人物・キャラクターの描き方
初心者も簡単!白衣のイラストの描き方
今回は白衣の描き方を紹介します。白衣は立体感や裾丈をなびかせるのが少し難しいですが、描き方を覚えて一緒に描いていきましょう。 白衣の基本的な特徴 白衣は、襟元はジャケットと同じで、丈が膝丈くらいまで長くなっているのが特徴です。基本的にボタンは3〜4個で、白衣のポケットは深くて大きいです。 また、白衣…
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今回は、スーツや制服など様々な衣装の中で取り入れられる「ワイシャツ」の描き方を紹介します。
ワイシャツの基本構造からデザインの応用まで紹介していくので、ワイシャツの描き方をマスターしましょう!
まずはワイシャツの基本的な構造を見てみましょう。それぞれのパーツの特徴を理解すると、上手に描けるようになります。
襟はワイシャツの中でも特に目を引く部分なので、襟の描き方によってキャラクターの印象も大きく左右されます。襟の大きさが不自然ではないか、角度や形は変になっていないかを、特に注意して描きましょう。
襟を描くときには、首の周りにぴったりとフィットするように描くとかっこよく見えます!首の曲線に沿ってカーブするように描きましょう!
シャツの前部分には襟から裾にかけてボタンが並んでついていますよね。そのボタン部分に付けられる帯状のパーツのことを「前立て」と言います。イラストでは2本の平行線で表されることが多いです。前立てをきれいに真っすぐ描いてから、ボタンを等間隔で描くときれいに描くことができます。
ポケットは左胸につけられていることが多いです。ポケットがある胸の辺りのラインは、キャラクターの体型に合わせて描きましょう。
袖を描くときは、腕の動きや関節の位置を意識して描きましょう。
また、カフスとは手首を覆っている袖口のことで、手首の太さに合わせて緩さを調整する役割を持っています。様々な形やボタンのデザインなどで、おしゃれさを演出することができます!
ワイシャツにシワを描くと、キャラクターが着ている様子がリアルに表現できます。
ワイシャツとブラウスは似ているので混同してしまいがちですが、いくつか違いがあります。
ワイシャツは、主にスーツや学生服のキャラクターが着ているものです。襟やカフスなどの細かいパーツがアレンジされることはありますが、基本的な形は決まっています。
ブラウスはお嬢様や女の子らしいキャラクターがよく着ています。その形はバリエーションに富んでいるのが特徴です。シンプルなブラウスは様々なキャラクターに合わせやすく、フリルやレースなどでアレンジされているものはロリータ系や量産・地雷系の女の子によく合います。男の子のキャラクターでも、貴族や王子様、アイドルの衣装でブラウスが描かれることがあります。
さていよいよワイシャツを描いていきます。
まずはキャラクターの体型を決めて、元となる胴体のアタリを描きましょう。
そのアタリをもとに、①襟、②胴、③袖の順に描きます。襟の向きは胴体の向きに合わせましょう。
裾がズボンにしまわれている部分にうねりを出すと、リアルに描くことができます。
最後にシワを描き入れたら完成です!
基本の描き方を押さえたら、ワイシャツのアレンジ方法を学んでいきましょう。自分の絵柄やキャラクターの性格、シチュエーションに応じて描き分けてみましょう。
襟の形を変えるだけで、シャツの印象がガラッと変わります。キャラクターの個性に合った襟を選びましょう。代表的な襟の種類には、レギュラーカラー、スタンドカラー、ボタンダウン、ウィングカラーなどがあります。
どの形の襟も高さを決めてから描くと、きれいな形で描けます。
首元の開け具合やネクタイの種類で、カジュアルにもフォーマルにもアレンジできます。襟の形に合ったアイテムをつけるのも良いですね。
ネクタイや蝶ネクタイを付けるときは、襟の上から全体を描き、襟で隠れる部分を消すとバランスよく描くことができます。
キャラクターの性格や個性に合わせて、首元のアレンジをしましょう。
季節やシチュエーションによって袖の長さを変えましょう。腕まくりしている時はシワがたくさんできることにも注意しましょう。
ひじを曲げている部分や裾を折り曲げているあたりに「X」「Y」「Z」の形をしたシワを描きましょう。
ワイシャツを着ていく場面に応じて、カフスのデザインを変えてみましょう。ボタンのデザインでキャラクターの個性を演出することもできますね!
裾の上部にシワを描くとリアルさを表現することができますが、全身を描く場合など、袖を目立たせる必要のないシーンではシワの描きすぎに注意しましょう。
胸ポケットの有無もシャツのデザインを決定づける要素です。
ポケットは実用性を重視してつけられるものなので、カジュアルな雰囲気によく合います。胸の中央に合うように描きましょう。カジュアルな場合は、直線的に描きすぎず、胸の面に沿って丸みを帯びさせることがポイントです。
一方、フォーマルなスタイルを目指すのであれば、胸ポケットなしが良いでしょう。
シャツのシルエットを変えることで、キャラクターの個性を表現できます。ゆったりしたシャツはカジュアルで、ぴっちりしたシャツはフォーマルに見えます。
ゆったりさせるときはシワを曲線的に描き、ぴっちりさせるときはシワを直線的に描きましょう。
ワイシャツをきれいに描くためにはちょっとしたコツが必要です。ポイントをおさえてレベルアップしましょう!
ワイシャツを描くときに、襟や袖の形がバランスよく描けていないと、シャツ全体が不自然に見えてしまいます。襟や袖の形は、キャラクターの体型やポーズに合わせて調整することが大切です。
リアルさを出すためには、キャラクターのポーズや動きに合わせてシャツを描くことが重要です。例えば、立っているポーズではシャツが体にぴったりフィットして見えますが、座っているポーズではシャツの前側が少したるみます。
キャラクターの体を先に描いてから、シャツのラインを柔軟に変えましょう。
ワイシャツのシワを自然に描くためには、シワの基本的な形やシワができやすい部分、生地による描き分けを学ぶことが効果的です。
詳しい説明は、「初心者も簡単!服のシワのイラストの描き方」のページで詳しく解説しているので、そちらも合わせてチェックして、ワイシャツの描き方を完璧に仕上げましょう!
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