
人物・キャラクターの描き方
初心者も簡単!バリエーション豊かなキャラクターの表情の描き方
キャラクターの表情は、眉や目、口、輪郭、シワなど、顔のパーツをどう組み合わせるかで大きく印象が変わります。また、キャラクターの表情が豊かになると、イラスト全体の魅力が一気にアップします。 そこで今回は、表情イラストの描き方を分かりやすく解説し、初心者の方でもすぐに描ける実践的なコツやアイデアを紹介し…
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胸のイラストをきれいに描くのは難しいと感じる方も多いでしょう。そこで今回は、初心者でも簡単に取り組める「胸の描き方」をわかりやすく解説します。コツやポイントを押さえて、バランスの良い胸を描けるようになりましょう。
胸のイラストを描くときは、まず脇と同じ高さからアウトラインの線を引き始めます。体型によって縦横の幅や大きさは変わりますが、みぞおちより上に配置すると自然に見えやすいです。
胸の形は水風船のような構造をイメージしましょう。そのため、輪郭を描くときはボールのような丸ではなく、雫(しずく)型を意識すると、よりリアルな胸のイラストに近づきます。
胸のサイズが大きくなるほど、下側に胸のアウトライン(輪郭線)が生まれます。さらに、胸は外側へ向いているため、サイズが大きいほど下方向と外側に向かってふくらむのが特徴です。
イラストを描く際は、この構造を意識して描くと、より自然な胸の表現に近づきます。
胸を描くときは、重力がかかっていることと、胸が外側を向きながら斜め下に落ちる雫型をイメージするのがポイントです。
さらに、胴体とのつながりを忘れずに、アタリの段階で中心線を引き、全身とのバランスを意識しながら描きましょう。
また、胸は曲線のシルエットで表現されるパーツです。この形をしっかり意識することで、どんな服装でも女性らしさが伝わるイラストになります。
特に薄い服を描くときは、胸の形に合わせて細かいシワが入る場合があるため、服のシワの入り方を丁寧に観察するとよりリアルに仕上がります。
一方、厚手の服の場合は、服自体の形を優先してシワを少なく描き、ゆったりとしたラインを意識すると自然な印象になります。
胸の描き方に迷ったときは、まず「胸のない状態の体」をしっかり描くことから始めましょう。
次に、首から線を延ばすイメージでガイドラインを引きながら、胸のアウトラインを加えていきます。斜め姿の場合は、雫(しずく)型を意識すると自然なシルエットに近づきます。
続いて、胸の谷間を描き込みましょう。斜め姿の場合は片側だけに谷間の線が入るのがポイントです。胸の大きさや服装によって谷間の幅が異なるため、全体のバランスを見ながら調整してください。
仕上げとして、陰影をつける前に不要な胴体の線を消し、胸の形が不自然になっていないか確認しましょう。ここでのチェックを丁寧に行うことで、より魅力的で自然な胸のイラストを完成させることができます。
胸に陰影をつけるときは、他の身体パーツと同様に光源(どの方向から光が当たるか)を明確に決めるのが大切です。自信がない場合は、まず図のように大まかに影のアタリをとりましょう。
影をベタ塗りした後は、筆やエアブラシなどで影の境界線をぼかしていきます。このとき、やわらかい消しゴムを使って細かく調整しながら、影の中にさらに濃淡をつくるとメリハリが出ます。
こうした工程を経ることで、自然な陰影を伴ったリアルな胸のイラストに仕上がります。
どの角度から見た胸でも基本の描き方は変わりませんが、下着や水着を着用すると胸がわずかに持ち上がり、谷間が内側に寄せられる点に注意しましょう。
こうした微妙な変化を描き分けることで、よりリアルな胸のイラストを表現できます。
横向きの胸を描くときは、まずアタリを取る際に胸板をわずかに傾け、その上に雫(しずく)型の胸を重ねるイメージを意識しましょう。
下側のアウトラインは腕の付け根につながるため、水色のガイドラインなどを参考にすると、自然な横向きの胸が描きやすくなります。
上半身をひねると身体の中心線がカーブし、立体感が生まれます。アタリを取る段階で胸板を傾け、胸板の向きに合わせて胸のガイドラインを描くと、自然な流れが表現しやすいでしょう。
また、腕を上げる際は、上げた側の肩や鎖骨と一緒に胸の高さも変化します。こうした動きに注意しながら描くことで、ポーズ全体に違和感のないイラストを完成させることができます。
イラスト制作ソフトのツール機能だけに頼ると、胸が浮いて見えたり、左右が全く同じ形になってしまうことがよくあります。
胸を描く際は、外側へ落ちる雫(しずく)型や水風船のようなやわらかい形をイメージしてみましょう。さらに、脇のラインをきちんと入れることで、より自然な胸のイラストに仕上がります。
胸の位置が高すぎたり低すぎたりすると、胸のアウトラインが脇のラインやみぞおちに重なってしまっています。
正しい位置関係を意識するには、胸と鎖骨(さこつ)の間に小さな三角形程度の空間ができるイメージをつかむと描きやすいでしょう。
また、胸のサイズが大きい場合でも、みぞおちにかからないように注意して描くことで、より自然な胸のイラストを表現できます。
胸が平面的に見える場合は、胸の立体的な形状や筋肉の流れをイメージしてみましょう。立体感を出しづらいときや胸の輪郭線が強調されすぎると感じるときは、線の太さが均一になっていないか確認するのがおすすめです。
ペンで身体を描く際は、一つの曲線の中で太さに強弱をつけると、奥行きが感じられる表現に仕上がります。胸の線は、胴体や腕よりも少し細めにして描くと、全体のバランスが取りやすくなるでしょう。
少し筆圧を抜いて細い線を入れてみるなど、さまざまな太さを試しながら、自然な胸のイラストを完成させてください。
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オンラインであっても、対面型の教室と同じように学ぶことができます。
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