線の位置を決めたら、ざっくりと海のベース色を塗っていきましょう。
地平線より上は黄色、オレンジ色、青色の順に塗っていきます。一方、地平線より下は空の青色と同じ色で塗ります。
黄色とオレンジ色を青色より彩度の高い色にするとよりドラマチックな印象になります。
空と海の色の境界線をぼかしていきます。
あとで雲を描いていくときに細かい部分を調整するのでなんとなくで大丈夫です。
次に、太陽と海に反射した太陽の光を描いていきます。太陽は、中心に向かって黄色っぽい白色から白色に変化させると、より太陽らしさが増します。
また、海に反射した光を塗っていきます。空に塗った色をスポイトで取りながら色を塗っていきましょう。
海に反射した光と元々の海の色をぼかしブラシで馴染ませます。
色を馴染ませたら、反射した色と海の色をスポイトで拾いながら、海を塗っていきます。
太陽から遠いところには、暗い色を置いていくと遠近感が出せます。
今度は、雲を描いていきます。暗めの色で雲をざっくりと描いていきましょう。
簡単に雲っぽさが出せるので、今回は粗い水彩ブラシでざっくり描いています。
さらに、同じく粗い水彩ブラシで雲を描いていきます。
太陽の光の当たり方に合わせて雲の光っている部分を描いていきましょう。また影になる部分を濃くはっきりさせるとより夕方の雲っぽくなります。
雲が描けたら、全体を見ながら、奥の空の色を馴染ませていきます。
太陽から離れた場所に、乗算レイヤーで暗めの青色を乗せて、奥行きを出します。
今回は、透明度57%くらいにして上に乗算レイヤーを置いています。
最後に、全体を調整したら夕焼けのイラストの完成です。
今回は、もう少し赤っぽい雰囲気が欲しかったので、上に赤色でソフトライトのレイヤー(透明度45%)を置いています。
夕焼けを描くときの注意点をご紹介します。
夕焼けの色が濁らないようにするためには、基本的に色は2種類ずつにして混ぜていきましょう。
どうしても濁ってしまった、色がイメージした色ではなかったときは、新しい色を足すのではなく、オーバーレイやソフトライトなどの効果を使って調整していきましょう。
自然なグラデーションを作りたい場合は、ざっくりと色を置いたら、まずは隣り合う色の2種類ずつぼかしていきます。2種類ずつぼかし終わったら、全体を見て調整すると滑らかに見えやすいです。
またグラデーションの機能を使うと簡単に自然なグラデーションを作ることができます。
雲の影に対して彩度が高い色をおくとよりドラマチックな夕焼けになります。
淡いピンクやオレンジ色を太陽の色に使うと、穏やかな夕焼けになります。まだ夜が近くない夕焼けのイメージにもちかいです。
穏やかな夕焼けの場合は、空の色を反射している海の色も淡い色になります。
夏の夕焼けは明暗がはっきりとした夕焼けです。また、太陽の彩度も高めにすると夏らしい夕焼けになります。
冬の夕焼けは全体的に淡い色合いの夕焼けです。空気が乾いているので白っぽい雰囲気にすると冬らしい夕焼けになります。
アタムアカデミーでは、夕焼けの描き方を学べます。
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オンライン無料体験レッスンはiPadに必要なソフトをインストールし、applepencilを使って授業を行っています。iPadをお持ちでない方は、紙とペンでの体験もできます。
課題や制作した作品は講師とチャットやメールでやりとりをすることで共有を行います。兄弟でのご参加、お友達同士のご参加もOK。
オンラインであっても、対面型の教室と同じように学ぶことができます。
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