
人物・キャラクターの描き方
初心者も簡単!キャラクターイラストの描き方
キャラクターイラストの魅力や特徴 キャラクターイラストとは、漫画やアニメ、ゲーム、SNSなどで使われる、個性豊かな人物画全般を指します。 キャラクターを描く際は、個性やデザイン性、感情表現を重視し、そのキャラクターならではの魅力を前面に押し出したイラストを目指しましょう。 キャラクターイラストを描く…
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コントラポストとは、古代の彫刻を作るときから使われてきた考え方で、体重をどちらかの足に偏らせることで、美しい姿勢やポーズを作る手法です。
ポイントは2つあります。体の重心を片足に寄せること、そして肩と腰の傾きを逆向きにすることです。人の体は、片足に体重をかけると骨盤がそちら側に少し上がり、それを支えるように背骨がゆるくカーブして、肩は反対側に傾きます。この肩と腰の傾きが逆になる仕組みがあるからこそ、体全体がまっすぐ立っているときよりも自然に見えるのです。まっすぐ両足に体重を均等にかけた姿勢は、実際の生活でもそう長くは続けない不安定な姿勢で、絵にするとどこか硬い印象になります。
重心の偏りと、肩・腰の傾きの差が大きいほど、印象的なポーズになります。キャラクターの性格や見せたい雰囲気に合わせて、傾きの強さを調整していきましょう。

体のライン作りでも、動きを考えることができます。特に動きを出したいときは、「S字」と「くの字」のラインを意識してみてください。
S字ラインは、体の中心線をゆるやかにうねらせて描くポーズです。背骨は本来まっすぐな一本の棒ではなく、いくつもの骨が積み重なって緩やかにカーブしているため、これを大きくうねらせて描くことで、曲線の美しさや女性らしいやわらかさを表現しやすくなります。
くの字ラインは、背骨や腰まわりを大きくしならせるポーズです。体の軸がくの字に折れることで重心が一気に移動して見えるため、躍動感や奥行きを出したいときに向いています。

人が完全に左右対称の姿勢をとることは、実際にはほとんどありません。体の重さや関節の動かし方は左右で微妙に違うため、左右対称に描いたポーズはどうしても人形のような硬さが出てしまいます。だからこそ、あえて左右非対称に描くことで、より自然で動きのあるポーズに近づきます。
まずは左右の手足の動かし方を変えてみましょう。左右で違う動きをさせることで、ポーズに使える幅が広がります。また、パースを傾けて見え方を変えることでも、たとえ左右対称のポーズであっても、画面の中に動きを生み出すことができます。

体の一部を捻ることで、よりダイナミックで印象的なポーズになります。体は本来、上半身と下半身が別々に回転できる作りになっているため、この捻りを利用すると、静止した一枚の絵の中に、これから体が回っていくような時間の流れを感じさせることができます。

たとえば体をまっすぐに描いただけでも十分動きのあるポーズになりますが、腰の捻りを加えることで、よりダイナミックで色っぽさのあるポーズに変わります。捻る場所として代表的なのは首や腰まわりですが、手首や足首など、体の先の部分を捻ってみるのもおすすめです。

髪や服、小道具など、体以外のものをなびかせることでも、画面の中に動きやストーリーが生まれます。風という目に見えないものが、髪や布を通して見えるようになることで、そこに時間の流れと空気の存在が伝わるのです。
ポーズそのものの動きが控えめでも、まわりのものに動きをつけるだけで見応えのある画面になります。なびかせ方は、風の強さや吹いてくる方向を変えることで、ものの動き方そのものを調整してみてください。

同じポーズでも、アイレベル(カメラの高さ)を変えることで、まったく違った印象になります。
基本的には、見下ろす俯瞰や見上げる煽りなど、角度のついた構図にするほど動きのある構図になります。これは、人が普段の生活の中で真横からものを見ることが多く、極端に上や下から見る機会が少ないためです。見慣れない角度であるほど、見る人に強い印象を与えます。反対に、顔の高さや体の中間あたりにアイレベルを置くと、落ち着いた控えめな構図になります。

画面全体にパースの意識を持たせることで、奥行きや立体感を出すことができます。パースとは、近くのものは大きく、遠くのものは小さく見えるという、目のしくみに基づいた表現です。ポーズも正面から見た形だけで考えるのではなく、パースを加えて考えると、体の前後の位置関係がはっきりして、より動きを出しやすくなります。
パースを意識した画面を作るときは、あわせてキャラクターに視線が自然と集まるような構図を意識できると、より魅力的な一枚に仕上がります。


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