
人物・キャラクターの描き方
初心者も簡単!8頭身キャラクターのイラストの描き方
この記事では、初心者でも簡単に実践できる8頭身キャラクターの描き方を、基本的な比率から構図、アタリ、線画、色塗り、仕上げのコツまで解説します。 頭身比率とバランスの取り方は、初心者も簡単!イラスト・キャラクターの頭身比率とバランスの取り方の記事でも詳しく解説しています。 8頭身キャラクターの魅力や特…
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イラストを描く上で、キャラクターの表情は大事です。喜怒哀楽をただ表現するだけでなく、そこに涙をプラスすることで、より感情豊かなイラストに仕上げることができます。
今回の記事では、初心者の方でも簡単に描ける涙のイラストの描き方を、ステップごとに解説していきます。基本的な涙の描き方から、様々なバリエーション、そして感情表現のコツまで、丁寧に紹介します。
基本となる水滴の描き方については、「初心者も簡単!水・水滴のイラストの描き方」の記事も参考にしてください。
まず、涙の基本的な構造をご紹介します。

まず、涙がたまるときは下まぶたの上に溜まります。また、涙が溢れ出す際は目頭または目尻から頬に沿って流れていくのが特徴です。
汗との大きな違いは、涙は必ず目から流れ出る点です。涙を描くときは、必ず目から自然に流れ出す様子を表現するようにしましょう。
まずは、涙を流す表情を描いてみましょう。流れる涙の感情によって顔の表情は大きく変わるため、どの感情を表現するかを意識することが大切です。

今回は、悲しみをこらえたような、グッと堪えた表情の涙を描く方法をご紹介します。
まずは、涙の流れを捉えるために、シルエットで涙の形をざっくりとアタリ取りしましょう。

目頭と目尻に涙が溜まっている様子をイメージしながら描くと、自然な流れが表現できます。
アタリに沿って線画を進め、顔の立体感(例えば頬の盛り上がり)をしっかり意識して描きましょう。

線画を描き終えたら、線画の色を白に変更し、次のステップに進む準備を整えます。
肌の影と同じ色を使い、涙で濡れた部分を塗りましょう。

この色が涙のベースとなり、自然な質感を表現するのに役立ちます。
次に、涙の影となる部分を塗りましょう。

涙のベースカラーよりも少し濃い色を使って、涙がたまる下部を強調することで、立体感と深みが生まれます。
ハイライトを加えることで、イラストに奥行きと立体感が生まれます。

ハイライトを描く際は、半球状の曲線を意識して自然な光の反射を表現しましょう。ただし、ハイライトが多すぎると画面全体がごちゃごちゃしてしまうため、適度に調整してください。
ハイライトの下に、新しいレイヤーを追加し、わずかに濃い影色を加えていきます。

これにより、涙の液体感が際立ち、より自然でリアルな表現に仕上がります。
最後に新しいレイヤーを作成し、ソフトライトやオーバーレイ機能を使って色味を微調整します。

今回は白に近い水色をソフトライト(不透明度76%)で調整しています。これで涙のイラストの完成です。
悲しみや絶望感を表現するためには、以下の表情要素を涙と一緒に描くと効果的です。

困り眉・見開いた目の要素を加えることで、感情豊かな涙の表現が伝わりやすくなります。もし表情作りに迷った場合は、シンプルな絵文字をイメージして描いてみましょう。
嬉し泣きや感動の涙を描くときは、笑顔や茫然とした表情に加え、頬にほのかな色づけを施すと効果的です。

頬を染めた表情をプラスすることで、ポジティブな感情が自然に伝わります。
怒りや悔しさを伴う涙を描くときは、以下の要素を取り入れると効果的です。

怒り眉・力の入った口の表情パーツを涙と組み合わせることで、顔の筋肉が引き締まった迫力ある印象が生まれます。怒りや悔しさといった感情は、眉や口元にしっかりと表現されるので、涙と共に描くことで感情がより伝わりやすくなります。
涙を描く際は、必ず目から自然に流れ出すように表現しましょう。

目以外の位置から涙を始めると、水滴や汗と見間違われる恐れがあるため、正しい位置で描くことが大切です。
涙の大きさに違和感がある場合は、以下の点をチェックしてみましょう。

これらのポイントを確認し、涙の存在感が強調されすぎないように調整することで、バランスの良いイラストに仕上がります。
涙に透明感が足りないと感じたら、まずハイライトの位置と色味をチェックしましょう。

ハイライトが強調されすぎず、適切な位置に配置されているかを確認し、必要に応じて微調整してください。
また、色味の透明感を向上させたい場合は、新しいレイヤーを作成し、「スクリーン」や「ソフトライト」などの効果を活用して調整するのがおすすめです。
アタムアカデミーでは、涙の描き方を学べます。


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オンライン無料体験レッスンはiPadに必要なソフトをインストールし、applepencilを使って授業を行っています。iPadをお持ちでない方は、紙とペンでの体験もできます。
課題や制作した作品は講師とチャットやメールでやりとりをすることで共有を行います。兄弟でのご参加、お友達同士のご参加もOK。
オンラインであっても、対面型の教室と同じように学ぶことができます。
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