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キャラクターの表情は、眉や目、口、輪郭、シワなど、顔のパーツをどう組み合わせるかで大きく印象が変わります。また、キャラクターの表情が豊かになると、イラスト全体の魅力が一気にアップします。
そこで今回は、表情イラストの描き方を分かりやすく解説し、初心者の方でもすぐに描ける実践的なコツやアイデアを紹介します。
キャラクターの表情は、眉や目、口、輪郭、シワなど、顔のパーツをどう組み合わせるかで大きく印象が変わります。いろいろな感情を描く前に、まずは“無表情”を描いてみましょう。
無表情を基準に少しずつパーツを動かし、表情の変化を観察すると、表情の描き方のコツがつかみやすくなります。
たとえば眉毛を吊り上げたり下げたりしてみるだけでも、キャラクターの雰囲気は大きく変化します。
同じように目を細めたり、逆に大きく見開いたりすると、より強い感情表現が可能です。目はキャラクターが何を考えているかを伝える重要なパーツなので、描き込む際にこだわってみましょう。
口の形も、少し変えたり、口角の上げ下げをするだけでも印象はガラッと変わります。
基本となる無表情に、こうしたパーツの変化を組み合わせることで、バリエーション豊かな表情を表現できるようになります。
さらに、感情をよりわかりやすくするために効果線や漫画的な要素などを追加する方法もおすすめです。
笑い顔ならにぎやかな雰囲気の効果線、怒り顔なら怒りマーク、驚いているなら縦線を入れるなど、漫画的な要素を取り入れるとより感情が伝わりやすくなります。
最初に、キャラクターが喜んでいる表情を描いていきましょう。
喜ぶ表情や笑顔を描くときは、目を細める(あるいは閉じる)イメージで下瞼に少し力を入れ、口角をキュッと上げるのが基本です。さらに口を開く場合は三日月形を意識すると自然な笑顔になります。頬に斜線を描いて照れ感や赤面をプラスするのも表情を豊かに見せるポイントです。
感情の強さによって目や口、眉の動きが変わります。感情が高まっているときは、眉や口に力をこめたように描いてみてください。基本は常に口角を上げて描くことで、笑顔だと一目でわかるようになります。
次に、キャラクターが怒っている表情の描き方を説明していきます。
怒りの表情を描くときは、眉間に力を入れ、口角を下げるのが基本です。目尻を吊り上げるように描くと、より怒りのニュアンスが強まります。全体的に顔に力を込めるイメージを持つと、自然に迫力のある怒り顔になります。
眉間や口元にも力をいれると、強い怒りを表現できます。さらに「怒りマーク」を入れたり、影を落としてみたりすると、怒りの感情が視覚的に伝わりやすくなります。クライマックスシーンなど、激しい感情を強調したいときに便利です。
次に、キャラクターが悲しんでいるときの表情を描いていきます。
悲しむ表情や泣き顔では、眉や目尻、口角が下がるのが基本です。怒りと同じくネガティブな感情は口角や目尻が下がりがちですが、涙を加えるだけで一気に「悲しい」という感情が際立ちます。涙の描き方はこちらの記事も参考にしてください。
最初に基本的な悲しい顔を描いたら、眉や口などのパーツを少し動かしたり加えてみたりして、いろいろなパターンを試してみると簡単に変化をつけられます。基本がしっかりしていると、応用してたくさんのバリエーションを描けるようになります。
最後に、びっくりした表情のキャラクターを描きましょう。
驚いた表情は、目を大きく見開き、眉を上げ、口を開くことで簡単に描けます。感情が高まっていくほど口を大きく開き、瞳孔を小さくすると驚きが強調されるので、焦りやすいシーンなどで使うと効果的です。
さらに汗や斜線を加えたり、「びっくりマーク」を描き足したりすると、よりリアクションをわかりやすくできます。
基本の表情以外にも、よく使うキャラクターの表情をご紹介します。
赤面顔は、恋愛イベントや恥ずかしい失敗シーンで活用しやすい表情です。
頬に斜線を入れると、一気に赤面したような印象に変わります。描き込みすぎると全体がごちゃごちゃしてしまうこともあるので、場面の雰囲気に合わせて調整しましょう。
焦り顔は、登場人物の心情に“切迫感”や“困惑”を持たせたいときに描く表情です。
眉を寄せ、汗や縦の斜線を多めに描くと焦っている雰囲気が出ます。困り顔に焦りが加わるイメージで描くとわかりやすくなるので、シリアスな場面からギャグパートまで幅広く応用可能です。
絶望顔は、絶体絶命のシーンや大きなショックを受けた場面にぴったりの表情です。
目のハイライトを消して、顔に影を落とすとキャラクターの絶望感が強まります。口を半開きにして力が抜けたように描けば、呆けたような表情に仕上がります。
アタムアカデミーでは、キャラクターの表情の描き方を学ぶことができます。
アタムアカデミーでは、入塾前にイラスト講座を体験できるオンライン無料体験レッスンを行っています。講師とビデオ通話をしながら授業を体験していきます。
オンライン無料体験レッスンはiPadに必要なソフトをインストールし、applepencilを使って授業を行っています。iPadをお持ちでない方は、紙とペンでの体験もできます。
課題や制作した作品は講師とチャットやメールでやりとりをすることで共有を行います。兄弟でのご参加、お友達同士のご参加もOK。
オンラインであっても、対面型の教室と同じように学ぶことができます。
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