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初心者も簡単!騙し絵のイラストの描き方

  • 描き方

今回は、3Dアートとしても注目を集める「騙し絵(だましえ)」の描き方を初心者でも簡単にマスターできるようにご紹介します。Tシャツのデザインにも活用できるおしゃれでカッコいい騙し絵を描いて、家族や友達を驚かせてみましょう。

騙し絵で有名な「ペンローズの三角形」の描き方

ここでは、初心者でも簡単に描ける「ペンローズの三角形」の描き方をステップごとに解説します。

三角形を描く

まず、基本となる三角形を下書きします。

内側にアタリの線を引く

次に、図を参考に少し内側に線を引き、一回り小さな三角形を作ります。重なる線はそのまま残してOKです。

さらに内側に線を追加

同じように、もう一度内側に線を引きます。重なる部分は消さずそのままにしておきましょう。

角に線を入れる

各角にペンで短い線を加えます。ここから立体感が出てきます。

内側の三角形にペン入れ(1回目)

図を参考に、内側の三角形の一部にペン入れをします。

ペン入れを進める(2回目)

さらにペン入れを続けます。分かりやすいように、図では赤線で示しています。

残りのペン入れを完成させる

同じ手順で、残りの部分にもペン入れをしていきます。

アタリ線と外側の角を消す

下書きのアタリ線と、外側の三角形の角を消しゴムで消して整えます。

影をつけて立体感を出す

最後に、青い矢印の方向に沿って筆やエアブラシで影を入れます。普通とは異なる影のつけ方に注意しながら塗りましょう。

三角形の辺ごとに白のベタ塗りでレイヤーを分けておくと、影がつけやすくなります。好みに応じて、右下の図のように色分けしてもおしゃれに仕上がります。

手の騙し絵の描き方

次に、カラフルで立体的に浮かんで見える「手の騙し絵」の描き方を初心者向けに解説します。

手をなぞって下書きを作る

キャンバスや紙に利き手ではない方の手を置き、鉛筆で軽くなぞります。

丸いカーブで線を引く

手を紙から外し、下書きの上に好きな色のペンで線を引きます。
ポイントとしては、手がある部分を「丸く盛り上がっているイメージ」でカーブした線にしましょう。

指と机の部分を描き分ける

指の部分は指の形に沿って盛り上がるようにカーブさせます。一方、机の部分はまっすぐな線で描きます。このとき、手の部分は少し大げさに丸く描くと、立体感が際立ちます。

色を重ねて確認しながら進める

別の色で線を重ねていきます。
途中で下書きのレイヤーを非表示にし、立体的に見えるかチェックしながら進めましょう。

カラフルに仕上げて完成

さらに色を追加して線を重ねます。今回は3色+白で表現しましたが、好きな色で何本でも線を引いても大丈夫です。最後に下書きを消せば、立体的な手の騙し絵の完成です。

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アタムアカデミーでは、騙し絵の描き方を学べます。

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