
人物・キャラクターの描き方
初心者も簡単!キャラクターイラストの描き方
キャラクターイラストの魅力や特徴 キャラクターイラストとは、漫画やアニメ、ゲーム、SNSなどで使われる、個性豊かな人物画全般を指します。 キャラクターを描く際は、個性やデザイン性、感情表現を重視し、そのキャラクターならではの魅力を前面に押し出したイラストを目指しましょう。 キャラクターイラストを描く…
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キャラクターを描くとき、必ずといっていいほど一緒に描くことになるのが服です。その際、イラストのクオリティを左右する大きなポイントが「服のシワ」になります。今回は、特に初心者が悩みがちな“服のシワ”を簡単に、自然に描くコツをご紹介します。
シワを描くことでイラストにリアルさや立体感が加わり、「布がどう動いているのか」「生地の硬さはどれくらいか」といった質感を表現しやすくなります。また、キャラクターの体の形やポーズをより説得力のあるものに見せる効果もあります。
逆にシワをまったく描かないと、イラストが平面的でのっぺりとした印象になり、素材感や動きが読者に伝わりにくくなってしまいます。

それでは、服のシワに関する基本的なポイントを解説していきます。
服のシワは、布に力が加わることで生まれます。引っ張られたり、押されてたまったりした部分が変形し、そこにシワが現れます。つまり、「どこにどんな力が加わるか」を知ることで、シワができやすい部分や形をイメージしやすくなるのです。

服にシワが生まれやすいのは、体を曲げ伸ばしする関節周辺など、布に力が集中するところです。たとえば、ひじやひざなどの関節部分、袖口がキュッとしぼられている部分、ズボンに服がしまわれるウエスト周りなどにシワができやすくなります。

シワの形は、「どこにできるか」「どんな力が加わるか」によってある程度パターン化されます。大きく分けると、次の4つのタイプに分類されます。

シワが一点に集中するような場面では、「X」「Y」「Z」のアルファベットの形を組み合わせると描きやすくなります。特に、ひじを曲げたときや布がたまったときに見られるシワには、この基本形がよく当てはまります。

垂れている布の場合、シワは重力に従って下に流れ落ちるように描きます。流れる起点から下に向かって、緩やかにまっすぐ伸びるイメージを持ってみてください。

関節など曲げている部分では、上の布と下の布が折り重なってできるシワを意識します。
曲げた内側にシワができ、外側は布が伸びるためシワはできにくくなります。内側のシワは「しずく型」をイメージすると自然な仕上がりになります。折り目の位置を起点に、シワが広がるイメージで描きましょう。

布が重なることでできる「溜まりのシワ」を意識します。シワの形を「X」「Y」「Z」のいずれかに当てはめると、不自然にならず立体的に見えます。

ウエストや袖口など絞っている布の場合は、絞られた部分を起点にシワが放射状に広がるように描きます。全体を大きく3ブロックほどに分けて考えると、たるみのシワや垂れたシワをバランスよく配置できます。

ここからは、実際にシワを描くときの手順を紹介します。今回は上半身の服を例に解説します。
服を描く前に、まずはキャラクターの体を描きましょう。ポーズや動きを決めたら、体のラインに沿って補助線を引いたり、関節部分に丸印をつけたりします。こうすることで、後から服を描くときにシワをイメージしやすくなります。

体のラインを意識しながら、服のアタリを取ります。布がたまりそうな場所や布が引っ張られる方向を印や矢印で軽く示しておくと、どんなシワができるか想像しやすくなります。
アタリが描けたら線画を入れます。布が引っ張られてできるシワは線で表現し、シワが集中する部分には「X」「Y」「Z」の形を意識して描き込みましょう。

色を塗る際は、シワに合わせた影の入れ方が重要です。深いシワには濃い影を入れて立体感を強調し、浅いシワには薄い影を入れるか、あえて影なしの線のみにするとメリハリがつきます。

生地の性質によってもシワの入り方は変わります。

生地のタイプと具体例は次のようになります。
男性と女性では体型が異なるため、シワの流れも変わります。体型の差にあわせて、シワの向きや量を調整しましょう。

具体的なアイテムごとに、シワの描き分けのポイントを見ていきましょう。

※ ピッタリとしたズボンか、ゆったりしたズボンか(フィット感)によってもシワの入り方は変わります。


キャラクターの動きや風の影響によって、服は大きく変形します。いろいろなポーズで観察してみると理解が深まります。
たとえば、ひざを曲げたポーズだとひざ裏にシワがたまりやすくなります。ズボンを描くときは、この部分をしっかり描き込むとぐっとリアルになります。
また、体をひねるポーズの場合は、ウェスト部分にシワができます。体をひねる向きに合わせてシワを描き込めば、体をひねるポーズの説得力がさらに増します。

強風や激しい動きで服が大きく揺れたり引っ張られたりすると、それに合わせてシワも大きく入ります。風で布が引っ張られる方向には直線的なシワが生じやすいのが特徴です。
腕をまくったときも袖口に生地がたまり、特有の細かいシワができます。こうした布の重なりを丁寧に描き込むと、質感がよりリアルになります。

初心者が陥りがちな失敗と、その改善のコツをご紹介します。
体が曲がっていない部分にも過剰にシワを描いてしまうと、服がだぶついてだらしない印象になりがちです。もし描き込みすぎたら、シワができる位置とパターンをもう一度確認し、引き算をしてみましょう。

服全体に均一なシワを描くと、どこに力が加わっているか伝わりにくく、質感も弱くなります。シワが集中する部分とほとんどない部分のメリハリを意識すると、より説得力のある表現ができます。

シワを上手に描けるようになるには、次のポイントを押さえて練習するのがおすすめです。
服のシワの形は体の動きや生地、状況によって変わるため、絶対的な正解はありません。
しかし、絵が上手い人は「このポーズならこんなシワが現れるだろう」と予想できるため、違和感のないシワを描けます。これは、シワの基本的なパターンを覚えているからです。
今回紹介した「シワができる場所」や「基本のパターン」を覚えれば、イメージ通りのシワを描きやすくなります。
服を描く際、下書きとして先に体(素体)を描いておくのがおすすめです。
腕や脚の長さを正確に捉えられるだけでなく、関節の位置も明確になるので、どこにシワができやすいのかを論理的に把握できます。
シワを正確に描くには、実際の服を観察して模写することがいちばんの練習になります。
描きたいポーズをとって、自分で写真を撮ってみましょう。写真を見ながらシワになっている部分を描き出すと、シワの流れを深く理解できます。
また、プロのイラストを参考にすることもおすすめです。写真からそのまま描き起こすよりも、「イラストならでは」のシワの省略方法やデフォルメのコツを学ぶことができます。
陰影をつけて立体感を強調しましょう。シワが深く刻まれた部分には濃い影を入れ、浅い部分には薄い影をつけることで、シワの凹凸をはっきりと見せることができます。
また、光が当たる部分にハイライトを入れると、生地の質感を強調できます。例えば、サテンやレザーなどの光沢のある生地には、強めのハイライトを加えることでリアルな表現が可能です。


アタムアカデミーのオンラインイラスト教室では、服のシワの描き方を学ぶことができます。
シワのパターンや基本のシワの描き方、素材別のシワの違い、服の種類毎のシワの違いなど、服のシワの描き方を基本から応用まで、講師とやりとりしながら練習できます。


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