【生徒作品の紹介】お花を使った食べ物が特徴的なフラワーカフェをデザイン

今回はアタムアカデミーの戸田ゆうか先生の2021年9月の小学生クラスの講座 オリジナルのお店をデザインしようで、Kさんが制作した作品をご紹介します。

2021年9月の小学生クラスのカリキュラムでは、自分のオリジナルのお店をデザインします。お店の建物だけではなく、看板、メニュー、制服、人気商品など、お店の統一感を大事にしながら、お店をデザインしていきます。お店のパーツ単品ではなくお店全体をデザインし、”調和”させることを考えましょう。

Kさんは、レッスンが始まってすぐカフェを描きたい！とさっそく出てきました。でも、カフェだけだと普通のカフェになってしまいます。そこで、町でよく見かけるお花屋さんと一緒のカフェにしようかな？など、戸田ゆうか先生とあれこれ考えて、最終的には「フラワーカフェ」に決定しました。さっそくデザイン制作に取り掛かりました。

戸田ゆうか先生の講座「オリジナルのお店をデザインしよう」Kさんの作品例

お花畑を見にきた人たちが帰りにお茶に寄ってくれるようなイメージでフラワーカフェをデザインしてくれました。このフラワーカフェとは、お花を使った食べ物がメニューに出てくるカフェという設定です。

ポップなカラーのお店で、太陽光が反射しているように屋根にはキラキラを入れ、側面の壁は影になるため色を少しだけ暗くできています。窓もお花のカタチと、こだわっています。

でも、できたイラストをよーく見てみると、ショーケースに並べてあるのはジャムやはちみつばかりだったので、「スイーツなどのメニューも窓に並べた方がカフェらしく見えるんじゃないな？」という話し合いをしました。

私が「パフェが可愛く描けたね」と言ったら「パフェじゃなくてグレープソーダです！」というお返事が返ってきました。なるほど、よく見るとパープルの色合いで、美味しそうなグレープソーダです。

店員さんの制服は、お店の外観と同じパステルカラーでまとめ、男女で色違いになっています。

帽子、靴、エプロンの刺繍など、共通項もたくさんあり、まるでお花の妖精さんが店内を飛び回っているような素敵なデザインに仕上がりました。グラデーションで塗ることで、よりファンシーなふわふわ感が増しています。

お店の人気商品であるパンケーキでは、パンケーキの上部、粉をまぶしたように見えるよう、ドットのテクスチャを使って粉の描き方レクチャーを行いました。

はちみつがなかったので「描き足した方がパンケーキに見えるよ」と提案し、ブレンドモードの重ね合わせで一緒に描いて、あとはKさんが自分でしっかり描きました。

お店の外観、制服、そして人気商品まで一貫してパステルカラーで統一感のあるデザインができました。