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この記事では、初心者の方でも簡単に描ける猫のからだのイラストの描き方を解説します。
猫の体の基本構造や、失敗しないアタリの取り方といった基本ステップから、立っている・座っているなどのポーズ別、マンチカンやアメリカンショートヘアといった種類別の描き分けのコツまで解説しています。 ポイントを押さえて、かわいくて自然な猫の全身イラストに挑戦してみましょう!
参考記事:
初心者も簡単!動物のイラストの描き方
初心者も簡単!猫の顔のイラストの描き方
まずは、猫の体の骨格・構造やパーツのバランスについて解説します。
猫の全身のパーツは、頭・胴体・足・しっぽの4つに分けることができます。四足歩行の動物は難しく感じますが、人間に例えて関節の構造を考えるとイメージしやすくなります。
特に注意して描きたいのが、前足と後ろ足での「関節の曲がる向きと長さの違い」です。
一番目立つ関節の出っ張りが、前足は「ひじ(後ろ向き)」、後ろ足は「かかと(後ろ向き)」と「ひざ(前向き)」になると意識するだけで、一気に猫らしい自然なポーズになります。

猫の体を描くときは、真横から見た立ちポーズを基本として、以下のバランス比率を目安にして描いてみてください。一般的な標準体型の猫を自然なプロポーションで描く基準になります。
また、頭の大きさは胴体の幅よりも少しだけ小さめにすると、全体のバランスがよくなり、猫らしい愛らしいシルエットになります。

猫の全身の特定のポーズを描く前に、どんなイラストにも共通する基本の描き方を解説します。いきなり細部を描き込まず、全体のバランスを取るのが失敗しないコツです。
まずは、全体の大きさや配置を決めるアタリを取ります。アタリを描くときは、複雑に考えず、丸や三角形など簡単な形で取るのがオススメです。 描く順番は頭 → 胴体 → 足の順で進めると、全体のバランスを見失わずに済みます。
参考記事:初心者も簡単!アタリの描き方

簡単な図形で取ったアタリをもとに、肉付けをして輪郭を描き込んでいきます。 背中側(頭・首・胴体)は骨格に沿った緩やかな凹凸を意識し、お腹側は胸からお尻までキレイな曲線でつながるイメージで線を描いてみてください。
猫の手足の先(つま先)は、クリームパンのように少しふっくらとした形をイメージすると可愛く描きやすいです。

最後に、肉付けしたラフをもとに線画を描き起こしたら完成です。
猫の体を線画にするときのコツは、ツルッとした一本線で囲うのではなく、猫の毛流れを意識しましょう。すべての線をピタッとつなげるのではなく、所々線を途切れさせたり、少し払うように描いたりすると、フワッとした自然な毛並みを表現できます。

実際の猫や写真を見てスケッチをする際は、以下のポイントに注意して観察してみましょう。

次に、基本のステップを踏まえて、よく描かれる代表的なポーズの描き方を解説します。
立っている猫を描くときは、全体のシルエットと重心のバランスに気を付けましょう。全体のシルエットをざっくり取ってから、頭→胴体→足の順に簡単なアタリを描いていきます。

アタリに沿ってパーツを描き込む際、お腹周りの余った皮膚(ルーズスキンなど)が重力で下に落ちて、足の付け根が少し隠れるイメージで描くとよりリアルになります。 斜め向きの顔を描く時は、頬やマズル(口まわり)のぷっくり感を強調すると立体感が出せます。

線画は、重力に従って下に落ちるような毛流れを意識して仕上げましょう。

座っている猫を描くときも、顔→胴体→足の順で考えます。座った姿勢では胸と胴体がギュッと重なるようになるため、肩と腰の位置関係に注意してアタリを描きましょう。構造がわかりづらい時は写真などを参考にするのがオススメです。

座っているとき特有の背中の丸み(凹凸)や、胸からお腹にかけての流れるようなラインを意識すると猫らしい胴体になります。座って折りたたまれた足の膨らみは、しっかりとした実線で描くのではなく、毛流れの線でふんわりと表現すると自然です。

