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初心者も簡単!パーカーのイラストの描き方

  • 描き方

今回は、初心者からよく質問のあるパーカーの描き方を題材に、シンプルな手順でパーカーの特徴を捉えながら魅力的に描ける方法を紹介します。基本のシルエットから、フードやシワの描き方まで、イラスト初心者にもわかりやすく説明していきます。

基本となるパーカーのイラストの描き方

基本となるパーカーのイラストの描き方の手順

それでは早速、プルオーバーパーカーと、ジップアップパーカーの2種類のパーカーを描いていきます。

まずは、だいたいで大丈夫なので、人物のイラストにパーカーのアタリを軽く描きます。

後工程でしっかり描き込むので、この辺りにフードがくるな、袖はこの辺まであるなと自分がわかる程度で大丈夫です。

次に、それぞれのパーカーのフードから描いていきます。

軽く描いたアタリの位置にフードを描いていきましょう。
ジップアップパーカーはファスナーの部分まで一緒に描いていくと描きやすいです。

次に、パーカーの服の部分を描いていきます。

軽く描いたアタリに沿って服を描いていきましょう。
パーカーの下の方に服のたるみが集まるようなイメージで描いていきます。
服のシワや、ファスナーを描くコツは後ほどご紹介します。

シワを描き足したり、ファスナーや、ジップ、ヒモを描いたらそれぞれ完成です。

基本のパーカーのフードを描くコツ

フードを描く時は、フードを被った時の円を意識すると描きやすいです。

まず、フードを被った時の円を意識して輪っかを描いていきます。
その輪っか合わせて、フードの周りのたるみを描いていきましょう。

フードのたるみは、胸側よりも背中側にフードの重さがあるのを意識するとフードらしさが増します。フードの中の生地も描きましょう。

生地の厚みを描き足したり、ヒモを描き足したらフードの完成です。

基本のパーカーのシワを描くコツ

パーカーに限らず、服のシワを描くときは下に向かって重力があることを意識しましょう
例えば袖は上部分はスッキリしていますが、下部分には服のたるみが集まっています。

パーカーの布がつっぱっているところはスッキリしていて、布がつっぱっているところから下に向けてシワができるイメージです。
大きな面のところのシワは簡単にソをイメージすると描きやすいです。

シワの描き方はこちらの記事も参考にしてください。

基本のパーカーのファスナー、ジップ、紐を描くコツ

ファスナーは簡単にフードの線から繋げて、二重の線を描いてもファスナーっぽさを伝えましょう。

ジップは台形を意識すると簡単にジップらしくなります。

ヒモは最初に適当に線を描き、それをアタリにヒモを描いていくと簡単に描けます。ヒモを蝶々結びに描いても可愛いです。

斜めから見たパーカーのイラストの描き方

斜めから見たパーカーのイラストの描き方の手順

基本のパーカーと同じく、だいたいのイメージで軽くアタリを描いていきましょう。

まずは、フードから描いていきます。
斜めから見た場合も、フードを被ったときの輪っかを意識して描いていきます。

正面の時と同じように、ジップアップパーカーはファスナーの部分まで一緒に描くと描きやすいです。

次に、パーカーの服の部分を描いていきます。
斜めから描くときは、一番手前にある腕から描いていくと描きやすいです

パーカーの服の見えない部分との繋がりも意識すると服を着ている感じが増します。

最後に、ファスナーやヒモを描き足したら完成です。

斜めから見たパーカーのフードを描くコツ

基本的なポイントは基本のパーカーと同じで、フードを被った時の輪っかを意識して描いていきましょう。

斜めから見たフードを描く場合は、フードの見えない部分がどのように背中側に垂れているか意識すると描きやすいです。

斜めから見たパーカーのシワを描くコツ

基本的なポイントは基本のパーカーと同じで、服のシワを描くときは下に向かって重力があることを意識しましょう

斜めの場合は特に、見えない部分からもシワが寄っているところを描きましょう。
正面からは見えなかった横や後からのシワを意識するとシワを描くと服っぽさが増します

後ろから見たパーカーのイラストの描き方

後ろから見たパーカーのイラストの描き方の手順

プルオーバーのフードのアタリはひし形、ジップアップパーカーのアタリは逆三角形を意識すると描きやすいです。

後ろから見た場合も、フードから描いていきましょう。
フードの重みが下に落ちているように描くとフードらしくなります。

後ろから見たパーカーの服の部分を描くときも、基本的な描き方は正面から見た時と同じで、服のシワを描くときは下に向かって重力があることを意識しましょう。

フードの重さ分、後ろにパーカーの裾が落ちていることを意識すると描きやすいです。

後ろから見たパーカーのフードを描くコツ

正面や斜めから見た時と違い、まず全体的な形をひし形や、逆三角形で形を取るのがコツです。

フードの一番下部分が重みで下がっていることも意識しましょう。

また、布の厚みによって内側の布が見え隠れします。

基本的に厚みのある布は立っているので内側の布地は見えません。一方、薄い布は重みによって下に下がっているので内側の布が見えます。

後ろから見たパーカーのシワを描くコツ

基本的なポイントは正面の時と同じです。
シワを描く時は下に向かって重力があることを意識しましょう。例えば袖は上部分はスッキリしていますが、下部分は服のたるみが集まっています。

フードの重み分だけ後ろに布が下がっていることを意識するとパーカーらしくなります。

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アタムアカデミーでは、パーカーの描き方を学ぶことができます。
フードの描き方のコツやフードを被ったポーズも学べるよ。

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