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【生徒作品の紹介】3つの島がエレベーターでつながっている不思議な島
今回はアタムアカデミーの璃沢ゆと先生の2022年6月・7月の授業のイラストレッスン「理想の島を作ろう!」で、Aさんが制作した作品をご紹介します。 このカリキュラムでは、「理想の島」をテーマにオリジナルのコンセプトアートに挑戦します。コンセプトアートではただ単に好きなものを集めるだけではなく、理想の島…
璃沢ゆと先生
今回はアタムアカデミーの和田先生の2022年6月・7月の授業のイラストレッスン「理想の島を作ろう!」で、Wさんが制作した作品をご紹介します。
このカリキュラムでは、「理想の島」をテーマにオリジナルのコンセプトアートに挑戦します。コンセプトアートではただ単に好きなものを集めるだけではなく、理想の島というテーマに沿って、自分の世界観や大切にしたいものを可視化して、鑑賞者の意識に訴えるようなイラストに作り上げていきます。
Wさんは、最近カナヘビやトカゲに興味があるそうです。そこから、島のテーマを「動物(擬人化したカナヘビやトカゲ)と楽しく暮らす島のイメージ」にしたいという発想に辿り着きました。
島で暮らす動物(擬人化したカナヘビやトカゲ)はどんないきものかな?など、ワークシートの内容のアイデアを膨らませてイメージを文章にしていきます。
Wさんは、島の住人をカナヘビやトカゲなどモチーフに描いてくれました。
そこで、講師からカナヘビの擬人化のキャラクターたちのしっぽについてアドバイスを行いました。
狐や、狸などの尻尾はしっぽの付け根はキュッと細くなっています。
しかし、カナヘビやトカゲのしっぽは胴体から先端にむかって徐々に細くなる形をしています。
この違いを、実際は動物の写真を画面共有したり、イラストで説明を行ったりして、Wさんと一緒に確認しながら学ぶように授業を進めていきました。
Wさんの「アニマル・シー・アイランド」では、テーマに合わせた擬人化のキャラクターたち、キャラクターたちが遊んで暮らす環境、この島への交通手段など、たくさんの設定をイラストで表現することができましたね。
建物の遠近感と浜辺の躍動感をアドバイスした結果、イラストにも変化が生じました。
当初は建物をアクアカラーを使って描いています。ただ、色のトーンが同じだと遠近感が伝わりづらいので、ブラインドツールで影をつけました。
また、波打ち際が少し寂しかったので、「波打ちの泡を描くのはどうかな?」とWさんに提案したところ、早速実践してくれました。ホワイトで波打ち際の泡を描くことによって、凪いでいた浜辺から波の躍動感あふれる浜辺に変わりましたね。
このように、「こうしたらもっと良くなるんじゃないかな?」という確認を生徒と一緒に行います。絵の全体を客観視することで新たな発見があり、もう1段階成長できます。
オンラインコースでは、PCで講師とビデオ通話をしながら授業を進行していきます。iPadに必要なソフトをインストールし、apple pencilを使って授業を行っています。課題や制作した作品は講師とチャットやメールでやりとりをすることで共有を行います。
兄弟でのご参加、お友達同士のご参加もOK。
オンラインであっても、対面型の教室と同じように学ぶことができます。
インターネット・カメラ機能のある端末1台
タブレット&タッチペン