
人物・キャラクターの描き方
初心者も簡単!6頭身キャラクターイラストの描き方
この記事では、初心者でも簡単に実践できる6頭身キャラクターの描き方を、基本的な比率から構図、アタリ、線画、色塗り、仕上げのコツまで解説します。 頭身比率とバランスの取り方は、初心者も簡単!イラスト・キャラクターの頭身比率とバランスの取り方の記事でも詳しく解説しています。 6頭身キャラクターの魅力と特…
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イラストを描く時に、キャラクターが運動や暑さで汗を描いている様子を描きたくなることがありますよね。今回は汗のイラストの基本的な描き方からシチュエーションによる描き分けを説明します。
汗を上手に描けるようになって、キャラクターの感情やシチュエーションをリアルに表現できるようになりましょう!
基本となる水滴の描き方は、「初心者も簡単!水・水滴のイラストの描き方」の記事を参考にしてください。
汗を描くには、まず基本的な形を覚えましょう。主に使うのは、「しずく型の汗」と「流れる線状の汗」の2種類です。

しずく型の汗は、キャラクターが少し暑さを感じている時や、緊張している時に見られる汗です。額や目の横、ほお等にポタリとついています。
暑い日や運動している時など、たくさんの汗を描いているシーンでは、流れる線状の汗を描きます。この汗は、額やほおから輪郭に沿ってツーっと流れ落ちます。
ここで、簡単に描ける汗の描き方を紹介します。まずは、しずく型の汗をもとに解説します。

流れる線状の汗も同じ手順をたどれば、描くことができます!


汗は透明な液体なので、汗の色や光の入れ方を工夫することがポイントです。
色を塗る際には、肌の色をもとに塗りましょう。また、影が差している差している肌に汗を描く際には、汗の影を描かずに光だけで汗を表現する方法もあります。

汗の流れは必ずしも額からあごに向かって下に流れるわけではなく、キャラクターの姿勢や動きによって流れ方が決まります。
キャラクターが姿勢を変えている時は、重力がどのように働いているのかを考え、汗が重力に従って流れることを意識しましょう。
また、体を素早く動かしている時は、服や髪がなびくのと同じように、汗も横に飛んでいくことがあります。飛び散る汗を上手く取り入れると、躍動感を表現することができます!
続いて、シチュエーションに応じた汗の描き方を解説します。

緊張しているキャラクターを描くときには、顔や額に小さなしずく型の汗を散りばめましょう。汗の数は緊張の度合いによって描き分けます。
少し緊張しているときには少なめの汗を描き、とても緊張しているときには多めの汗を描くとキャラクターの感情がよく伝わってきます。
運動をしている時や暑い時には汗の量が多くなり、しずくも大きくなることで流れていきます。
顔や体に、大きなしずく型の汗や、流れる線状の汗を組み合わせて描きましょう。

汗が不自然に見える原因には大きく分けて形の問題と、色の問題があります。
形が不自然な場合は、汗がキャラクターの顔や体のラインに合っていなかったり、形が不自然だったりすることが多いです。色が不自然な場合は、肌の色の反射を考えていない場合が多いです。

必要以上に汗を描きすぎてしまうと、表現したいシチュエーションに合わなくなったり、キャラクターの表情が見えにくくなってしまいます。状況に応じた量で汗を描くことを心がけましょう。

汗の色を濃くしすぎたり、光を入れなかったりすると、濁った色水のような汗になってしまいます。影をつけすぎないように気をつけましょう。
汗に注目して描いているときには全体のバランスが見えにくくなってしまいます。そこで、描いている途中にたびたび画面を引いてみましょう。途中で周りの肌の色とのバランスが悪くなっていないか確認してみるのがオススメです!
汗のイラストを描くコツは、透明感やバランス、流れを意識することです。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、ぜひチャレンジしてみてください!

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