パース・背景の描き方
初心者も簡単!葉っぱのイラストの描き方
今回は簡単な葉っぱの描き方を紹介します。 自然な風景を描くときには欠かせない葉っぱの描き方を覚えて、ぜひイラストの幅を増やしていきましょう。 葉っぱの基本的な構造 木の葉の構造 木の葉の大まかな構造はイラストの通りです。 枝と葉っぱの間の細い部分のことを葉柄(ようへい)といい、葉脈には中心にある主脈…
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今回は、飲み物や食べ物のイラストに欠かせない氷の描き方をご紹介します。基本となるキューブ型の氷を中心に、氷の特徴をつかんでみましょう。
氷と言えば、まずは透明感です。氷自体に色はついていないので、背景の色が透けて見えるように描きましょう。
氷は光でキラキラ光って見えます。とはいえ、ゼリーや宝石とは違った光り方をしていますので、実物や写真をよく観察して描いてみましょう。
氷を描くなら、冷たい雰囲気も表現しましょう。透明感や光具合を調整することで冷たさを表現できます。
それでは、氷のイラストを描く方法をご紹介します。
まずは大まかなアタリを取りましょう。今回はキューブ型に加え、2つの結晶型の氷も描きます。
大まかな形が取れたら、氷の断面を描きます。キューブ型はパースを意識し、結晶型の2つは自然なかたちになるよう、フリーハンドでところどころ屈折させましょう。
続いてペンを入れていきます。キューブ型の氷は直線を描くツールを使っても良いでしょう。角を削るとリアルな氷の輪郭が描けます。
他の氷も、氷の鋭さを意識しながらペンを入れていきます。
輪郭が取れたら、断面を表す線を、少し細めのペンでなぞります。
余計な線を消すと、氷の線画が完成します。
続いて、氷の色を塗っていきます。氷は背景の色が透けるので、今回は背景を青色とし、氷は主に白で表現します。
白で大まかな反射を白いペンで描きこみます。氷の断面に沿ってところどころ斜線を入れることで立体感を出します。
次に、さきほど描いた反射を、全体的にエアブラシでぼかしていきます。
続いて、柔らかい消しゴムを軽く当てて、ところどころ薄くします。
最後に、背景より少し濃い水色でハイライトの明るい部分に影を入れれば、氷のカラーイラストの完成です。
初心者が氷を簡単に上手に描くためのコツをご紹介します。
氷に自然な透明感を出すには、適度にハイライトを入れることが大切です。図の赤線を参考に、ランダムな形の光を描いてみてください。
氷の立体感を出すには、断面に沿って斜線を入れたり、輪郭や断面のフチに沿って白い線を入れます。
背景と氷を自然になじませるには、ハイライトをところどころエアブラシでぼかしたり、柔らかい消しゴムで薄くしたりします。一つの面だけでなく、氷全体のバランスを見ながら調整していきましょう。
溶けかけた氷は、角が大きく欠け、少し丸くなっています。
氷の色はハイライト部分が少なく、透明部分(背景の色の部分)が多くなります。氷の中心にぼんやりとしたハイライトを入れ、溶けた水と氷のフチにペンで線を描くと、溶けている感じを表現できます。
複数の氷を描く場合は、氷の置かれた場所(テーブルやお皿やコップ)の形を意識してパースを取りつつ、氷のキューブがランダムに重なるように描いてみましょう。
奥の氷を少し小さめに描くことで奥行きが出せます。
よく凍った氷同士が重なっても、そこまではっきりとは透けないので、今回は氷が重なった部分は、エアブラシで軽く輪郭を描いています。
コーヒーはかなり色の濃い飲み物なので、氷とコーヒーを別々に塗るのではなく、エアブラシや筆でランダムに色をのせながら描きます。
水面より上にあるように見える氷にもコーヒーの色が反射します。氷のアウトラインや水面のフチにハイライトを入れることで、氷が飲み物に浮いていることを表現できます。
アタムアカデミーでは、氷の描き方を学ぶことができます。
アタムアカデミーでは、入塾前にイラスト講座を体験できるオンライン無料体験レッスンを行っています。講師とビデオ通話をしながら授業を体験していきます。
オンライン無料体験レッスンはiPadに必要なソフトをインストールし、applepencilを使って授業を行っています。iPadをお持ちでない方は、紙とペンでの体験もできます。
課題や制作した作品は講師とチャットやメールでやりとりをすることで共有を行います。兄弟でのご参加、お友達同士のご参加もOK。
オンラインであっても、対面型の教室と同じように学ぶことができます。
インターネット・カメラ機能のある端末1台
タブレット&タッチペン