
人物・キャラクターの描き方
初心者でも簡単!ファンタジー衣装のイラストの描き方
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「袴(はかま)」は日本を代表する伝統衣装の一つで、時代劇や卒業式などの特別なシーンでよく目にします。この記事では、「袴の描き方」について初心者にも分かりやすく解説します。袴と着物の違いや種類、そして男性が袴を着た際のイラストの描き方を紹介します。
袴と着物はどちらも日本の伝統衣装ですが、役割と形状に違いがあります。
着物は帯で締めるタイプの衣服で、全身を包むように着用します。一方、袴は着物の上から腰に巻くズボンまたはスカートのような形状の衣装で、フォーマルな印象を与えます。袴を組み合わせることで、より格式高く見せることができます。卒業式や結婚式など正式な場面に最適で、武士や時代劇キャラクターのイメージにもぴったりです。
袴を描く際は、大きく3つのパーツに分けて考えると分かりやすいです。
袴の主な種類とそれぞれの特徴 袴の種類は主に「馬乗り袴」「行燈袴」「裁付袴」の3つに分けられます。
馬乗り袴はズボン型で、左右が分かれていて動きやすいため、武士のイラストに最適です。
行燈袴はロングスカートのような一体型で、中に仕切りがなく女性の袴姿によく使われます。
裁付袴はふくらはぎ部分が絞られた形状で、忍者や時代劇のキャラクター描写に向いています。
初心者でも描きやすいよう、男性の袴姿のイラストの描き方をステップごとに説明します。
まず、人物の大まかなアタリを描いて、着物と袴の位置を決めます。袴の紐は腰に位置し、裾は足首あたりを目安に広がる台形を意識すると綺麗に描けます。
次に、袴の特徴であるひだを正面に5本描き入れ、その上部には紐の結び目を加えます。余計な線はこの段階で消しましょう。
最後に色を付けます。黒や紺色、グレーなど落ち着いた色を使い、陰影をつけてリアル感をアップさせましょう。
横向きの袴姿を描くときは、袴の上の部分が大きくVの字に開いているところを描きましょう。脚の真横にすっと1本の線を引くときれいに見えます。
上から紐の結び目を描き、紐の重なった部分を消しましょう。最後に色を塗ったら完成です。横から帯が見えるので、別の色で区別させると良いでしょう。また、腕をおろしているときは、着物の袖でVの字の部分が隠れます。
後ろ姿の場合は、特徴的な台形の腰板を忘れずに描きます。袴が左右に分かれているので、下に向かって逆V字を描くと形が整います。
袴は着る場面や目的によって色や模様、組み合わせる着物が異なります。イラストにリアル感を持たせるためにTPO(時・場所・場合)を考えるのが重要です。
結婚式で新郎が袴を着るときなど、最も格式が高い場面では「黒紋付羽織袴」を着ます。
黒紋付羽織袴には、次のような特徴があります。
・袴 縦のしま模様が入っている。
・羽織 黒地の羽織に、白い紋が5つ入ったものを上に羽織る。
・着物 羽織と同じように、5つの紋が入った黒い着物を着る。
・小物 羽織紐や白扇などの小物を組み合わせる。
パーティーや友人の結婚披露宴など、少しカジュアルな場面では準礼装になります。
基本的な組み合わせは第一礼装と同じですが、黒ではなく好きな色の着物や羽織を組み合わせることができます。紋の数が少なくなるほどカジュアルになり、3つの紋を入れる場合は後ろに紋を描きましょう。
アタムアカデミーでは、袴の描き方を学ぶことができます。
アタムアカデミーでは、入塾前にイラスト講座を体験できるオンライン無料体験レッスンを行っています。講師とビデオ通話をしながら授業を体験していきます。
オンライン無料体験レッスンはiPadに必要なソフトをインストールし、applepencilを使って授業を行っています。iPadをお持ちでない方は、紙とペンでの体験もできます。
課題や制作した作品は講師とチャットやメールでやりとりをすることで共有を行います。兄弟でのご参加、お友達同士のご参加もOK。
オンラインであっても、対面型の教室と同じように学ぶことができます。
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