
人物・キャラクターの描き方
初心者も簡単!バリエーション豊かなキャラクターの表情の描き方
キャラクターの表情は、眉や目、口、輪郭、シワなど、顔のパーツをどう組み合わせるかで大きく印象が変わります。また、キャラクターの表情が豊かになると、イラスト全体の魅力が一気にアップします。 そこで今回は、表情イラストの描き方を分かりやすく解説し、初心者の方でもすぐに描ける実践的なコツやアイデアを紹介し…
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今回は、ポニーテールとツインテールのイラストの描き方をご紹介します。2種類の髪型(かみがた)を覚えることで、描けるキャラクターの幅がぐっと広がります。
ポニーテールは、頭の後ろで髪(かみ)の毛をひとつに結ぶ髪型です。前から見たときは、結び目の高さによってポニーテール部分が見えたり見えなかったりします。
横から描くときは結び目の位置がはっきりわかるので、頭の形に沿ってどこで結ぶかイメージしながら描きましょう。
ツインテールは、髪の毛を2つに分けて結ぶ髪型です。分けた髪の毛は、基本的に同じくらいのボリュームを持たせると自然に見えます。結び目が低いと大人っぽい印象、高いと元気な印象になるなど、高さの調整でキャラクターの雰囲気も変わります。
どちらの髪型も、結ぶ高さによってイメージが大きく変わります。描きたいキャラクターの雰囲気や性格に合わせて、結ぶ位置を調整してみましょう。
まずは髪の生え際から毛先に向かう流れをイメージし、ざっくりと全体のボリュームを捉えます。後ろに結んだ部分が頭のどの位置にくるかをマークしておくと、後で描き足す際にスムーズです。
線画を描くときは、結んだ部分を大きく3つのかたまりに分けておくと、立体感がつかみやすくなります。それぞれのかたまりに少しずつ動きをつけたり、毛先を軽く跳ねさせたりすると、より自然に仕上がります。
おくれ毛を加えることで、かちっと結びすぎない柔らかさが出せます。顔まわりや首のあたりなど、少し髪がこぼれている部分を描き足すと、リアルな印象になります。三つ編みポニーテールへのアレンジなどにもぜひ挑戦してみてください。
ツインテールは左右の結び目の高さが同じになるよう意識します。高さに差をつけるアレンジもありますが、基本は左右対称をベースにしましょう。
頭頂部から毛先に向かう流れを描き、左右ともボリューム感をそろえます。大まかな流れを取ってから、結び目の位置を左右同じ高さに決めておくと描きやすくなります。
アタリに沿って線画を描いたら、おくれ毛やこぼれ毛を足して完成です。ポニーテール同様、左右の髪を「大きく3つのかたまり」に分けて描くと、ボリュームや動きを表現しやすいです。
ポニーテールを描いたときに、後ろで結んだ部分が細くなりすぎて貧弱な印象を与えてしまうことがあります。この場合の解決策としては、髪の毛の「かたまり」を増やしてみることがポイントです。
大きく3つのパーツに分けて描くと、どこにボリュームを足せばよいかが分かりやすくなり、立体感を出すことができます。特に結び目から毛先にかけて、ふんわりとしたカーブを意識しながらラインを描くと、自然な仕上がりになるでしょう。
ポニーテールやツインテールを描くとき、結び目の位置や毛の流れが頭の形に合わず、どこかアンバランスに見えてしまうことがあります。
こういった不自然さを解消するには、まず「髪の毛がどこに集まるのか」を明確に決めておきましょう。結び目を中心に、髪が放射状に広がるようにイメージするとスムーズです。また、髪の流れの方向を少なくとも3方向以上つくると、単調になりにくく、より立体的に見せることができます。
ツインテールの場合、左右の結び目の高さやボリュームが不ぞろいだと、全体の印象が大きく崩れてしまいます。これを防ぐには、まず左右の結び目が同じ高さにくるようにアタリを取ることが大切です。
描き進める段階でもこまめに左右を見比べながら、ボリューム感が大きく違わないように調整しましょう。結び目の高さだけでなく、左右それぞれの髪の束の太さやカーブの具合にも気を配ると、より自然でかわいらしいツインテールが完成します。
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