線画は、体の内側から外側へ向かう毛流れを意識して描いていきましょう。

伸びている猫を描くときは全体のシルエットが三角形になるイメージでアタリをとっていきます。
基本のアタリは頭→胴体→足の順ですが、伸びのポーズではぐっと高く上がったお尻がポーズの軸になるため、頭→お尻→手足の順にアタリを取っていくのが描きやすくてオススメです。

まず、低く下げた頭と、一番高くなるお尻の位置(三角形の2つの頂点)を先に確定させます。
次に、頭とお尻の間に、背中がぐっとしなるようなライン(伸びる部分と縮む部分)を描いて胴体を繋ぎます。
前足は思い切り前へ突き出し、後ろ足はお尻から地面へ伸ばします。

体全体に力が入る姿勢のため、目はギュッと閉じるように描くとより説得力が出ます。しっぽは猫の感情に合わせて、ピーンと立てたり曲げたりして描き分けましょう。

丸まっている猫を描くときは、パーツから描くのではなく、体全体が収まる大きな丸を最初に決めましょう。
まず大きな円を描きます。外枠を先に作ることで、体が丸からはみ出さずにきれいな球形にまとまります。

大きな丸の中に顔を配置します。丸まって顔を体に埋めているときは、上から見たときのゆるやかな三角形(おにぎり型)でアタリをとると綺麗に収まります。
大きな丸の輪郭に沿わせるイメージで、体を首周り・胴体・お尻の3ブロックに分けて丸の中に配置していきます。体を折りたたむことで、この3つのパーツが綺麗な曲線を描いて繋がります。

猫が体を丸めると、内側に引き込まれた胸元からお腹周りの毛並みや皮膚がキュッと寄ってシワができます。この内側の折り込みを描き足すことで、体にギュッと力が入って丸まっている説得力が出ます。
しっぽは体にぴったり寄り添わせ、手足はほぼ体の中に隠すように描いていくと、猫特有のコロッとした丸さがより際立ちます。

猫の品種ごとの特徴を押さえることで、イラストの説得力が上がります。ここでは、人気猫種の描き分けポイントを紹介します。
マンチカンは、なんといっても愛らしい短い足が特徴です。
体毛のカラーはさまざまで、長毛種と短毛種がいます。足の短さを強調して重心を低く描くのがポイントです。長毛種を描く場合は、お腹や足元の毛並みをふんわり広げて足先を少し隠すように描くと、よりコロコロとしたシルエットに仕上がります。

アメリカンショートヘアは、元気でスポーティーな印象を与えます。
体にシマ模様を描き込むだけでも、グッとアメリカンショートヘアらしさが出ます。シルバー以外の毛色(ブラウンやレッドなど)を描く際も、この体の丸みに合わせた渦巻き状の模様という基本ルールは同じです。

ペルシャ猫は、気品のあるモフモフとした毛並みが特徴です。
毛並みを描く時は、体の輪郭線をはっきりと実線で描かず、フワフワ感とゴージャスなボリューム感を意識して柔らかいタッチで描いてみましょう。

愛嬌たっぷりのスコティッシュフォールドは、丸さを意識するのがコツです。
顔も体も直線や角を作らず、曲線を中心に構成するように描くことで、スコティッシュフォールドらしい優しくてコロコロとした雰囲気を表現できます。
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アタムアカデミーのオンラインイラスト教室では、猫のからだの描き方を学ぶことができます。
猫の体の基本構造や、失敗しないアタリの取り方といった基本ステップから、立っている・座っているなどのポーズ別、マンチカンやアメリカンショートヘアといった種類別の描き分けのコツまで、猫の体の描き方のポイントを基本から応用まで、講師とやりとりしながら練習できます。
猫の顔については、「初心者も簡単!猫の顔のイラストの描き方」の記事で詳しく解説しています。


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