
人物・キャラクターの描き方
初心者も簡単!バリエーション豊かなキャラクターの表情の描き方
キャラクターの表情は、眉や目、口、輪郭、シワなど、顔のパーツをどう組み合わせるかで大きく印象が変わります。また、キャラクターの表情が豊かになると、イラスト全体の魅力が一気にアップします。 そこで今回は、表情イラストの描き方を分かりやすく解説し、初心者の方でもすぐに描ける実践的なコツやアイデアを紹介し…
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イラストを描く上で、キャラクターの表情は大事です。喜怒哀楽をただ表現するだけでなく、そこに涙をプラスすることで、より感情豊かなイラストに仕上げることができます。
基本的な涙の描き方は、こちらの記事を参考にしてください。
初心者も簡単!涙のイラストの描き方
今回は、アイビスペイントを使った描き方をご紹介します。
まずは、涙を流す表情を描いてみましょう。
今回は、悲しみをこらえたような、グッと堪えた表情の涙を描く方法をご紹介します。
顔の上に新しいレイヤーを追加し、ざっくりとした涙のシルエットを描きます。
まずは、涙の流れを捉えるために、シルエットで涙の形をざっくりとアタリ取りしましょう。目頭と目尻に涙が溜まっている様子をイメージしながら描くと、自然な流れが表現できます。
新たなレイヤーに、先ほどのアタリに合わせて線画を描きます。
アタリに沿って線画を進め、顔の立体感(例えば頬の盛り上がり)をしっかり意識して描きましょう。
線画を描き終えたら、線画の色を白に変更し、次のステップに進む準備を整えます。
新規レイヤーを作成し、線画レイヤーにクリッピングし、線画の部分を白で塗りつぶします。
線画の下に新たなレイヤーを作成し、肌より少し暗い色で涙のベースカラーを塗ります。
さらに、ベースカラーの下に影用レイヤーを作り、涙の液体感を強調するために少し濃い色で影を加えます。特に、涙の下の部分はベースカラーより濃い色を使用しましょう。
ベースカラーの上に新しいレイヤーを追加してハイライトを描いていきます。
ハイライトを描くときは、半球にハイライトをつけるイメージで描いてください。また、ハイライトが多すぎると画面がうるさくなるので注意しましょう。
ハイライトの下に、新しいレイヤーを追加し、わずかに濃い影色を加えていきます。
ハイライトの下に少し濃い影色を足すことで涙の液体感が増します。少しハイライトにほんのり影が見えるイメージで描き足していきましょう。
色味の透明感を向上させたい場合は、新しいレイヤーを作成し、「スクリーン」や「ソフトライト」などの効果を活用して調整するのがおすすめです。
ここまで描いた涙のレイヤーをフォルダにまとめて、その上に新しくレイヤーを作ります。
新しいレイヤーをフォルダにクリッピングして色を塗りつぶしていきます。今回は少し青みが欲しかったので、ターコイズブルーで塗りつぶしています。
クリッピングの効果をブレンドカラーからソフトライトやオーバーレイなどで色味を調整したら完成です。ちなみに、今回はソフトライト(不透明度34%)で調整しています。
クリッピングの効果を調整し終えれば、アイビスペイントで描く涙のイラストの完成です。
涙は色んな表情にプラスすることでさらに感情が激しくなったように表現することができます。色んな表情に涙をプラスしてキャラクターに深みを加えていきましょう。
アイビスペイントのフィルターを使うことで簡単に涙を描くことができます。
まずは、シルエットで涙の形をざっくりとアタリ取りしましょう。涙のシルエットが描けたら、ツール選択ウィンドウの中からフィルターを選択します。
フィルターの中から「水滴(丸)」を選択してください。画面右下にある設定を調整できたらチェックマークのところで決定します。
これで、アイビスのフィルターを使って、まるで水滴が垂れるような自然な涙の表現が簡単に描けます。
水を使った表現の際には、ぜひこのフィルターを活用してみてください。
アタムアカデミーでは、涙の描き方を学べます。
アタムアカデミーでは、入塾前にイラスト講座を体験できるオンライン無料体験レッスンを行っています。講師とビデオ通話をしながら授業を体験していきます。
オンライン無料体験レッスンはiPadに必要なソフトをインストールし、applepencilを使って授業を行っています。iPadをお持ちでない方は、紙とペンでの体験もできます。
課題や制作した作品は講師とチャットやメールでやりとりをすることで共有を行います。兄弟でのご参加、お友達同士のご参加もOK。
オンラインであっても、対面型の教室と同じように学ぶことができます。
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