
パース・背景の描き方
初心者も簡単!桃の花のイラストの描き方
春のおひなさま飾りにもぴったりの「桃の花」イラストを描いていきましょう。今回は、初心者でも簡単に描けるコツをわかりやすくご紹介します。一般的な花の描き方については、こちらの記事を参考にしてください。 桃の花の特徴 桃の花は、5枚の花びらがわずかに尖っており、桜よりも濃いピンク色が多いのが特徴です。さ…
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立体感あるイラストを描くには、透視図法という描写技法を使うと便利です。
透視図法を使うと、イラストに奥行きや立体感を生み出すことが可能になります。
今回は、平面的なイラストから立体感を表現するための透視図法について解説していきます。
スケッチブック内の「パースガイド」という機能はご存知ですか?
パースガイドは透視図法を使用してイラストを描くときに便利な機能で、この機能を使うと立体感あるイラストが簡単に描けるようになります。
パースガイドの使い方の基礎になるのが透視図法です。
立体感を出すイラストの描き方の中でも、特に広く知られているのが「透視図法」という遠近法です。
遠くにあるものは小さく見えて、近くにあるものは大きく見えますよね。
この原理を活用して、イラストの奥行きを表現するのが透視図法です。
透視図法では「消失点を決めて、そこへ集まる線を基準に描く」ことで空間の奥行きや遠近感を表現していきます。
透視図法には、一点透視図法(消失点が1つ)、二点透視図法(消失点が2つ)、三点透視図法(消失点が3つ)など様々な種類があります。
それぞれの透視法には描画の基準がありますが、基本的な考え方は同じです。
すべての線が1つの消失点に集まるように描く透視図法を「一点透視図法」と言います。
1番簡単な透視図法で、部屋や廊下などのイラストを描くときに活用できます。
二点透視図法は、消失点を2つ決めて描く透視図法です。
マンガの背景などでよく使われる透視図法で、建物のイラストを描くときなどに活用できます。
三点透視図法を活用したイラストには、消失点が3つあります。
二点透視図法の消失点の上か下に3つ目の消失点を足す事で、下から見上げる感じ(アオリ)や上から見下ろす感じ(フカン)を表現する事ができますよ。
透視図法の中でも1番簡単な、一点透視図法で描いたイラストを紹介します。
まず、ツールバー右側の「パースガイド」を選択して消失点を画面の真ん中より下に動かします。
消失点に向かって真っ直ぐな線を描いていきましょう。
レイヤーを増やして色を付けたり人を描いたりして、下から上に飛び出してくるような迫力のある表現が出来ました。
次は、消失点の位置を真ん中にして四角をたくさん描いてみます。
鳥の目線のように、上から見ている建物の絵が描けました。
消失点の場所をさらに動かして描いてみると、街並みを表現することも可能です。
一点透視図法だけでも色々な表現ができるので、最初は立方体を1つ描くところから練習してみてくださいね。
アタムアカデミーでは、透視図法を学ぶことができます。
アタムアカデミーでは、入塾前にイラスト講座を体験できるオンライン無料体験レッスンを行っています。講師とビデオ通話をしながら授業を体験していきます。
オンライン無料体験レッスンはiPadに必要なソフトをインストールし、applepencilを使って授業を行っています。iPadをお持ちでない方は、紙とペンでの体験もできます。
課題や制作した作品は講師とチャットやメールでやりとりをすることで共有を行います。兄弟でのご参加、お友達同士のご参加もOK。
オンラインであっても、対面型の教室と同じように学ぶことができます。
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