
人物・キャラクターの描き方
初心者も簡単!マントのイラストの描き方
キャラクターイラストを描くうえで、マントの描き方を覚えると表現の幅がぐっと広がります。この記事では、マントの基本的なシルエットの捉え方から、風になびく動きのあるマントの描き方までを詳しく紹介していきます。初心者の方でも簡単にマスターできるポイントをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。 マン…
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今回は着物のイラストの描き方を紹介します。
和風なキャラクターを描くときには欠かせない着物の描き方を覚えて、キャラクター表現の幅を広げていきましょう。
まずは、着物の特徴をご紹介します。
着物には各パーツにそれぞれ名称がついていますが、全てを覚える必要はありません。
イラストを描くにあたっては、下記の3つの特徴を意識しましょう。
着物は振袖・浴衣と形は似ていますが、袖の長さがそれぞれ違います。
振袖の袖が一番長く、ふくらはぎくらいまであります。次いで、着物の袖は、腰あたりの長さです。また、一番短いのが浴衣です。浴衣の袖は、着物よりも短く描きます。
それでは、着物の描き方を紹介していきます。
まず、着物のアタリを描いていきましょう。
着物のアタリを描くときは、全体のシルエットを寸胴気味にすると綺麗に見えます。また、着物の衿は、キャラクターから見て左が上になるよう描きましょう。
左右の衿が逆になると死装束の意味になるので気をつけてください。
次に、アタリに沿って着物の線画を描いていきます。まずは胴体の上部分までを描いていきます。
衿は気持ち太めに描き、着物の下には半衿も描いておきましょう。帯は胸よりも下の位置に描いていきます。
女性の着物を描く場合は、おはしょりも一緒に描いていきます。
おはしょりが長くなりすぎないように気をつけて描いていきましょう。
続いて、胴体から下部分を描いていきます。胴体全体のシルエットが寸胴気味になるように、凹凸をつけずに描いてみましょう。紙をくるくる巻いたものをイメージして描いてみてください。
また、着物の裾の長さは足首が隠れるくらいを目安にしてください。
次に、着物の袖を描いていきます。手を出す袖口から描き始めると描きやすいです。
まず、輪っかと線で袖口を描き、その輪っかと線に四角を足していくイメージで描いてください。
最後に帯揚げと帯締めを描けば着物のイラストの完成です。
帯揚げの形は基本的にイラストの通りですが、帯締めにはいろいろな種類があるので、キャラクターや描きたい着物に合わせて変えていきましょう。
先ほどの着物のイラストに小物を描き加えてみましょう。
着物が描けたら草履や髪飾りを加えてみましょう。
草履は白足袋と一緒に履いていることが多いです。ほぼ真ん中で草履の鼻緒が分かれています。
着物の髪飾りはお花やかんざしを使うと合わせやすいです。描きたいイメージに合わせた髪飾りを選びましょう。
さらに和風な雰囲気をアップさせるために扇子を持たせてみましょう。
扇子の描き方はこちらの記事で紹介しています。着物の色に合わせて、扇子の色を塗ったら完成です。
さらに、ベースの着物に和柄の模様を取り入れてみましょう。
市松模様は四角を交互に組み合わせていく模様で、比較的簡単に描けます。ベースの色よりも少し濃い色で市松模様を作って模様を足します。
千鳥柄は、鳥のような模様がランダムに散りばめられている柄です。帯締めより少し暗めの色で模様を足します。市松模様のものよりも可愛らしい印象になります。
和柄によっても着物の印象が変わってくるので、イメージにあった柄を取り入れてみましょう。
ここでは、着物のイラストを描く際に初心者によくある失敗とその改善ポイントをご紹介します。
着物のシルエットは基本的に寸胴気味になるように描きましょう。体のラインに合わせて描くと不自然な着物になります。
実際に着物を着るときも、体と着物の間に隙間が生まれそうな場合はタオルを体に巻いています。タオルを巻くため、着物を着たときのシルエットは寸胴に近くなります。
上のような事を理解して描いていくと、綺麗な着物のシルエットが描きやすいです。
帯の位置は、女性の場合は胸よりも少し下の位置です。帯の位置を下げすぎず、また胸よりも上に上げすぎないように気をつけましょう。
また、男性の場合は帯の位置は腰辺りで結ぶのが粋だとされてます。
袖や裾の動きがどうしても不自然になるときは、袖や裾をわっかと線に分けて描いていきましょう。流れとしては、袖口や裾をわっかで描く、袖の場合はわっかに線を足す、肉付けする順番になります。
どうしても上手くイメージできないときは、写真を確認してみたり、実際に着てみるのも参考になります。
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