2023.01.07
初心者でも簡単!ブレンドモードの効果的な使い方
ブレンドモードには、通常の重ね合わせのほかに、乗算、スクリーン、オーバーレイ、加算、減算など様々な種類があるよね。
このブレンドモードを応用して、より自然な画像合成や、特殊な効果を出す方法について解説していくよ。
スケッチブックのブレンドモード(暗め・オーバーレイ)で背景イラストと馴染ませる
まずはキャラクターと背景イラストを用意しよう
今回は男の子とのイラストと、夕焼けの背景イラストを用意したよ。
男の子と背景イラストをそのまま重ね合わせると浮いてしまう
そのまま重ね合わせると、男の子のキャラクターが背景から浮いて見えるね。
これはキャラクターに影と光が書かれていないから、背景と馴染んでいないんだ。
ブレンドモード(暗め)でキャラクターに影を入れよう
それでは、早速、キャラクターに影の色を乗せて背景に馴染ませていこう。
影の色を乗せるための新しいレイヤーを作って、そのレイヤーでブレンドモード(暗め)を設定しよう!
空の一番暗い色と同じ色を選んで、キャラクターの周りをぼかすように色を乗せていこう。
このときブラシは、グラデーションでイラストに馴染みやすいエアーブラシを使うといいよ。
ブレンドモード(オーバーレイ)でキャラクターに光を入れよう
次に、空からの逆光を描いて、キャラクターに光を入れよう。
逆光を描く新しいレイヤーをもう1枚作って、レイヤーのブレンドモード(オーバーレイ)に設定しよう!
そして、空の一番明るい色を選んで、前のステップと同じように、光がどこから当たっているのか考えながら光の色を重ねていこう!
ブレンドモード(暗め・オーバーレイ)を使って、キャラクターに影と光を入れたら背景込みの1枚イラストの完成だよ。
最初よりも、キャラクターが背景に馴染んでいるのがわかるね。
スケッチブックのブレンドモード(重ね合わせ)で逆光を表現する
逆光の表現とは?
「逆光」とは物のうしろから光が当たって、物がくらくなって、シルエットのように見えることだよ!
シルエットの周りから少し漏れる光がミステリアスなイメージになるよ!
ブレンドモード(重ね合わせ)を使って、キャラクターの逆光をうまく表現していこう。
ブレンドモード(重ね合わせ)を使って、イラスト全体に影をつけよう
線画以外のレイヤーを非表示にして、いちばん上に新しいレイヤーを作って、ブレンドモードを「重ね合わせ」に設定しよう!
つぎは、青っぽいグレーでイラスト全体をぬりつぶしていくよ!
イラスト全体を塗り終わったら、線画以外の色ぬりのレイヤーも元にもどしてあげよう!
消しゴムツールを使ってキャラクターの周りを明るくしよう!
キャラクター全体の影の色を塗り終わったら、周りの光をいれるよ!
イラストのふちにそって、影のレイヤーを消しゴムで消していくと、簡単に光の表現ができるよ!
これで、ブレンドモード(重ね合わせ)を使った逆光の完成だよ。
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